”事務職っていうと電話対応とか書類作成かな?”
”未経験でも中途で事務職に転職出来るの?”
本記事ではこれらの疑問に答えていきます。
事務職というと女性のイメージですが、男性も事務職で働きたい方は多いと思います。
この資格がないと働けない!という制限が事務職にはありませんが、必要なスキルはあります。
本記事で解説すること
- 事務職の種類
- 事務職のやりがい
- 事務職の必要スキル
本記事ではこれらの解説をします。
最初に申し上げておくと、事務職の種類は多くあり、意外と細分化されています。
目次
事務職は未経験でも転職出来る【特に20代の方】
結論ですが、事務職は未経験でも転職出来ます。
転職サイトで確認してもらえれば分かりますが【未経験可】となっている事務職の求人は少なくないです。
資格は特に必要とせず、wordやExcelの基本操作が出来れば問題ありません。
事務職は20代が転職しやすい職種
なぜなら、多くの会社が長期雇用を目的とした採用をしているからです。
【長期雇用の為、35歳以下限定】などの年齢制限を設けている求人もあります。
事務職は今も昔も人気の職種です。
その為、事務職の倍率は高く【未経験可】の求人でも経験者の応募があれば基本的に経験者を採用します。
しかし、20代の内なら事務職未経験でも採用される確率は高いです。
非正規雇用を選ぶ20代が増えている中で、20代の正社員採用は多くの会社の課題です。
未経験だけど人気職種の事務職で働いてみたいという方は、20代の今が大きなチャンス。
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【意外と知らない】事務職の種類
事務職の種類は意外に多いです。
- 一般事務
- 営業事務
- 総務事務
- 人事事務
- 法務事務
- 貿易事務
事務はそれだけではなく、他の業務との複合も進んでいる。営業職を含めた営業事務、医療を含めた医療保険事務、人事を含めた総務、経理を含めた簿記、介護を含めた介護事務などである。
引用元:事務 | wikipedia
どの事務職がやりたいのかをまずは明確にしましょう。
①、一般事務
一般事務の仕事内容は、会社の規模感によって異なります。
通常の業務としては以下となります。
業務内容
- パソコンを使用してのデータ入力
- 書類作成、整理
- 伝票の作成、整理
- 電話応対、メール対応
- 来客対応
といった業務が主ですが。
会社の規模が小さいと、以下の業務が加わる場合があります。
・商品の受注発注、在庫や納期の確認などの営業事務の仕事
・株主総会や役員会の運営、社内の備品管理などの総務事務の仕事
・給与の計算や勤怠管理などの人事事務の仕事
・顧問弁護士やりとりや公式文書の管理などの法務事務の仕事
といった他の事務の仕事をする場合もあります。
一般事務の求人に応募する際には、仕事内容の確認は絶対にしましょう。
”人事の仕事やるなんて、聞いてないよー”とならないように。
②、営業事務
営業事務の仕事は、営業をサポートする仕事が主な業務です。
業務内容
- 見積書や請求書の作成
- お客様に説明する際に使用する資料の作成
- お客様に対する問い合わせやクレーム対応
- 商品の受注や発注
- 在庫や納期の確認
営業と二人三脚とまでは言いませんが、営業担当者の指示に従って業務を行うことは多いです。
社内よりも社外の方とのやり取りが多いのも特徴です。
③、総務事務
総務事務は、社内に関することを整備・管理をするといった業務です。
業務内容
- 株主総会や役員会の運営
- 社内の備品管理
- 社長(代表)宛の電話の取次
- 社内の空調や防災設備の管理
- 社会保険や住民税などの各種手続き など
社内のインフラ整備といったところでしょうか。
その他には、社内の行事の運営や社員寮がある会社は、その施設管理も業務に含まれます。
④、人事事務
人事事務は、他の事務よりも社内外問わず『人』とのコミュニケーションが多い業務です。
業務内容
- 勤怠管理
- 採用業務
- 教育業務や研修業務 など
採用業務に関して具体的に言うと、面接の日程調整や求人サイト運営者とのやりとり、就活フェアや転職イベントに出席する場合もあります。
⑤、法務事務
法務事務は、契約関連の書類作成または管理が主な業務です。
業務内容
- 顧問弁護士とのやりとり
- 公式文書の作成及び管理
- 個人情報保護契約などの各種契約書の作成
- コンプライアンス(法令遵守)に関する書類作成 など
基本的に法務事務は、実務経験がある方か法律関連の勉強をした方が応募可能な業務です。
法務事務で【未経験可】とする求人はかなり少ないのが現状です。
事務職未経験で法律関連の知識がない方には、法務事務のハードルはなかなか高いです。
⑥、貿易事務
貿易事務は、英語をはじめとする語学力が必要な業務です。
業務内容
- 貿易書類の作成
- 輸出入の許認可の手続き
- 船積み、通関手続きの指示
- 海外の取引先との連絡 など
『貿易』なので、海外の方とのやりとりは多いです。
その為、英語をはじめとする語学力は絶対に無くてはならないスキルです。
さらに、輸出や輸入に関する知識も必要となり、貿易に関する法律の専門知識も必要です。
【未経験】の方の募集も稀に存在しますが、語学力があることや海外留学経験または輸出や輸入の知識を有していることを証明出来ないと厳しいです。
このように事務職にも色々と種類があります。
事務職に転職する際は、業務内容をしっかり確認しましょう。
おすすめ転職エージェント
- パソナキャリア
【公式】
https://www.pasonacareer.jp/
対象年齢はないので、20代以外の30代〜50代も利用可能。 - キャリアスタート
【公式】
https://careerstart.co.jp/
20代の転職に強い転職エージェントです。 - 就職Shop
【公式】
https://www.ss-shop.jp/
就職Shop経由の応募は書類選考が免除されます。
【未経験の方が知りたい疑問】事務職ってやりがいあるの?
正直、なんとも言い難いです。
ネット上で調べてみると、
”やりがいが感じられなくて辞めた"
という声が多い気がします。
実際にGoogleの検索で【事務職 やりがい】と調べると【事務職 やりがいがない】と候補が出ます。
【事務職 やりがいがある】という候補は出ません…。
私は事務職の経験がありますが、やりがいがあるかというと、多少は感じられたかなくらいです。(なにより業務が楽だった。)
反対に、事務職はやりがいを感じる職種です!と伝えているサイトも存在します。
間違ってはいないと思いますが、必ずしもやりがいを感じる!とは言えない気がします。
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【未経験者は慣れていけばOK】事務職の必須スキル
事務職はwordやExcelの基本的なPC操作に加えて、以下の業務が必須になります。
業務内容
- 電話スキル
- コミュニケーションスキル
この2点は必須のスキルです。
未経験の方は徐々に慣れていけば十分です。
”電話が苦手”や”あまり人とコミュニケーションを取るのが得意じゃない”という方には、事務職はあまりおすすめしません。
というのも、先ほど紹介したすべての事務職で、上記2つのスキルは必須だからです。
総務事務も人事事務も電話でのやりとりは必ずあるので、苦手な方は心構えをしましょう。
意外と知らない事務職の仕事内容:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 事務職の種類
- 事務職のやりがい
- 事務職の必要スキル
最後まで読んでいただきありがとうございます。
事務職は人気の職種です。
しかし、未経験可とする企業は多いので、事務職で働いてみたい方はぜひチャレンジしてみてください。
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