”転職活動期間が長引いて、ブランク(空白)期間になっちゃった…”
”ブランク(空白)期間は、面接でなんて答えれば良いの?”
これらの声に答えていきます。
ブランク(空白)期間が4ヶ月以上ある方は、面接でその理由を聞かれます。
”ブランク(空白)期間は何もしていない…”という方も、面接の答え方次第では内定が貰いやすくなります。
私自身職歴にブランク(空白)期間があるのと、人材会社で働いていた経験もあるので採用に関する事柄も交えながら解説していきます。
本記事で解説すること
- ブランク(空白)期間何もしてないけど転職出来る?
- ブランク(空白)期間がある方の最大の難関は書類選考
- ブランク(空白)期間何もしてない方の面接対策
- ブランク(空白)期間何もしてない方のNGな面接の答え
- 半年のブランク期間何もしなかった私の面接対策
これらを実体験から解説します。
目次
ブランク(空白)期間何もしてないけど転職出来る?
”ブランク期間何もしてないけど転職出来る?”と不安な方。
ブランク期間に資格取得やアルバイトなど特に何もしていなくても転職は可能です。
実際に私はブランク期間に何もしてなくても転職が出来ました。(後で詳しく解説します)
ブランク期間があっても転職が出来る理由は以下です。
- 根本的に人手不足の企業や職種がある
- 長期キャリア形成を目的にした20代の採用は多い
- ブランク期間=採用しないという企業ばかりではない
順に解説します。
根本的に人手不足の企業や職種がある
世の中には根本的に人手不足の企業や職種があります。
よく耳にする『後継者不足』という言葉もその一種です。
ブランク期間が1年ある方とブランク期間が全く無い方の場合、ブランクが無い方が有利なのは間違いありません。
ですが、人手不足の企業や職種ではそもそも人が集まらないので、ブランクの有無はそこまで関係ありません。
仕事に対するやる気や熱意があれば歓迎といった特徴があります。
ちなみに人手不足の職種としては、工場の作業員や介護職などが挙げられます。
長期キャリア形成を目的にした20代の採用は多い
ハローワークの求人によくある『長期継続によるキャリア形成のため35歳未満の方を募集』といった記載。
こういった求人は記載通り20代の方が採用されるチャンスの高い求人です。
さらに、上記の記載がある求人では、企業は『長期継続によるキャリア形成』を目的にしているのでブランクがある方でも20代であれば積極的に採用したいと思っている企業が多いです。
ブランク期間が半年や1年あり、その期間特に何もしていないという20代の方も応募することをおすすめします。
ブランク期間=採用しないという企業ばかりではない
ブランク期間がある=採用しないという企業ばかりではありません。
企業によっては、ブランク期間が半年や1年・2年以上あっても採用するケースはあります。
しかし、そこで重要なのは”なぜ、ブランク期間から就職または転職をする気になったのか”という答え方です。
これはブランク期間が半年や1年の方は比較的答えやすいです。
しかし、2年以上になると働きたいという熱意がさらに伝える必要があったり、正社員ではなくアルバイトからという採用もあると考えたほうが良いです。
ブランク期間の面接対策については後で詳しく解説しますが、最初の難関は書類選考です。
おすすめ転職エージェント
- パソナキャリア
【公式】
https://www.pasonacareer.jp/
対象年齢はないので、20代以外の30代〜50代も利用可能。 - キャリアスタート
【公式】
https://careerstart.co.jp/
20代の転職に強い転職エージェントです。 - 就職Shop
【公式】
https://www.ss-shop.jp/
就職Shop経由の応募は書類選考が免除されます。
ブランク(空白)期間がある方の最大の難関は書類選考
ブランク期間がある方の最大の難関は書類選考です。
面接も難関ですが、ブランク期間を答えるというチャンスがあるのでなんとかなります。
ですが、書類選考となるとブランク期間を答えるチャンスがありません。
実際多くの方がブランク(空白)期間が出来てしまった結果、書類選考で落ちています。
その実際の声を以下から少しだけ紹介します。
ブランク増えるとますます書類選考落ちる
【口コミ】
なんかさー、ブランク増えるとますます書類選考落ちるし。泥沼の気がしてさ。それは8年前にも経験してるんよー。一番はとにかく暇!取り残され感。働きてぇーって感じ。 だからなのかも。。。
出典:Twitter
書類選考すら通らない
【口コミ】
「諦めたらそこで試合終了だよ」ということは分かってるけど、心折れて仕事辞めちゃったブランクのある子持ち女性の受け皿はあまりにも小さいし、子供のためにも自分のためにももう一度頑張ろう!という気持ちになれたのに書類選考すら通らない…
出典:Twitter
空白期間ができ、書類選考でバンバン落とされた
【口コミ】
