”すぐに使わないけど転職エージェントに登録だけするのってあり?”
”転職エージェントに登録だけするとどうなるのか少し不安…”
本記事では、これらの声に答えていきます。
転職エージェントの登録はWebやHP上などでプロフィールを入力した後に、面談を行なって登録完了とするケースが多いです。
なので、本記事では転職エージェントの登録を【面談終了まで】と位置付けます。
私自身も転職エージェントで勤務した経験があるので、その感想なども交えて解説します。
KENMORI
本記事で解説すること
- 転職エージェントを登録だけするメリット
- 転職エージェントを登録だけするデメリット
- 登録だけなら転職サイトが圧倒的におすすめ
本記事ではこれらを解説していきます。
転職エージェントに登録だけするのもいいのですが、転職サイトのほうが使いやすいです。
以下の記事では転職サイトのみをまとめているので、参考にしてみてください。
>> 未経験におすすめの転職サイト9選【エージェント情報は除外】
転職エージェントに登録だけするメリット
転職エージェントの大手というと、マイナビやリクルートなどが挙げられます。
冒頭でも解説しましたが、多くの転職エージェントでは登録後に面談が必要です。
現在はWeb面談を実施している転職エージェントが多いので、以前よりかは面談のハードルが下がりました。
しかし、今すぐに転職をしない方にとっては面談という行動はなかなかしづらいはずです。
なので、面談はせずに転職エージェントに登録するだけという選択肢を選ぶかもしれません。
ですが、転職エージェントに登録だけでするのはメリットとデメリットがあります。
転職エージェントに登録だけするメリット
- 困ったときに相談出来る
- 十分な経歴であれば求人を当ててくれる
まずはメリットから紹介します。
困ったときに相談出来る
転職エージェントの面談を終えて登録だけしておけば困ったときに相談が出来ます。
要するに、使いたくなったときにいつでも使えるということです。
転職エージェントへの登録は、今までの経歴や転職したい職種や業種など様々な情報を伝える必要があります。
それらの情報を困ったときにいちいち登録するのは面倒なので、事前に登録をしておくと後々楽なのは確かです。
十分な経歴であれば求人を当ててくれる
ここで言う”当ててくれる”という意味合いは”紹介してくれる”と同じ意味合いです。
転職エージェント内では「この求人は〇〇さんに当ててみたら?」といった会話がよくされます。
後で紹介しますが、すぐに転職をしないまたは転職の意思があまり無い方に対して、転職エージェントは求人を当ててくれません。
なぜなら、直近の利益に繋がらないからです。
しかし、長年のキャリアがある方や専門的技術がある方など職歴が十分な方であれば、登録さえしておけば時折求人を当ててくれます。
反対に、転職を繰り返していたり空白期間が長い方などは、登録だけしていても求人を当てられることは少ないです。
ちなみに、Web面談で転職エージェントの登録を済ませたい方は就職Shopがおすすめです。
転職エージェントに登録だけするデメリット
正直、転職エージェントに登録だけするメリットは少なくデメリットのほうが多いです。
転職エージェントに登録するだけデメリット
- 最初から優先度が低い
- 転職時期を答えるのが難しい
- 転職エージェントから何度も電話が来る
- ”またこの人か…”と思われる可能性がある
こちらも順に解説します。
最初から転職エージェントの優先度が低い
転職エージェントの登録だけをしても良いのですが、そのような場合には転職エージェントは他の求職者を優先度して対応します。(求職者とは仕事を探している方を指します)
その結果、面談をして登録をしたのにも関わらず”全然求人を紹介してくれない”などのデメリットが発生します。
しかも、登録時の転職時期の答え方によっては最初から求人を紹介してもらえず、経歴などによっては利用を断られるケースもあります。
なので、”転職エージェントをガッツリ利用しないけど登録だけする!”という方は、転職時期の答え方を考える必要があります。
転職時期を答えるのが難しい
転職時期はおおよそ以下のように分かれます。
転職時期
- 今すぐに転職したい
- 1ヶ月〜3ヶ月以内に転職したい
- 3ヶ月〜6ヶ月以内に転職したい
- 6ヶ月〜1年以内に転職したい
上記の中で、転職意欲が高いのは【今すぐに転職したい】または【1ヶ月〜3ヶ月以内に転職したい】となります。
【3ヶ月〜6ヶ月以内に転職したい】はまだ良いのですが、【6ヶ月〜1年以内に転職したい】だと転職意欲は低いと判断される可能性が大です。
