”20代の転職失敗談が知りたいな!”
”20代で転職に失敗しない方法なんてある?”
本記事では、これらの声に答えていきます。
多くの方が20代で転職をしています。
その中には、転職に成功した人もいれば転職に失敗してしまう方もします。
私も転職で失敗した人の一人でして、20代で転職に失敗しています。
そんな失敗経験の中で多くのことを学んだ結果、ホワイトな企業で3年目を迎えています。
KENMORI
本記事で解説すること
- 20代で転職に失敗した体験談
- 【20代の転職失敗談①】新卒入社した会社を3ヶ月で退職
- 【20代の転職失敗談②】契約社員を2ヶ月で退職
- 20代の転職の失敗談から伝えたいこと
本記事ではこれらを解説していきます。
20代の方は使える転職エージェントが多くて迷いますよね。
以下の転職エージェントは実際に使いましたが、かなり良かったです。
20代で転職に失敗した体験談
これから紹介するのは、20代の転職に失敗した私の体験談です。
本記事を見て、共感することが合ったり、”私はこんな失敗しないようにしよう”と思ってもらえれば嬉しいです。
私の経歴は以下です。
経歴
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
この中の【新卒で入社した会社を3ヶ月で退職】と【契約社員を2週間で退職】の経歴を解説します。
厳密に言うと新卒で入社した会社は転職ではなく就職ですが、転職=就職ということで。
まずは新卒で入社した会社を2週間で退職した、20代の失敗談から解説します。
【20代の転職失敗談①】入社した会社を3ヶ月で退職
新卒で入社した会社は以下のような雇用条件でした。
雇用条件
- 主に電話営業
- 基本9時〜18時半
- 手取り23万程度
- 残業月20時間程度有り
- 福利厚生完備
- 交通費全額支給
- 転勤有り
雇用条件は悪くないですし、上司からのパワハラなどもなかったのでブラック企業と感じることはありませんでした。
じゃあ、3ヶ月で退職した理由は?
3ヶ月で退職した理由は、
- 業務が向いていない
- 別の業界を考えることをしなかった
これら2つが失敗した理由です。
解説します。
業務が向いていない
3ヶ月で向き不向きは分からない!
という方もいるかと思います。
しかし、私は3ヶ月で向いてないと感じ、さらに業務が辛すぎた為に退職しました。
新卒で入社する前に、【営業職だけど飛び込み営業はほぼ行わない】ということは聞いていましたし、電話営業が中心ということも知っていました。
ですが、実際に電話営業の業務を行なってみると想像を超えていました。
新卒入社なので、実務が始まる前に1ヶ月間の研修がありました。
研修中は電話営業のノウハウや電話営業のロープレを行い、数十名の同期の中でもそこまで評価は悪くなく、ロープレも苦ではありませんでした。
1ヶ月間の研修が終わると、私や同期はそれぞれの支社に配属し、電話営業の実務が開始されました。
向いていないと感じる日々
電話営業の他にも事務的な作業やPCへの入力作業などがありますが、基本的な業務は電話営業です。
暇さえあれば電話営業ですし、2週間に1度【テレアポ大会】なるものが午前中の2時間開催されます。
このテレアポ大会は、2時間企業に電話をかけ続けて、
- 何件の電話をしたか
- 何件のアポが取れたか
を社内の全員で競う大会です。
最悪の大会でしたし、普段の業務中でも1日100件ほどの電話営業をしていました。
- 「忙しいんだよね」
- 「電話してこないでくれる?」
- 「前にも使わないって言ったんだけど、どうなってんの?」
など、企業から浴びせられる言葉は精神的にキツイものが少なくありませんでした。
業務中に仕事の楽しさを感じることや、営業の数字を出しても達成感を感じることもない日々。
いつしか出勤が憂鬱になり”この仕事は向いてないな”とも感じ、結果的に、入社して3ヶ月で退職という20代の失敗をしました。
20代での転職(就職)失敗談の1つ目は以上です。
電話営業の辛さについては下記記事でも解説しているので、興味のある方は覗いてみてください。
>> 電話営業が辛い4つの理由と対策【1日100件のテレアポ】