当初、ミュージシャンやってた事を職務経歴書に書かなかったら、経歴に空白期間ができ、書類選考でバンバン落とされてた。 エージェントに正直に書いた方が良いと言われて書いたら、面接の時大体その話で盛り上がった。 ビジネス展開してた事まで話せるので視座の高さもアピールできる。 正直は強い。
出典:Twitter
空白期間をどうすればいいのかわからない
【口コミ】
履歴書の空白期間をどうすればいいのか分からないし、実際に応募しようにも年齢条件で応募すらできない。応募しても書類選考で落とされる。何の仕事でもいいわけがない。本人が頑張れる仕事は当然限られる。でも、応募できないし、落とされる。頑張っても苦しみが増えていく。
#ニート #ひきこもり
出典:Twitter
このように多くの方がブランク(空白)期間があるが故に、書類選考で苦労しています。
ブランク(空白)期間の書類選考対策【自己PR欄に記載?添え状を送る?】
ブランク期間の書類選考対策として思いつくのが、履歴書の自己PR欄などにブランク期間が発生してしまった経緯を記載する方法です。
しかし、実際に書いてみると分かりますが、文字にしてしまうと言い訳感が強くなります。
添え状も同様で、文字でつらつらとブランク期間の経緯を書いても効果的では無いと思います。
もしも、”ブランク期間があって書類選考がどうしても通らない”という方は書類選考の無い転職エージェントを選びましょう。
以下の転職エージェントは書類選考がないので、登録して損はないかな思います。
もちろん無料で利用出来ます。
NEXT >>就職Shop(ショップ)の口コミとは【ニートや30代は利用可能?】
ブランク(空白)期間何もしてない方の面接対策
ブランク期間に何もしてない方は面接でなにを答えようか迷うはずです。
以下の理由であればブランク期間に何もしていない方でも面接で答えることが可能です。
- 資格取得もしくは勉強をしていた
- 旅行などに行きリフレッシュしていた
- 介護関連の答え
本記事では3つほど紹介しますが、最後の1つはそこまでおすすめしません。
順に解説します。
資格取得もしくは勉強をしていた
この答え方は、ブランク期間に何もしていなかった方の王道かなと思います。
「〇〇という資格取得を目指してました!」と面接で答えることで、資格を取っていなくても勉強はしていたということになります。
この答え方の注意としては、その企業に関係のある資格取得を目指していたと答えなければ意味がないということです。
例えば、エンジニア職の面接で「簿記2級の資格取得の為ブランクが空いてしまいました!」と答えても意味がありません。
さらに、もう一つの注意点が、企業側は”資格が取れなくてもブランクが空くほど勉強したのであればその分野の知識がついているだろう”と考える可能性があることです。
もしも、企業側がこの考えを基準に採用とした場合、本当は知識が0なので入社してから辛い思いをするかもしれません。
NEXT >>仕事についていけない5つの原因と3つの対策【無理をしない選択肢】
資格取得もしくは勉強をしていたと答える際にはこれらの注意が必要です。
旅行などに行きリフレッシュしていた
ブランク期間の面接での答え方で、旅行などに行きリフレッシュしていたといった答えは有効です。
しかし、今現在(2021年2月時点)だとこの答え方は無理かなと思います。
逆に、今の時期に旅行に行っていたというのは非常識と判断される可能性が高いです。
なので、「趣味に没頭してリフレッシュしていた」や「読めていなかった本を読んでリフレッシュしていた」という答えがおすすめです。
確かに生産的な行動はしていないので、捉え方によっては何もしてなかったと同じかもしれません。
ですが、このように正直に答えることで内定を貰う事は可能です。
採用後のことを考えて嘘をつくのが面倒な方は、正直に言ったほうが楽です。
介護関連の答え
「ブランク(空白)期間は祖父や祖母の介護ありました」と面接で答える方法です。
こういった答えをするのは自由ですが、おすすめはしません。
なぜなら、その後の面接の質問や採用後を考えると面倒だからです。
ブランク期間の原因を介護関連だったと答えると、その後の介護の必要性などが聞かれます。


など、事前に想定しておく質問が多いです。
さらに、採用になった後、何かの場面で面接で言った介護の話題が出るかもしれません。
これらを想像すると個人的には面倒だなと思ってしまいますが、一応紹介しました。
ブランク(空白)期間何もしていない方の面接でNGな答え
ブランク(空白)期間何もしていない方の面接でNGな答えを紹介します。
しかし、絶対にNGという訳ではない答えもあるので、自身の働きたい職種などによって使い分けたほうが良いかなと思います。
フリーランスの類
ブランク期間の面接の答えとして、フリーランスの類を答えるのはNGです。
例えば、面接にて「ブランク(空白)期間は、クラウドソーシングサイトなどでフリーランスとして力を入れていました」と答えた場合。
加えて、収入を得ていたとするのであれば、採用後の年末調整などでいくら稼いだのかを伝える必要が出てきます。
収入を得ていなかったとしても、どのような案件をしたのか面接で具体的に答える必要もあります。
