”就活ってどんな方法でやったらいいんだろう…”
”就活のやり方がわからない…”
本記事では、これらの声に答えていきます。
”就活をしたいけどなにからやっていいのかわからない!”という悩みは普通のことですし、初めての就活は誰だってわからないことだらけです。
本記事で就活の基礎的な方法を学びましょう。

KENMORI
本記事で解説すること
- 就活全般のやり方が分からない方向けが知っておくべき6つのこと
- 就活の履歴書の書き方が分からない方は3つのことが重要
- 就活の面接対策のやり方が分からない方は2つの方法がおすすめ
- 就活で就職先の探し方が分からない方に知ってほしい2つの情報
実体験からこれらを解説していきます。
就活全般のやり方が分からない方向けが知っておくべき6つのこと

まず、就活全般のやり方が分からない方は、以下の6つが就活で必要だと知っておきましょう。
就活全般が分からない方が知るべき6つのこと
- 求人検索
- 自己分析
- 履歴書・エントリーシートの作成
- 会社説明会に参加
- 就活フェアに参加
- 面接対策
細分化するともっとありますが、就活全般が分からない方は上記の6つの存在をまずは理解しましょう。
知っていることもあるかもしれませんが、順に解説します。
1:求人検索
就活を始める為には、応募する(または応募できる)求人を知らなければ始まりません。
応募したい求人がない状態で就活を始めるのは、ゴールのないマラソンと同じです。
これらの就活サイトで実際に求人検索をしてみると、求人が何千件や何万件ヒットします。
しかし、就活サイトは就活サイトごとに掲載されている求人が異なります。
さらに、あまり知られていないマイナー就活サイトのほうが穴場的な求人が見つかる可能性が高いです。
求人検索についての情報は『就活で就職先の探し方が分からない方に知ってほしい2つの情報』で解説しているので、すぐに知りたい方はタップしてください(該当箇所に飛びます)
2:自己分析
『自己分析』と聞くと、面白くなさそうであまりやる気が起きないですよね。
なので、最初の自己分析は軽くやるだけでいいです。
軽い自己分析
- 「興味のある業種はなんだろ?」
- 「地方を転々とする仕事は無しかなぁ…」
- 「性格的に1人で黙々とする作業がいいかなぁ?」
- 「今まで経験したアルバイトで楽しかったのってなんだろ?」
上記のように、自分の興味のあることや「働くなら転勤は無いほうが良いかな?」など自己分析を軽くしてみてください。

軽い自己分析で何が分かるの?
と疑問の方がいるかもしれませんが、軽い自己分析だけでも応募する求人はだいぶ絞られます。
自己分析が軽く済んだ方は、
- 自己分析ワークシート活用 – 厚生労働省
- Lognavi
(無料iPhoneアプリです)※Androidの方はこちら
を活用して、自己分析を深掘りしていきましょう。
3:履歴書・エントリーシートの作成
就活生の場合、職務経歴書は不要ですが履歴書は必須です。



履歴書とかES(エントリーシート)って手書きが良いの?
と疑問の就活生の方。
手書きかパソコンで作成するかは企業の募集要項などに従うのがベターです。
【パソコンで作成してください】と指示があるにも関わらず、手書きで作成したりするのは絶対にやめましょう。
手書きのほうが印象が良いと思いがちですが、企業側はパソコンデータのほうが都合が良いから指示をしています。
というのも、パソコンで作成された履歴書やES(エントリーシート)は以下のようなメリットがあります。
パソコンで作成された履歴書やES(エントリーシート)のメリット
- PCデータのほうが管理が楽
- 手書きよりも文字が見やすい
- データだといつでも受け取ることが出来る
履歴書のおすすめの作成方法は後に詳しく解説します。
4:会社説明会に参加


上記の画像は、リクナビが2023年卒の就活生229人に【会社説明会に参加した理由・目的を教えてください。】と質問したアンケート結果です。
その結果では、『仕事内容について知りたかったから』や『職場の雰囲気を知りたかった』などが上位に来ています。
しかし、『なんとなく参加した』という就活生も少なからずいます。
就活全般のやり方が分からない就活生は、会社説明会になんとなく行くのも有効です。
なぜなら、会社説明会に行くことで就活の雰囲気を肌で感じることができます。
就活の雰囲気を感じることで、就活のモチベーションが上がるはずです。
5:就活フェア(イベント)に参加


