”第二新卒の転職はやめとけなの…?”
”第二新卒の転職はやめとけと言われる理由が知りたい!”
本記事では、これらの声に答えていきます。
第二新卒の転職はやめとけと言われることがあります。
実際、私は人材会社で働いていたので、第二新卒の採用に関する企業側の意見も本記事で解説します。
KENMORI
本記事で解説すること
- 第二新卒で転職はやめとけと言われる理由
- 第二新卒ってそもそもなに?【新卒と中途採用の違い】
- 第二新卒の転職で失敗する可能性が高い人
- 第二新卒の転職で成功する可能性が高い人
- 第二新卒の転職をやめない!成功する為の具体的な方法
本記事ではこれらを解説していきます。
第二新卒で転職を始めた方は、第二新卒に特化した転職サイト・エージェントを使うべきです。
以下で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひ。
>> 【2023年最新】第二新卒におすすめの転職サイト・エージェント
第二新卒で転職はやめとけと言われる理由
第二新卒の転職はやめとけと言われる理由は以下です。
- 第二新卒=短期離職だからやめとけ
- 第二新卒は実績・スキルが無いから転職に失敗する可能性が高い
- 企業は第二新卒よりも即戦力を求める
順に解説します。
第二新卒=短期離職だからやめとけ
先ほども解説しましたが、第二新卒は新卒入社から2年〜3年ほど働いた方を指すことが多いです。
結論として、2年〜3年ほど働いた程度だと、企業側は短期離職と判断します。
これが、第二新卒の転職はやめとけと言われる1つの理由です。
ですが、
え、でも、3年は我慢すれば良いみたいなの聞いたけど?
という方がいるかもしれません。
確かに『石の上にも3年』といった言葉があるように、3年働くと企業側は一定の評価をしてくれます。
ですが、3年程度では短期離職と判断する企業が多いのが現実です。
実際に私は人材会社で働いていましたが、3年程度の経験では多くの企業が短期離職と判断していました。
第二新卒での転職=短期離職での転職=第二新卒での転職はやめとけ
という構図(式)になります。
第二新卒は実績・スキルが不足してるから転職に失敗する可能性が高い
第二新卒の転職はやめとけと言われる理由の2つ目は、実績やスキルの問題です。
第二新卒の方は、他社でバリバリ成果を出せるようなスキルが不足していることが多いです。
こうなってくると、転職活動でアピール出来る部分がかなり薄くなります。
新卒時の就活では『新卒』というブランドが大きな武器でした。
しかし『第二新卒』というブランドはそこまで大きな武器になりません。
企業側からすると、新卒もしくは実績やスキルが十分に備わっているベテランを採用したい可能性が高いです。
これは、第二新卒の転職はやめとけと言われる理由の1つです。
企業は第二新卒よりも即戦力を求める
第二新卒の転職はやめとけと言われる3つ目は、企業側が求める人材にマッチしないことです。
以下は厚生労働省からの出典で、中途採用に関する記載です。
採用選考の際に重視する項目として、新規学卒者枠では熱意・意欲が、中途採用者枠では実務経験が最も重視されている。第二新卒者枠は新規学卒者枠に準じた傾向があるが、実務経験等をより求める傾向も見られる。
引用:若年者雇用を取り巻く現状 – 厚生労働省
上記の出典にもある通り、第二新卒者枠は新卒と同じような枠です。
しかし、企業側は第二新卒に一定の経験・スキルを求めることがあります。
テレビCMやYoutube広告などで
「即戦力採用ならビ○リーチ!!」
といった宣伝を耳にしたことはありませんか?
