”転職活動で同時進行していいのは何社まで?”
”複数・両方受かった場合の断り方が知りたい!”
本記事では、これらの声に答えていきます。
転職活動が初めての方からすると、何社まで同時に進行していいのか謎ですよね。
ですが、複数応募する企業の数をミスしてしまうと様々なデメリットが生まれてしまいます。
【KENMORI転職】の筆者経歴
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
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2社目の正社員を11ヶ月で退職
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約半年の空白期間
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(契約社員を2週間で退職)
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現在3社目の正社員
私自身何度か転職をした経験がありますし、人材会社で働いていた経験もあります。
KENMORI
本記事で解説すること
- 転職活動で同時進行は何社くらい?
- 転職活動で何社も同時進行をする際の注意点
- 転職活動で複数応募し、両方受かった場合の断り方
本記事では実体験を交えながら、これらを解説していきます。
転職活動では求人を1つでも多く知っておくことが重要です。
求人の探し方はハローワーク以外にも様々です。
>> ハローワーク以外の仕事の探し方【みんなどうやって探してる?】
転職活動で同時進行は何社くらい?【複数応募が基本】
転職で何社も同時進行するのは立派な戦略です。
逆に1社の選考結果を待ち、不採用の結果が出た後に次の企業の選考を受けるのは非効率すぎます。
”複数社受けるのはなんか裏切っているようで気が引ける…”という方は、正直マジメすぎます。
転職活動でのそのマジメさは、転職活動期間が無駄に伸びてしまいますし、損をするのはあなた自身です。
転職活動では何社も同時進行で受けていくべきです。
同時進行する企業の数は徐々に増やしていくべき
転職活動で同時進行する数に正解はありません。
ですが、転職活動の始めたては5社程度に抑えることをおすすめします。
なぜなら、転職活動は実際に始めてみないと自分がどのくらい書類選考で受かるのか、面接がどのくらい進んでいくのかペース配分が分かりません。
これは、転職したい職種や業種・大企業なのか中小企業を目指すのかによっても異なります。
例えば、あなたのスキルや経験だと、大手企業に5社応募してもすべて書類選考で落とされるかもしれません。
しかし、中小企業であれば1次面接がすべて通過し、転職活動がスムーズに進む可能性もあります。
転職活動がスムーズに進んでも、5社程度なら面接日程なども組みやすいです。
転職したい職種・業種の企業に5社程度から応募していき、転職活動がスムーズに進まなければ10社・20社・30社と同時進行していく方法が有効です。
転職活動で内定を貰うまでの平均応募社数は19社
余談かもしれませんが、転職活動で内定を貰うまでの平均の応募社数は19社ほどです。(出典:転職成功者の「平均応募社数」データ一覧 |転職ならdoda)
ですが、この数字は応募した業種や職種・転職活動をしている方の年齢などによって異なります。
当然、20社以上応募して内定を貰えない場合もありますし、1社や2社で内定を貰える方も存在します。
転職活動で何社も同時進行をする際の注意点
転職活動では何社も同時進行していくべきですが、いくつか注意点があります。
私も経験しましたが、これをミスしてしまうと転職活動の同時進行がデメリットになりかねません。
では、以下から転職活動で何社も同時進行をする際の注意点を解説します。
1日の選考・面接回数は3回が限度
転職活動で何社も同時進行をしていると、同じ日に面接を受けるといった状況になります。
特に働きながら転職活動をしている方は、選考を受けられる日が限られているのでこの状況になりやすいです。
私も実際に1日に数社の面接を受けましたが、3社が限界でした。
ですが、理想は1日2社の面接です。
3社目の面接は疲れてしまい、面接のモチベーションも上がりませんし、案の定不採用でした。
転職活動で何社も同時進行する場合は、1日の面接回数には注意しましょう。
闇雲にどんどん応募するのは注意
転職活動は予想以上に選考がスムーズに進む場合があります。
この場合、闇雲にどんどん応募していることが裏目に出ます。
なぜなら、面接日程の調整や履歴書や職務経歴書の準備などが追いつかなくなるからです。
嬉しい悲鳴かもしれませんが、最悪の場合いづれかの企業の選考を断らなければいけない状況になります。
志望度が低い企業から断ればいいじゃん。
と思いますよね。