就活フェアや就活イベントは様々なものがあります。
- 合同企業説明会
- インターン&業界研究イベント
- エントリーシート対策セミナー
- グループディスカッションセミナー
- 特定の業界に特化したオンライン説明会
など、就活生に特化した色々なイベントが開催されています。
就活のやり方が分からない場合は、これらの就活フェアやイベントに参加してみるのもおすすめです。
特にMeetsCompany
さらに、同世代の就活生とも交流する機会になるので、それはそれで楽しいです。
6:面接対策
アルバイトの経験などがある方は、面接の経験がありますよね。
しかし、面接を1度も経験したことがない就活生からすると、



面接対策ってそもそもなに?
という感じかもしれません。
基本的に面接対策は質問に対する回答を考えることです。
面接する部屋の入退室の方法などは後回しで大丈夫です。(難しくないので当日に覚えられます)
面接対策をするにあたって、20個や30個の質問の回答を考えるのは正直キツイです。
なので、就活のやり方が分からないという段階では以下の3つを考えるだけでOKです。
最初にするべき面接対策
- 自己紹介
- 企業の志望動機
- あなたの長所・短所
これら3つ(厳密には4つですが)を考えてみましょう。
私の経験ですが、上記の3つは就活時の面接でほぼ100%質問されました。
ですが、面接には【これを言ったら100点】という答えがありません。
企業や面接官によって、同じ答えが80点だったり40点だったりします。
とりあえず3つの質問の回答を考えてみて、あとは実際の面接を経験しながら試行錯誤していきましょう。
就活の履歴書の書き方が分からない方は3つのことが重要


就活での履歴書の書き方が分からない方は、
- アルバイトの経歴は書く必要なし
- 手書きで間違えた場合は1からやり直す
- 志望動機・自己PR欄は3つの要素を意識する
上記の3つが重要です。順に解説します。
アルバイトの経歴は書く必要なし
就活での履歴書の経歴に書くことは、主に学校の入学・卒業の経歴です。
アルバイトの経歴を書く必要はありません。
私自身、新卒時には就活を経験しましたが、1度もアルバイト経験を記載しませんでした。
特にそれで問題なかったですし、書類選考は結構な確率で通過できました。
企業側は就活生のアルバイト事情に、そこまで興味がないケースが多いです。
手書きで間違えた場合は1からやり直す
先ほども解説しましたが、履歴書を手書きで作成するか否かは企業側の指示に従いましょう。
しかし、手書きで履歴書を作成した場合は【戻るボタン】がない為、間違えた場合は1からのやり直しです。
修正液・修正テープ・二重線・訂正印など、どれもNGです。
かなりめんどうですが、これが日本の就活のベターなやり方です。
履歴書の注意事項はハローワーク履歴書作成の注意点の記事が参考になるので、興味のある方はぜひ。
志望動機・自己PR欄は3つの要素を意識する
志望動機・自己PR欄は、就活生問わず履歴書の最重要欄です。
その為、志望動機・自己PR欄には以下の3要素を意識することをおすすめします。
- その企業を選んだ理由
- あなたの経験・スキルのアピール
- 入社後の意欲
志望動機・自己PR欄自体はそこまで大きくないので、上記の3要素をすべて記載するのは難しいかもしれません。
ですが、出来るだけ頑張って記載しましょう。
この履歴書の書き方が分かれば、就活生の履歴書の書き方はほぼマスターしたも同然です。
余談ですが、厚生労働省は令和2年から履歴書の様式を変えています。
令和2年7月に日本規格協会が、JIS規格の解説の様式例から履歴書の様式例を削除したため、厚生労働省で新たな履歴書の様式について検討を行い、事業主の皆様に広く参考にしていただくための様式例(厚生労働省履歴書様式例)を作成しました。
引用:新たな履歴書の様式例の作成について – 厚生労働省



先輩から使わない履歴書をもらった!ラッキー!
という就活生は古い様式の履歴書ではないかを確認しておきましょう。
おすすめの就活ツール
就活の面接対策のやり方が分からない方は2つの方法がおすすめ


