”営業に向いてない人の特徴ってなに?”
”営業を辞めたい…”
本記事では、これらの声に答えていきます。
実際に営業職で働いてみると、ストレスに感じることが多々あります。
ですが、営業職のストレスがあまりにも多い方は、根本的に営業職に向いていない可能性があります。
本記事では、営業職に向いていない方の特徴や営業職を辞めたくなってしまう方の特徴を解説します。

KENMORI
本記事で解説すること
- 営業に向いてない・辞めたい12の特徴
- 営業に向いてない・辞めたいという実際の声
- 営業に向いてない・辞めたい方の選択肢
- 営業に向いてない=転職では無い
本記事ではこれらを解説していきます。
【KENMORI転職】の筆者経歴
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
私自身も営業経験がありますが、向いていないと感じたことがあります。
(経歴の詳細は後で解説しています)
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営業に向いてない理由・辞めたい人の特徴

営業に向いてない理由・辞めたいという思う方の特徴は以下です。
- 接待が苦手
- 嘘がつけない
- 出世欲がない
- 時間にルーズ
- NOと言えない
- プライドが高い
- 人と接するのが苦手
- 残業に耐えられない
- 計画を立てるのが苦手
- 理不尽な事に耐えられない
- ノルマに追われるのが無理
- ノルマの為だけに売ることが出来ない
順に解説しています。
接待が苦手
営業職の種類や業界にもよりますが、営業には接待が伴う場合があります。
接待の目的は、営業先との信頼関係を作るためが第一です。
そして、その為には、営業先の方がリラックスして楽しんでもらうことが必要になってきます。
お酌をしたり、その場の空気を読んで動く必要があります。
しかし、接待が苦手な方はそういった行動が苦手です。
さらに、企業は接待の費用については会社の経費でまかなってくれますが、個人の残業代は出ません。
接待が苦手な方の中には、”接待も仕事なんだから残業代出してよ…”と思う方も多いはずです。
嘘がつけない
営業職には嘘が必須とまでは言いませんが、嘘が必要な場面は少なくありません。
嘘をつくメリット
- 嘘をつくことでノルマが達成出来る
- 嘘をつくことで社内の評価が上がる
- 嘘をつくことでお客さんを他社に取られない
など、営業で嘘をつくことは様々なメリットが得られます。
しかし、営業に向いてない方や営業を辞めたい人は、嘘をつくことにうんざりします。
さらに、嘘がつけても、その嘘がバレやすい方も営業職には向いていません。
中には、

嘘を言っている訳ではない!セールストークをしているだけだ!
という方もいますが、営業での嘘をポジティブに変換しているだけです。
嘘に変わりありません。
出世欲がない
出世欲がない方は、営業に向いてないとされています。
営業職は事務職などと違い、個人の成果が分かりやすいです。
その為、成果を出せば出すほど、会社からの評価もされやすい職種です。
営業職の給料
- 固定給の営業職
- 出来高で給料が決まる営業職(歩合制)
どちらの営業職でも、成果を出せば評価が貰えますし、出世していきます。
しかし、出世欲のない方は、会社の評価にも興味がありません。
さらに、”生活の必要な最低限の給料さえ貰えれば満足”という方も少なくありません。
その結果、より一層の成果を求める会社と現状維持で十分といった出世欲の無さがぶつかります。
対立した2つのぶつかりが激しくなると、営業職を辞めたい気持ちが湧いてきます。
時間にルーズ
時間にルーズな方は、どの仕事でも苦労すると思いますが、もちろん営業職にも不向きです。
営業先や顧客との約束の時間を守るのは常識です。
特に営業職は、
- 何時にこの場所であの人と契約を交わす
- 何時にあの場所であの企業にプレゼンをする
など、時間と場所と人がセットになっていることがほとんどです。
”予定の時間に遅れてしまった!”ということが続くと、営業先や顧客の信頼が無くなります。
人間は失敗が続くと自信が無くなってきます。
営業も同様で、失敗が続くと自信が無くなり”営業職を辞めたい…”と思い始めます。
NOと言えない
営業職も、時には「NO」と言うことが必要になります。
例えば、こちらは商品Aを営業先に100万円で売りたいが、営業先からは65万円なら買うと言われた場合。
さらに、この商品Aは仕入原価が70万円だとすると、売れば売るほど赤字です。
特別な理由
- 長年の付き合いがある営業先
- 赤字でも今後の繋がりの為に売ったほうが得
など、特別な理由がなければ「NO」と言わなければなりません。
しかし「NO」と言えず65万円で契約をしてしまった場合、会社に戻ると「なぜこの金額で売ったのか」と問い詰められます。
「NO」と言いたくても言えない方は、営業職に向いてないかもしれません。
プライドが高い
プライドが高い人=営業職に向いてない、という訳ではありません。
プライドが高く、さらに人の意見が聞けない方は、営業職には向いていません。
どの職種や業種でも、会社の上司や同僚から色々な意見を言われます。
営業職もそこは同じです。
しかし、別の職種と少し異なるのが、営業先や顧客からも意見を言われるケースが多いことです。
プライドが高く、人の意見を聞けない方でも、反論をせずにその場を収めようとするはずです。
しかし、この方からするとこの行為は大きなストレスになります。
当然ですが、過度なストレスは仕事のモチベーションを下げます。
本来はプライドが高く、人の意見が聞けない場合は、ストレス過多で営業職を辞めたくなってしまいます。
人と接するのが苦手
人と接するのが苦手な方は、営業職に向いてないとされています。
その理由は、営業職は人と接することが仕事といっても過言ではない為です。