このCMにもあるように、中途採用をするなら即戦力を採用したいと考えている企業は少なくありません。
となると、第二新卒が即戦力と言えるかは微妙なところですよね。
つまり『まだ、即戦力にならない第二新卒の転職はやめとけ』ということです。
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第二新卒ってそもそもなに?【新卒と中途採用の違い】
第二新卒とは、一般的に新卒で初めて就職した会社を短期間(通常は1~3年以内)で退職し、再度転職活動を行う人々を指す言葉です。
厚生労働省の一部のデータでは、第二新卒の定義は以下のような方となっています。
「第二新卒者」とは、学校(高校、専門学校、短大、高専、大学、大学院)卒業後、おおむね3年以内の者。
引用:若年者雇用を取り巻く現状 – 厚生労働省
しかし、上記の出典には”それぞれの企業の中で第二新卒の定義がある場合にはその定義によるものとし…”という記載もあるので、第二新卒という定義は曖昧なものです。
年齢で言うとおおよそ25歳〜26歳くらいといった感じです。
第二新卒と新卒採用と中途採用の違い
第二新卒と新卒と中途採用の違いは以下などが挙げられます。
- 第二新卒:第二新卒は、新卒で就職したものの短期間で退職し、再び転職活動を行う人々を指します。新卒のフレッシュさと、短期間ではありますが働いた経験があるため、中途採用よりも柔軟性がありながらも、一定の業務経験やスキルが期待されることが多いです。
- 新卒採用:大学や専門学校を卒業したばかりの未経験者が対象です。新卒者には業界や業務に対する先入観が少なく、柔軟な思考が可能です。企業側も、新卒者を長期的な視点で育成することを前提にしています。総合職として採用されるケースが多いのも新卒採用の特徴です。
- 中途採用:一定の業界や業務経験を持つ人材が対象です。中途採用の場合、即戦力としての期待が大きく、特定のスキルや経験を有する人材が求められます。多くの場合、募集要項には具体的なスキルセットや経験年数が明記されています。
上記にもありますが、第二新卒の方は中途採用の方よりも「柔軟性」があります。
第二新卒は経験やスキルが不足しているからこそ、中途採用の方よりも様々な知識を吸収する余地があります。
その部分を企業側も評価します。
第二新卒の転職のメリットとデメリット
第二新卒はやめとけと言われるのは、当然デメリットがあるからです。
しかし、第二新卒の転職にはメリットもあります。
以下は、第二新卒の転職のメリットとデメリットです。
第二新卒の転職のメリット | 第二新卒の転職のデメリット |
---|---|
社会人経験者としての評価される スキルや知識が不十分な点が評価される 「第二新卒枠」という独自の採用枠がある | 研修制度の不足 社内での立場が難しい 「またすぐ辞めるんじゃないか」という懸念 |
企業によっては「第二新卒枠」という、独自の採用枠を設けている場合があります。
この採用枠は文字通り、第二新卒の方しか入ることができません。
限られた採用枠の中で転職活動を進められるのは、大きなメリットです。
しかし、第二新卒者の多くは新卒で入社した会社を3年前後で辞めています。
その事実は企業の採用担当者に、
採用してもすぐ辞めるんじゃないか?
という疑念を持たれます。
このように、第二新卒の転職及び転職活動にはメリットとデメリットがいくつか存在します。
第二新卒で転職する方は毎年数万人以上
上記は厚労省の新規学卒就職者の離職状況というデータですが、新卒入社から3年以内の離職率は30%前後です。
別データでは年度によって微妙な誤差はあるものの、毎年約3人に1人が新卒で入社した会社を短期離職しています。
離職者数で言うと、毎年10万人以上が新卒入社から3年以内に退職をしています。
当然、この方達全員が第二新卒として転職活動を始めることはありません。
ですが、毎年かなり多くの方が、第二新卒として転職をしていることは間違いありません。
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第二新卒の転職で失敗する可能性が高い人
「第二新卒はやめとけ」と言われても、第二新卒での転職に成功する人がいるのも確かです。
しかし、反対に第二新卒の転職で失敗する人もいます。
以下は、第二新卒の転職で失敗する可能性が高い人の特徴です。
- 大手企業ばかり狙う転職活動
- 正社員になることがゴールになっている
- 「20代だから余裕」という自信過剰
こちらも順に解説します。
大手企業ばかり狙う転職活動
第二新卒の転職で大手企業を狙うこと自体は否定しません。
というのも、第二新卒の中には大手企業への転職を成功させる方がいます。
ですが、第二新卒で大手企業への転職を成功させる方というのは
- 他人には無い特別なスキルを持っている
- 学生時代の実績が非常に優れている
- 新卒入社した会社での経験が極めて豊富
など、大手企業への転職を成功させる明らかな理由があります。
しかし、上記などの特徴がなく、大手企業ばかり狙うと第二新卒の転職は失敗します。
ここで言う失敗というのは、転職先が一向に決まらないということです。
正社員になることがゴールになっている
第二新卒の中には、
周りの友達がみんな正社員として頑張っている…。
という環境の方がいるかもしれません。
そして、そのような環境だと「私も正社員に早くならないと!」と焦ってしまいます。
これだと正社員になることがゴールになっているので、第二新卒の転職で失敗する可能性が高いです。
この失敗は、正社員になれたとしても