なので、なるべく早い期間で転職を考えていることを伝えるのがベターです。
転職エージェントから”この人は転職意欲が高い!”と判断されたほうが、色々な求人が紹介されます。
さらに、独自の転職フェアなどの別のサービスがあれば、それらの案内もきちんと来るはずです。
ですが、「1ヶ月〜3ヶ月以内で転職を考えています!」と答えると転職エージェントからの連絡がかなり多くなります。
転職エージェントから何度も電話が来る
転職意欲が高い方に対して、転職エージェントは何度も電話を行ないます。
”利益に直結するから”という理由もありますが、”他社の転職エージェントに取られる前に!”という理由もあります。
転職エージェントは求職者に転職をされてしまうとそこで終了なので、求職者を逃さない為に頻繁に連絡を行う場合が多いです。(求職者とは仕事を探している方を指します)
さらに、多くの転職エージェントの連絡手段はメールやLINEではなく、電話です。
今すぐ使うつもりなくて登録したのに、転職エージェントからめっちゃ電話来る…。
となる可能性が転職エージェントにはあります。
”またこの人か…”と思われる可能性がある
転職エージェントに登録するだけするメリットとして、【困ったときに相談が出来る】と紹介しました。
しかし、これは転職エージェントを利用する側の意見です。
転職エージェント側からすると、すぐに転職する気が感じられないのに時折連絡をされても困ることがあります。
連絡頻度が多いと”またこの人か…”となりますし、対応するモチベーションも下がります。
これらは一概に全ての転職エージェントがそうなるとは言いませんが、転職エージェントは営業職です。
営業職は営業利益などの結果を出さなければいけません。
一人の求職者の相談を受けている間は、他の求職者の対応は別の担当者が行なうことになります。
最悪の場合、”この人ではなくて、あの求職者の対応をしていれば利益になったのに!”と思われてしまうかもしれません。
登録だけなら転職サイトのほうが圧倒的におすすめです
ここまで転職エージェントに登録だけすることのメリットとデメリットを紹介しました。
正直、転職エージェントの登録だけという行動はおすすめしませんし、デメリットのほうが大きいです。
登録だけするのであれば転職エージェントではなく、転職サイトのほうが圧倒的におすすめです。
転職サイトならエージェントなどの担当者に気を使わなくて済みます
先ほど紹介した転職エージェントに登録だけするデメリットをよく見てほしいのですが、すべて転職エージェントの担当者関連のデメリットです。
ですので、転職エージェントの担当者などがいない転職サイトであればデメリットは無くなります。
恐らく、本記事を読んでいる方は”転職サイトには登録済みだけど、転職エージェントに登録するとどうなるか知りたい!”という方が多いはずです。
なので、転職サイトのメリットやデメリットは本記事では解説しません。
知らない転職サイトがあれば使ってみる
転職サイトは転職エージェントと異なり、面談がなく登録だけすれば公開求人を見ることが出来ます。
さらに、転職サイト(転職エージェントも)はサイトごとに掲載されている求人が異なります。
下記に転職サイトを紹介するので、使ったことのない転職サイトがあれば試してみることをおすすめします。
おすすめの転職サイト
- リブズ
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- コンシェル&マッチ
【公式】
https://conciermatch.jp/
30代以上も利用可能な転職サイト。求人応募後に今後の流れなどの電話がきます。(無料)
- VIEW
【公式】
https://assign-inc.com/
20代に特化した転職サイトアプリ。無料インストールで手軽に使えます。(無料)
転職エージェントに登録だけするのはデメリット?【実体験】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 転職エージェントを登録だけするメリット
- 転職エージェントを登録だけするデメリット
- 登録だけなら転職サイトが圧倒的におすすめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
転職エージェントに登録だけしても良いのですが、いざ本気で使いたいときに使いづらくなるかもしれません。
すぐに転職せず登録だけするのであれば転職サイトがおすすめです。
【関連記事】
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