就活の面接対策のやり方が分からない方は、
- 就活での質問内容をほぼ全て把握する
- 実際に面接を受けてみる
こちらも順に解説します。
就活での質問内容をほぼ全て把握する
就活での質問内容を全て把握するのは不可能です。
その為『ほぼ』全ての把握が限界です。(本記事内でも全ての質問内容を紹介するのは不可能です)
就活生が面接で質問される例は以下です。
就活生が面接で質問される例
- 「自己 PR をしてください」
- 「あなたの長所・短所はどこですか?」
- 「学生時代に一番力を入れてがんばったことは何ですか?」
- 「学生時代に困難だったことは何ですか?それをどのように乗り越えましたか?」
- 「あなたの研究内容もしくは専攻分野について教えてください」
- 「どうして今の研究や専攻を選んだのですか?」
- 「学生と社会人の違いは何だと思いますか?」
- 「なぜこの業界に就職を希望しているのですか?」
- 「あなたが就職先に求めることはどんなことですか?」
- 「最近気になっているニュースや出来事はありますか?」
ざっくりと10個の質問を挙げましたが、細分化するとその数は膨大です。
なので、1日に1個でいいので質問の回答を対策し、少しずつ前進していくことをおすすめします。
以下の本は就活の面接に特化しているので、ぜひ参考にしてみてください。
実際に面接を受けてみる
就活の面接対策が分からない方は、実際に面接を受けてみることをおすすめします。
正直、この方法が一番おすすめです。
というのも、先ほど紹介したような面接での質問をほぼ全て対策しようとするとキリがありません。
さらに、面接官を前にすると事前に頭の中にあった回答はどこかに飛びます。
つまり、面接という場の緊張で回答を忘れるということです。
就活生が面接対策で1番にすべきことは、面接という場に慣れることです。
まだ入社していないのであれば、目の前にいる面接官はただの見知らぬおじさん(またはおばさん)です。
そのように考えることで、面接官の質問にスムーズに答えられますし、



面接なんてただの会話だ!
と思えれば、面接の質問を事前に対策しなくても答えられます。
企業には失礼ですが、あなたの志望度が全くない企業の面接を受けてみましょう。
面接に慣れると、驚くほどに面接通過率が上がります。(実体験)
就活で就職先の探し方が分からない方に知ってほしい2つの情報


就活で就職先の探し方が分からない方は、
- 大手の就活サイトは学歴フィルターがある
- マイナーな就活サイトは穴場的な求人が見つかる可能性が高い
という2つの情報があります。こちらも順に解説します。
大手の就活サイトは学歴フィルターがある
就活で就職先の探し方が分からない方でも、大手の就活サイトは登録済みかもしれません。
ですが、大手の就活サイトには学歴フィルターがあることが多いです。



学歴フィルターってなに?
学歴フィルターとは、
- AさんがC企業の会社説明会に応募しようとしたら満席の表示
- BさんがC企業の会社説明会に応募しようとしたら空席の表示
といった具合です。
この学歴フィルターは大手就活サイト+大手企業に見られる傾向です。
というのも、大手企業は就活生からの応募が殺到します。
その状況で書類選考を行うのは手間が掛かります。
なので、事前に学歴フィルターを張っておいて、書類選考の手前で学生を落としておくということです。
企業側の都合もあるので、良し悪しは個人の判断ですが、マイナーな就活サイトはそういった学歴フィルターがありません。
マイナーな就活サイトは穴場的な求人が見つかる可能性が高い
マイナー就活サイトではキャリアチケットスカウト
これらは学歴フィルターがないので、あなたの応募したい企業が簡単に見つかるかもしれません。
さらに、マイナー就活サイトは
- 穴場的な求人が見つかりやすい
- 競合の就活生が少ないので選考が通りやすい
という大きなメリットがあります。
まず、本記事の冒頭でも解説しましたが、就活サイトは就活サイトごとに掲載されている求人が異なります。
その為、広告費などの問題で大手就活サイトに掲載できなかった企業は、マイナーな就活サイトに掲載します。
さらに、マイナーな就活サイトは登録者が大手就活サイトよりも少ないです。
なので、マイナーな就活サイトに掲載されている求人に応募する就活は必然的に少なく、選考が通りやすいです。
就活のやり方が分からない方が知るべき6つのこと【面接や就職先の探し方】:まとめ


本記事では下記を紹介しました。
- 就活全般のやり方が分からない方向けが知っておくべき6つのこと
- 就活の履歴書の書き方が分からない方は3つのことが重要
- 就活の面接対策のやり方が分からない方は2つの方法がおすすめ
- 就活で就職先の探し方が分からない方に知ってほしい2つの情報
最後まで読んでいただきありがとうございます。
新卒の就活時は知らない企業や業界を知るチャンスです。
”就活のやり方がわからない”と悩んでいる方は少しずつ行動していき、様々な企業を知っていきましょう。
まったく興味のない会社説明会に行った結果、”意外に良い会社かも”と感じることもあります。
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