そもそも、人と接するのが苦手な人が営業職で働こうと思わないでしょ(笑)
と思う方。
人と接するのが苦手かどうかは、営業職として仕事をしてみないと意外に気付けません。
得意なこと
- 人と話すのが好き
- 誰とでもすぐに仲良くなれる
という方も、営業職として働いてみると全く結果が出せない場合もあります。
そして、その方の中には【赤の他人と接するのは苦手だった】と気付くケースもあります。
営業職はビジネスとして人と接することが多いので、私生活で人と接するのとでは状況が異なります。
残業に耐えられない
営業職は、企業によって残業の多さが異なります。
残業が全く無いという営業職は少なく、営業職=残業有りと考えても間違いではありません。
そして、営業職に付きものの残業に耐えられない方は、営業職に向いてないかもしれません。
残業をする理由
- 残業代を稼ぐため
- 仕事が溜まっている
- ノルマを達成するため
- 先輩社員より先に帰るのは気まずい
など、残業をする理由はその時の状況によっても異なります。
個人的には、残業に耐えられない=営業に向いていないとは思いません。
ですが、残業のせいで私生活の時間を奪われてしまった結果、営業職が辞めたくなるという気持ちは分かります。
計画を立てるのが苦手
営業職は計画性が重要です。
営業計画
- ノルマをどこで稼ぐか
- どこに営業をかけていくか
- いつ誰と何時に契約をするか
- どのタイミングで商談をするか
など、営業職はまず計画を立ててから、実行に移していきます。
計画を立てることが苦手な方にとって、営業職はかなりハードルの高い職種です。
計画を立てず適当に営業をして成果が出れば良いのですが、そう簡単ではありません。
計画を立てるのが苦手な方は、成果を出すことも難しい為、会社や上司からの圧力を受けやすいです。
その結果、”営業は向いてないから辞めようかな…”と考えてしまいます。
理不尽なことに耐えられない
営業の仕事は、社内・社外問わず、様々な人と関わります。
特に、営業先や顧客の中には、理不尽なことや理不尽な要求をしてくる方もいます。(社内にもいる場合があります)
理不尽なこと
- 前に話したことが変更されている
- 無茶なスケジュールを要求される
- こちらに非がないのにクレームを受ける
など、理不尽なことには様々なケースがあります。
営業職は関わる人数の分母が多いです。
その結果として、理不尽なことを言う分子も増えます。
理不尽なことを言われるのにも、限界があります。
営業職の退職理由で”理不尽なことに耐えられない”という方は少なくないはずです。
ノルマに追われるのが無理
先ほども少し解説しましたが、営業職にはノルマがあります。
営業のノルマ
- 個人のノルマ
- チームのノルマ
- 会社全体のノルマ
といったように、会社によっては個人ノルマが無い場合もあります。
しかし、いづれにしても営業職は何かしらのノルマを課せられます。
ノルマが達成出来なかった場合には、達成出来なかった理由や営業行動の分析などが求められることがあります。
会社によっては、上司から長時間怒鳴られる場合もあります。
このように、ノルマが達成出来なければ、会社や上司からなんらかの圧力が掛かります。
営業職はノルマを達成することが仕事です。
ノルマに追われるのは無理という方は、営業職に向いてないかもしれません。
ノルマの為だけに売ることが出来ない
営業職はノルマを達成することが仕事です。
その為、時にはノルマの為だけに商品を売ることになります。
ノルマの為だけに売る
- 現物を見たことがない商品
- 食べたことのない自社商品
- 1度も使ったことのない自社製品
など、営業職はこれらを売らなければいけない場合があります。
先ほど解説した『嘘をつくこと』に近いです。
自分自身が1度も使ったことのない商品を売った結果、ノルマを達成して喜ぶ方もいます。
しかし、自分自身が1度も使ったことのない商品を売ってノルマを達成して、虚しく感じる方もいます。
後者の方は虚しさに耐えられずに営業職を辞めたくなってしまいます。
営業に向いてない・辞めたいという実際の声


