"志望動機が思いつかないんだけど、どうすればいい?”
”異業種で働きたいけど、志望動機がうまく書けない…”
本記事ではこれらの声に答えていきます。
どの業界に転職するにしても面接は避けて通れません。
特に異業種への転職では面接官の”なぜこの業界に転職したいのだろう?”という疑問を解消する必要があります。
本記事で解説すること
- 志望動機が思いつかない方向けの3つの方法
- 志望動機の具体例
実体験からこれらを解説します。
【KENMORI転職】の筆者経歴
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
私自身も、転職の度に志望動機を考えて内定をもらってきました。
目次
志望動機が思いつかない方向けの3つの方法
最初に断言しておきます。
これを言ったから絶対に面接で受かる!というものではありません。
面接のひとつの参考です。
しかし、志望動機が採用不採用に大きく関わるのは事実です。
”志望動機が全く思いつかない…”という方。
志望動機は考えることで絞り出すことが必ず出来ます。
まずは学生の頃や前職の経験を思い出して、言葉を繋げていきましょう。
【志望動機①】学生の頃にやっていた
社会人を経験すると、
”面接で学生の頃のことを言っても意味ないんでしょ?”
と思いがちですが、そんなことはありません。
学生の頃にやっていたこと
- 高校の部活
- 大学のサークル
- 学生時代に好きだったこと
上記を志望動機に織り交ぜるのは、有効な手段です。
面接の具体例
《具体例》
「私は高校の軽音楽部でバンド活動をしていました。大学進学と同時にバンドは解散しましたが、音楽は今も好きで聴き続けています。大学時にも音楽関連の仕事に就くため就職活動をしていましたが、内定を頂くことは出来ませんでした。別の業界に就職することは出来ましたが、やはり私は音楽が好きで、音楽に関わる仕事がしたい、と思い御社に志望させて頂きました。さらに○○に携わる事が出来るのは御社だけであり、その事も御社に志望した理由です」
このように実務経験が無くても、学生の頃の体験談で話せるようなことがあれば話すべきです。
履歴書に書く際には、最後に”実務経験がありませんが、一日でも早く戦力になれるよう努めますので宜しくお願い致します。”といった文言を付け加えるのがおすすめです。
志望動機がどうしても思いつかない場合は、学生の頃の体験談を話しましょう。
【志望動機②】前職との関連+その会社の強み
タイトルだけでは理解しづらいと思うので、下記がその手順です。
志望動機を作る手順
- 前職と面接を受ける企業が関連性のある部分を探す
- その会社の強みまたは特徴を探す
- ①と②を混ぜ合わせる
前職での経験が活かせること&その会社の強みに惹かれたことを志望動機として伝える。
さらに”その会社でなければいけない”ということが志望動機にプラス出来ると尚良いです。
面接の具体例
《具体例》
「前職はオーダーメードのものを取り扱う職場で勤めていましたが、そこで特に重要なのがお客様の要望に応えることです。御社で販売している○○はオーダーメードでの提供をしていて、お客様の要望に応えるといった前職のスキルは活かせると思います。さらに、御社では○○の販売も新たに始められ、私も数年前からその物自体に興味があり、別のブランドの製品を長年使用していましたが、1年前程から実際に御社の製品を使用しています。御社の製品は、とても使いやすいと感じています。私自身が御社の製品が好きになった事もありますが、新たな分野の販売に挑戦していく御社の姿勢に共感し、御社に志望しました。」
長いですよね。申し訳ないです。
しかし、文字にすると長いですが実際に話してみるとあっという間です。
具体例にもある通り”その製品が好き!”・”その分野に興味がある!”といった事は必ず伝えましょう。
転職先の製品を使った感想を答えたい場合は、実際に買って使ったほうがいいですが、高額な商品だと正直買いたくないですよね。
その場合は、Amazonなどの製品レビューを参考するのも1つの手です。
【志望動機③】「勘です」



この場は社長面接だったらしいのですが、社長は転職希望者の答えに笑ってしまい、結果的に採用したらしいです。(私が以前いた会社の社長の実体験です)
この志望動機の答えは、イチかバチかです。
面接官によっては、もちろん不採用だってありえます。
しかし、そもそも面接に正解不正解はありません。
"面接で話した方が受かる傾向が高い”というだけで、100%受かる面接の答えはこの世に存在しません。
最終面接の対策が気になる!という方は、下記の記事で解説しています。
NEXT >>実際に最終面接でされた質問と具体的な対策【企業の弱みを探す理由】
「勘です」と答えてみる価値はゼロではありませんし、志望動機が思いつかない方は一つの参考にしてください。
【番外】学校に行ってから・資格を取ってから再挑戦
異業種への転職を考えている方。
志望動機を考えて、いざ転職活動をしてみると”その分野のスキルが無いと絶対受からない…”と感じることがあります。
- 未経験歓迎
- 無資格OK
という求人でも、スキルがある人を優先的に採用する会社は多いです。
スキルがあるということは、その分野に興味があるということを自然に証明しているので、当然内定を貰いやすいです。
その場合は、一旦資格やスキルを習得してから再度転職活動を始めることを検討しましょう。
NEXT >>転職におすすめの資格講座まとめ
NEXT >>【未経験OK】オンライン可能なプログラミングスクール3選
志望動機が思いつかない方は3つの方法を試す:まとめ
本記事では以下を紹介しました。
- 志望動機が思いつかない方向けの3つの方法
- 志望動機の具体例
最後まで読んでいただきありがとうございます。
志望動機が思いつかない・書けないということは、まだその企業のことをあまり知らないことを表しています。
企業研究をしていくと、その企業に対する志望動機に【具体性と独自性】が生まれてきます。
そのことについては次の記事で解説しています。
NEXT >>面接対策で重要な4つの質問【転職時に99%聞かれました】