- 早期離職につながる可能性が高い
- ほんとうにやりたい仕事ではないので毎日がつまらない
- サラリーマンに絶望する
といった失敗をする可能性があるということです。
後で詳しく解説しますが、正社員をゴールにするのではなく、あなたが興味のあることなどに関連する仕事をしっかり探すことが重要です。
「20代だから余裕」という自信過剰
第二新卒で転職を考えている方は、ネットやSNSで転職に関する情報を調べるはずです。
そして、それらの情報の中には
「20代の転職は余裕なので安心してください」
といったものもあります。
確かに、第二新卒といった20代で転職することは難しくありません。
ですが、これは書類選考対策・面接対策など、一定の転職活動対策をする為です。
20代の転職は余裕だと思って、転職活動対策を怠ると第二新卒の転職は失敗です。
ここで言う失敗というのは、いつまで経っても内定がもらえないことを指します。
「20代だから余裕」という自信過剰は、そこそこにしておきましょう。
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第二新卒の転職で成功する可能性が高い人
次は、第二新卒の転職で成功する可能性が高い人の特徴です。
- やりたい仕事が明確
- 話が上手い・コミュニケーション能力が高い
- 業界知識が豊富
順に解説します.
やりたい仕事が明確
第二新卒の転職で成功する可能性が高い人の特徴として、やりたい仕事が明確ということが挙げられます。
第二新卒として転職を考える際、多くの人が迷うポイントの一つが「何を基準に企業を選ぶか」です。
その基準が曖昧なまま転職活動を始めてしまうと、なかなか良い結果が得られませんし、転職が出来たとしても早期退職になってしまったりします。
しかし、やりたい仕事が明確な人は、そのようなデメリットが発生しません。
まず、自分が何を求めているのかが明確になると、転職先の企業選びがスムーズです。
例えば、プロジェクトマネージメントに興味があるなら、そのような業務に特化した企業や部署のみを狙うことができます。
次に、面接での自己PRも比較的簡単です。
やりたい仕事が明確であれば、それに対する熱意や意欲が自然と伝わります。
面接官は「この人は我々の会社で何を成し遂げようとしているのか」を明確に理解することができます。
転職活動は単なる【仕事探し】以上のものです。
それは自分自身のキャリア、人生に大きな影響を与える重要な選択です。
話が上手い・コミュニケーション能力が高い
これは特に面接において有利になる特徴です。
話が上手いまたはコミュニケーション能力が高い第二新卒の方は、面接の通過率が当然高いです。
- 端的に答える・話すことが可能
- 自分自身をうまく表現できる
- 面接官がした質問の意図を汲み取る能力が高い
上記に該当する第二新卒の方は、転職に成功する可能性が高いです。
また、話が上手いまたはコミュニケーション能力が高い第二新卒の方は、面接官に対して「この人は何を得意とし、会社にどのような価値をもたらすことができるのか」を明確に伝えることができます。
これは第二新卒の転職において、かなり有利です。
もしも、第二新卒の方でコミュニケーション能力に自信がない方はコミュトレ
入会をしなくても、無料カウンセリングだけで自分が対策すべき事柄が明確になります。
業界知識が豊富
第二新卒の転職で成功する可能性が高い人は、志望する業界の知識が豊富です。
なぜなら、志望する業界の知識が豊富な第二新卒に対して、面接官は
- 「この第二新卒は戦力になるのが早そう」
- 「業界知識があるから研修時間が短縮できる」
- 「事前準備をしっかりする人材」
などを感じます。
これらは採用する側からすると、明らかにメリットです。
そして、企業にメリットがある第二新卒は、内定も貰いやすいです。
第二新卒の転職に成功した方の声
先ほど解説した通り、第二新卒の転職は様々な理由から「やめとけ」と言われます。
しかし、第二新卒でも転職に成功している方がいるのも事実です。
あなたが第二新卒であっても、転職したい意思が強いなら行動すべきです。
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第二新卒の転職をやめない!成功する為の具体的な方法
ここからは第二新卒で転職を成功させる為の方法を解説します。
実際に私が第二新卒で内定をもらった方法もあるので、興味のある方は参考にしてみてください。
- 自己分析ツールを活用する
- 学生時代のアルバイト経験を話すのも有効
- 前の会社の退職理由をどうするか考える
- 大手企業への転職は無理かもしれない
- 1つでも多くの求人を探す
順に解説します。
自己分析ツールを活用する
第二新卒で転職を成功させる為には、まず自己分析をすることをおすすめします。
というのも、転職回数が多くなればなるほど、転職の難易度は上がっていきます。
その為、これ以上転職回数を増やすのは、結構なデメリットです。
しかし、自己分析を自分一人でやろうとするのはやる気が起きないので、質問に答えるだけの自己分析ツールを使いましょう。
上記の3つの中でRe就活
これ以上転職回数を増やしたくない第二新卒の方は、使ってみて損はありません。
面接では学生時代のアルバイト経験を話すのも有効
第二新卒の面接対策についてです。
先ほども解説しましたが、第二新卒はこれといった実績がなく、前職での経験も浅いです。
なので、前職の経験だけではなく、学生時代のアルバイト経験を話すのも有りです。
しかし、
学生時代のアルバイトは話さないほうがいいって聞いたことがあるけど?