営業に向いてない・辞めたいという方は調べてみると結構多いです。
その実際の声が以下です。
営業に向いてないって自分でも思う
営業に向いてないという声です。
どの仕事も同じですが、営業にも向き不向きがあります。
毎日サボることしか考えてない
企業によって異なりますが、営業職は比較的サボりやすい職種です。
営業職のサボりエピソードが知りたい方は下記記事を覗いてみてください。
>> 営業のサボりは当たり前?【様々なエピソードや癖の悪影響とは】
営業向いてないから辞めたい
営業に向いてないと感じるとすぐに辞めたいですよね。
どうしても辞めさせてもらえない場合は、退職代行といった方法もあります。
営業の外回りで周りの目が気になる
営業の外回りなどがしんどいといった声です。
このように、少し調べるだけでも多くの声が出てきます。
営業に向いてない・辞めたいと思うのはあなただけではありません。
おすすめの転職ツール・キャリア相談
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営業に向いてない・辞めたい方の選択肢


営業に向いてない・辞めたいという方は今後どうしていくのかを考えている最中かもしれません。
特に変わった方法はありませんが、いくつかの選択肢を解説します。
数字が取れなくて辞めたいのであれば、営業スキルを高める
営業職は売り上げや数字を取ることが第一です。



数字が取れないから辞めたい…。
という方は営業スキルを高める方法をまずは試してみるのも有りです。
営業スキルを高める方法
- 成績の良い先輩の真似をする
- なぜ数字が取れないかを徹底的に分析
- 営業トークの実践練習
など、営業スキルを高める方法は様々です。
部署異動をお願いする
営業が向いてない・辞めたいという方は部署異動も選択肢の一つです。
当然人には向き不向きがあるので、営業ではなく事務のほうが向いていたということはあり得ます。
ですが、部署異動を願い出るのはなかなかの勇気が必要です。
退職を切り出すのとは訳が違いますが、”ここにはいられない”といった意味合いでは同じです。
退職または転職
営業職に向いてない・辞めたいと思う方は、別の職種への転職を検討してみましょう。



とりあえず今の営業職から離れて、ゆっくり考えたい。
という方は、まずは退職だけするという選択肢も有りです。
ちなみに、空白(ブランク)期間があっても転職は出来ます。(詳しくはブランク(空白)期間に何もしてない方の面接対策【半年や1年なら問題なし】で解説しています)
私も営業職をしていましたが、退職して別の職種に転職をしました。
営業に向いてないと思い、辞めた結果


冒頭に紹介した経歴の中で、私も営業職の経験があります。
営業職で働く中で、私自身も”営業に向いてないなぁ…”と思うことがありました。
- 出世に興味がない
- ノルマが未達でも最低限の給料が貰えたらOK
- 自分が使ったこともない商品を売るのは詐欺ぽいな…
これらの理由が積み重なり、結果的に営業職を辞めてしまいました。
しかし、辞めた結果”詐欺っぽいなぁ…”と思いながら働くことがなくなりましたし、嘘をつきながら働かなくても済むようになりました。
営業職に向いてない=転職という結論ではない
先ほども解説しましたが、営業職に向いてない=転職という結論だけではありません。
どの職種でも同じですが、営業職も長年務めることで、その環境に慣れてきます。
辛かったことや辞めたいと思っていた感情は、時間を重ねることでいつしか無くなっていることがあります。
転職をしたければして良いですし、したくなければ残るべきです。
先ほども紹介しましたが、【コミュトレ】営業・提案コース
どの選択をするかは人それぞれです。
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営業に向いてない・辞めたいと感じる12の特徴【3つの対策】:まとめ


本記事は下記を紹介しました。
- 営業に向いてない・辞めたい12の特徴
- 営業に向いてない・辞めたいという実際の声
- 営業に向いてない・辞めたい方の選択肢
- 営業に向いてない=転職ではない
最後まで読んでいただきありがとうございます。
営業職にも向き不向きがあります。
しかし、仕事の大半が実際にやってみないと自分に向いている仕事なのかわかりません。
仕事選びに挑戦と失敗は付きものです。
>> 短期離職ってどのくらいの期間?【もう転職出来ないし人生の終わり?】