ですが、志望度の高い企業を選んだからといって、その企業から100%内定を貰える訳ではありません。
もしかすると、選考を断った企業からしか内定を貰えないかもしれません。
冒頭でも解説しましたが、どんどん企業へ応募するのであれば、その数は徐々に増やしていくべきです。
内定の回答日と他社の面接日程を考えておく
転職活動で何社も同時進行する際は、”内定が出るかもしれない”または”次の面接に進めるかもしれない”ということは考えておきましょう。
これらを考えておかないと、何社も同時進行している意味が無くなります。
転職活動で何社も同時進行するメリットの1つに、【複数の企業を比べることが出来る】というメリットがあります。
ですが、内定の回答日や他社の面接日程を考えておかないと、このメリットは無くなります。
例えば、以下のような状況が起こり得ます。
転職活動の例(とある9月1日)
- 9月1日に第3希望の企業から内定が貰えた(回答日は2週間後)
- 第1希望の企業の2次面接は9月1日から2週間後
- 第2希望の企業の最終面接は9月1日から3週間後
第3希望の企業の内定を辞退しても、3週間後の第2希望の企業の最終面接で内定が貰えるか分かりません。
ですが、第3希望の企業の内定回答日はどんどん迫ってきます。
なので、上記のケースでは第3希望の企業に内定回答日をズラしてもらう必要があります。
そうすれば内定回答日を待ってもらいながら、第2希望の企業の最終面接も受けることが出来るかもしれません。
しかし、これらの行動は内定回答日や他社の面接日程を考えておかなければ出来ない行動です。
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転職活動で複数応募し、両方受かった場合の断り方
転職活動で複数の応募をし、同時進行していると”両方受かった…”という状況も考えられます。
その際は当然どちらの内定を断る必要があります。
以下から転職活動で複数の応募をし、両方受かった場合の断り方を解説します。
断る際は出来るだけ早く連絡をする
内定を断る際は、出来るだけ早く連絡をしましょう。
企業側に迷惑を掛けないという理由もありますが、第一は自分の為です。
というのも、内定を断る企業とどこかの場面で出会す可能性が0ではないからです。
内定を断る企業と内定を承諾する企業の業界が全く異なる場合でも、何かの拍子に関わるかもしれません。
その際に、必要以上に気まずくなるのは損です。
内定を断る際はメールでも電話でも構いません。
転職活動で複数の応募をし、両方受かった場合は出来るだけ早めに断りの連絡をしましょう。
【複数応募】転職活動で採用された企業への具体的な断り方
転職活動で複数の応募をし、両方受かった場合の具体的な断り方は以下です。
お世話になっております。先日内定をいただきました、△△です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
誠に恐縮なのですが、検討させて頂きました結果内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。
このようなご連絡になり誠に申し訳ございません。
本来であれば貴社へお伺いし、直接お詫びをするべきではありますが、メールでのご連絡となるところを、何卒ご容赦いただきたくお願い申し上げます。
面接をご担当いただいた○○様や採用に関わってくださった皆さまには、心より感謝しております。
最後になりますが、貴社の益々の発展を心よりお祈り申し上げます。
赤文字は内定を断る理由です。
この部分は以下のように変更も可能です。
内定を断る理由
- 「個人的な事情から…」
- 「他社の選考も受けており…」
- 「一身上の都合から…」
内定を断る理由は嘘を付く必要がありませんが、詳細に伝える必要もありません。
断り方に明確な正解・不正解がある訳ではないですが、誠意を伝えることが無難です。
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転職活動で同時進行は何社まで?【複数・両方受かった場合の断り方】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 転職活動で同時進行は何社くらい?
- 転職活動で何社も同時進行をする際の注意点
- 転職活動で複数応募し、両方受かった場合の断り方
最後まで読んでいただきありがとうございます。
転職活動は何社かの選考を同時進行させるのが効率的です。
ですが、応募したい求人がなければ複数の応募をすることは出来ません。
”応募したい求人が足りない!”という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
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