20代の転職(就職)失敗談から伝えたいこと①
先ほどの20代の転職(就職)失敗談から伝えたいことは下記です。
20代の転職(就職)失敗談から学んだこと
- 業務をリアルに考える重要性
- 別の業界にも目を向けるべき
少しだけ解説します。
業務をリアルに考える重要性
20代で就職や転職に失敗しない為にも【業務をリアルに考えること】はかなり重要です。
働いてみないと実際になにが大変かはわかりません。
ですが、私の場合は電話営業がどういう業務なのかを想像することが出来たはずなのに、想像をしませんでした。
飛び込み営業はなんとか想像が出来ていて、その飛び込み営業が無いということは”楽”という考えしかありませんでした。
その業務はどんな仕事で、どんな壁があるのかということをリアルに考えることをおすすめします。
別の業界にも目を向けるべき
私は就活時に別の業界に目を向けることをしませんでした。失敗です。
興味のある業界だけを調べて、その業界の中の様々な企業を知ることに時間を費やしていました。
特に新卒入社は就職出来る業界や業種の幅が広いですし、様々な業界の企業が新卒の募集を行なっています。
にも関わらず、一つの業界だけに絞り別の業界を見ないことは、自ら選択肢を狭めています。
このことは、20代の方も同様です。
”これがやりたい!”と業界を絞ることは間違いではありませんが、様々な業界を見てから業界を絞りるべきです。
20代を募集している企業は多いですし、未経験の業界に挑戦しやすい年齢です。
20代の転職失敗談を語ることにならない為にも、別の業界に目を向けることをおすすめします。
20代向けの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- ミラキャリ(転職エージェント)
【公式】
https://mirai-step.jp/
未経験可の事務職求人を探している方向け。事務職特化型エージェントです。(無料)
【20代の転職失敗談②】契約社員を2週間で退職
契約社員の雇用条件は以下でした。
雇用条件
- 基本9時〜?
- 手取り14万程度
- 残業月20時間程度
- 雇用保険のみ
- 交通費全額支給
- 転勤なし
契約社員なので、このような雇用条件でも特に文句はありませんでした。
この20代での転職失敗の原因は、業界自体がブラックだったことです。
業界自体がブラック
業界を言ってしまいますが、放送業界です。
【放送業界 ブラック】で検索をすると、
- やばいです。ブラックです。
- 全然ブラックではありません!
という意見に分かれますが、実際に働いた結果はめちゃくちゃブラックでした。
以下から、20代の転職失敗談の2つ目を具体的に解説します。
まず最初の数日間は9:00〜20:00や10:00〜21:00といった勤務時間でしたが、「残業代が出ない」と言われてしまいました。
いわゆる賃金不払残業です。
賃金不払残業とは、所定労働時間外に労働時間の一部又は全部に対して所定の賃金又は割増賃金を支払うことなく労働を行わせることを言います。これは労働基準法に違反する、あってはならないものです。
なお、法定時間外労働に対する割増賃金の支払は労働基準法第37条で決められています。
出典:賃金不払残業ってなんですか? | 厚生労働省HP
タイムカードなどがなかったので、いつどこで何時に出社したという記録を取る文化が業界にありません。
ブラックですよね。
そして1番ブラックだと感じたのが、宿直時です。
宿直がブラックすぎる
※少し長くなりますが、読んで来れたらありがたいです。
その日は朝の9:00に出勤し、日中は弁当の発注や雑用をしていましたが、夜19:00くらいには特にすることがなくなりました。
上司に何か手伝えることを訊ねても「今は別に無いかな」という返答。
夜の22:00を過ぎても仕事がなく、また上司に訊ねてみると「台本がまだ出来てないらしいんだよね」ということでした。
台本が出来たら、なにかしらの仕事が始まるようだったので、ただただオフィスにいるという無駄な時間を過ごしました。
上司はオフィスにいることが少なくどこかに行っており、オフィスにいるのは別の放送を担当している見知らぬ人ばかり。