という方がいるかもしれません。
確かに、転職活動の面接でアルバイト経験を話しても、通常はプラス要素になりません。
ですが、第二新卒は通常の状態ではありませんし、そのことは面接官側も理解しています。
なので、学生時代のアルバイト経験で話せそうなことがあれば、面接時に伝えるべきです。
第二新卒の場合はアルバイト経験もプラス要素になります。
前の会社の退職理由をどうするか考える
第二新卒=短期離職・早期退職といっても過言ではありません。
であれば、短期離職をしてしまった退職理由を考える必要があります。
正直に退職理由を答えちゃダメなの?
正直に答えて良い場合と悪い場合があります。
正直に答えてOKの退職理由 | 正直に答えるのはNGの退職理由 |
---|---|
「〇〇と〇〇が当たり前でブラック企業だった」 「当時は介護などを優先しなければならなかった」 「昔から興味のある仕事に挑戦したかった」 | 「上司との相性が悪かった」 「仕事があまりにもつまらなかった」 「やりたいことをやらせてもらえなかった」 |
上記は前職の退職理由を正直に答えてOKとNGの例ですが、NGの退職理由は挙げ出すとキリがありません。
もしも、あなたの本当の退職理由がNGのほうだった場合は、その退職理由を隠すべきです。
なぜなら、正直にNGな退職理由を話しても、あなたにメリットがありません。
第二新卒の方は初めての転職という場合も多いので、下記の面接対策を参考にしてみてください。
>> 転職の面接ってどんな感じ?【99%聞かれる4つの質問】
大手企業への転職は無理かもしれない
第二新卒で大手企業へ転職できる方は、以下のような第二新卒が挙げられます。
- 前職の短い期間での経験が十分
- 学生時代に起業を経験している
- 難関資格や国家資格などを多く保有
上記に該当しない第二新卒の場合は、大手企業への転職は無理かもしれません。
ですが、中小企業にもメリットがあるので、次の転職先は中小企業を狙うべきです。
第二新卒の大手企業への転職については以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
>> 第二新卒の現実は企業からの門前払いが当然?【大手は無理?】
1つでも多くの求人を探す
第二新卒に限らずですが、転職活動は1つでも多くの求人を探すべきです。
求人の存在を知っていれば応募するか否かをあなたが決められます。
ですが、求人の存在を知らなければ、応募するか否かのスタートラインにも立てません。
ハローワークや転職サイトなどは無料で使えます。
第二新卒の方は無料で使えるツールを使って、転職を少しでも有利に進めましょう。
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- リブズ(転職サイト)
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- 第二新卒エージェントneo
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学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
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第二新卒の転職はやめとけという3つの理由【成功者0?】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 第二新卒で転職はやめとけと言われる理由
- 第二新卒ってそもそもなに?【新卒と中途採用の違い】
- 第二新卒の転職で失敗する可能性が高い人
- 第二新卒の転職で成功する可能性が高い人
- 第二新卒の転職をやめない!成功する為の具体的な方法
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしかすると周りから、「第二新卒の転職はやめとけ!」と言われるかもしれません。
ですが、行動するか否かはあなた次第です。
転職をするタイミングに正解不正解はありません。
次の記事では1つでも多く求人を知るための転職サイト・エージェントを紹介しています。
すべて無料で使えるので、ぜひ試してみてください。