そんな暇の時間を費やして、深夜1時。
台本が出来たとのことで、カンペ作りが始まり、その作業が終わったのは深夜4時前。
「あと2時間後には撮影の準備が始まるから、仮眠取っておけば」と言う上司。
しかし、オフィスは普通に明るいし、仮眠室は人がいっぱいで寝るスペースがない。
明るいオフィスで目を閉じてみましたが、全く寝ることが出来ず、2時間が経過。
上司はシャワーを浴びて、睡眠も取ったとのことでした。
撮影の準備が始まり、荷物を運んでいる最中に「シャワー浴びれば良かったです」と何気なく言うと「入社してすぐのお前なんかにシャワーは浴びさせねぇよ」と返される始末。
撮影の準備は、朝の8:30には終わり、そこから撮影までの時間は待機。
ベテランの中には、弁当などを食べている方がいましたが、20代前後の若い方や新人はなにも食べていませんでした。
撮影が昼の10:00から始まり、撮影が終わったのは14:00。
そこから撤収作業が始まり、退社した時間が15:00過ぎでした。
前の日の夕食は食べましたが、翌日についてはなにも食べることが出来ませんでした。
以上のことをまとめると、9:00〜翌日の15:00まで働いた中で、眠ることが出来ない、シャワーも浴びることは出来ない、翌日何か食べることも出来ない。
これが続くのは耐えられなかったので、次の日には退職の意思を伝えました。
20代での転職の失敗談2つ目は以上です。
20代の転職失敗談から伝えたいこと②
先ほどの20代の転職の失敗体験談からも学んだことがあります。
20代の転職(就職)失敗談から学んだこと
- 業界を徹底的に調べるべき
- 本当に興味がある仕事を考える
こちらも少しだけ解説します。
業界を徹底的に調べるべき
業界を調べても、実際に仕事を始めてみると理想と現実の差に愕然とするかもしれません。
ですが、業界を調べるだけ調べることに損はありません。
調べる方法
- 知り合いに聞いてみる
- ネットで検索をする
- SNSで口コミを探す
これらを使って徹底的に業界を調べるべきです。
業界だけでなく、企業も同様です。
SNSでも企業名を打ち込むと、様々な意見を知ることが出来ます。
20代で転職の失敗談を話すことにならない為にも、多くのツールを使って徹底的に調べるべきです。
本当に興味がある仕事かを考える
先ほども解説しましたが、20代は未経験の業界や仕事に転職しやすい年齢です。
ですが、興味のあった仕事に転職をする前に本当に興味がある仕事かを考えましょう。
そうすることで、20代での転職の失敗を防ぐことが出来るかもしれません。
私は退職の意思を社長に伝えたときにこう言われました、
「あまりこの業界に興味がなかったんじゃない?」と。
社長にそう言われて初めて、放送を見る側が好きなだけで作る側には興味がなかったということに気がつきました。
実際、生で芸能人を見ても”早く帰りたい”と思っていましたし、撮影に立ち会っても特になにも感じませんでした。
20代の方は未経験の業界や職種でも内定が貰いやすい年代です。
20代で失敗をしない為にも、転職前に”本当に興味がある仕事なのか”を考えましょう。
20代向けの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- ミラキャリ(転職エージェント)
【公式】
https://mirai-step.jp/
未経験可の事務職求人を探している方向け。事務職特化型です。(無料)
20代での転職の失敗談とそこから伝えたいあること:まとめ
本記事では下記を解説しました。
- 20代で転職に失敗した体験談
- 【20代の転職失敗談①】新卒入社した会社を3ヶ月で退職
- 【20代の転職失敗談②】契約社員を2ヶ月で退職
- 20代の転職の失敗談から伝えたいこと
最後まで読んでいただきありがとうございます。
何事にも失敗は付きものですが、転職での失敗は後々めんどうです。
特に早期退職した方は「なぜ数ヶ月で退職したんですか?」といった質問を必ずされるようになります。(私は毎回されました)
20代の方は早期退職という失敗だけはしないようにするのがベターです。