このフリーランスの類の理由は、その後の質問想定も難しいので意外と大変な理由です。
この答えなら、ブランク期間は何もしていないと答えたほうがマシかもしれません。
ブランク(空白)期間に遊んでいた(ゲーム・漫画・映画・TV)

と思いますよね。
例えば、営業職志望にも関わらず「ブランク期間はゲームをして過ごしてました」はNGです。
福祉の仕事を志望しているのに「ブランク期間は漫画を読んで遊んでました」なども避けたほうが無難です。
しかし、この”遊んでました”という答えは絶対にNGという訳ではありません。
受ける企業によっては、内定に繋がる可能性があります。
その例が下記です。
遊びがNGではない例
- ゲーム会社の面接で「ブランク期間はゲームをしていた」と答える
- 漫画編集の面接で「ブランク期間は漫画を読んでいた」と答える
- テレビ局のADの面接で「ブランク期間はテレビを見ていた」と答える
しかし、上記を見ても分かりますが、その遊びに関連する企業を受けた場合に有効ということを忘れないでください。
ブランク(空白)期間は転職が長引いた結果
「転職活動が長引いた結果、ブランク(空白)期間が出来てしまいました」と正直に答えようという方がいるかもしれません。
正直に答えるのは決して間違っていません。
ですが、このように答えるのはあまりおすすめしません。
なぜなら”御社を受けるまでの間、私は何社も落ちてきました!”と言っていることになるからです。
何社も落ちているということは、以下のような印象を企業に抱かれる可能性があります。
ブランク(空白)期間が長引いた結果
- 他社では需要がなかった
- 他社からは魅力的に見えなかった
さらに、”転職活動でこんなにブランク期間が長引くという事は何か他に理由があるんだろう”と勘繰る場合もあります。
企業は他社からも需要があり、魅力的に見える人が欲しいのは間違いありません。
どの企業も欲しがっていないという事実は、内定が貰える確率を下げてしまう可能性が高いです。
半年のブランク期間何もしてない私が実際に行なった面接対策
これまでの解説を見ていて、

と思った方。
先ほど解説した「リフレッシュも兼ねて旅行に行っていました」が1番おすすめです。
転職期間が長引きブランク(空白)期間が発生
経歴
私の経歴は以下です。
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
このように転職をしていた中で、半年ほどのブランク(空白)期間が発生しました。
このブランク期間では転職活動をしながら、本当に旅行ばかり行っていました。(数年前なので普通に旅行に行けました)
4ヶ月ほどブランク(空白)期間が伸びると「今の期間はなにをしているの?」と面接で聞かれるようになりました。
「転職活動を行なっているので、他になにか行なっていることはありません」
と答えていましたが、なかなか内定は貰えませんでした。
悩んだ挙句、正直に伝えてみた結果
悩んだ挙句、正直にブランク(空白)期間は旅行に行っていたことを伝えてみようと思いました。
実際に伝えた時は社長面接でしたが「羨ましいなぁ。俺も旅行行きたいなぁ。」と社長は笑っていて、結果的に内定を貰えました。
私の場合は実際に旅行に行っていましたが、旅行に行っていない方でもこれは利用出来ます。(出来ました)
なぜなら「旅行に行っていました!」の答えには、矛盾が発生しないからです。
旅行の地域を仮に設定して、名産品を食べたことにすれば良いだけなのでおすすめでした。
しかし、先ほども解説した通り、今現在(2021年2月時点)だとこの答え方は無理があります。
「趣味に没頭してリフレッシュしていた」や「読めていなかった本を読んでリフレッシュしていた」という答えがおすすめです。
ブランク(空白)期間は堂々と答えて大丈夫です
空白期間は堂々と答えてOKです。
申し訳なさそうにする答える必要もありません。
別のサイトでは、
”空白期間が出来てしまったことを反省している意思を伝えよう”
という意見がありますが、反省をする必要はありません。
見ず知らずの面接官に反省する意味がわからないので、そこまでする必要はありません。
ブランク(空白)期間は面接で堂々と答えても、内定が貰えます。
おすすめ転職エージェント
- パソナキャリア
【公式】
https://www.pasonacareer.jp/
対象年齢はないので、20代以外の30代〜50代も利用可能。 - キャリアスタート
【公式】
https://careerstart.co.jp/
20代の転職に強い転職エージェントです。 - 就職Shop
【公式】
https://www.ss-shop.jp/
就職Shop経由の応募は書類選考が免除されます。
ブランク(空白)期間に何もしてない方の面接対策【半年や1年なら問題なし】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- ブランク(空白)期間何もしてないけど転職出来る?
- ブランク(空白)期間がある方の最大の難関は書類選考
- ブランク(空白)期間何もしてない方の面接対策
- ブランク(空白)期間何もしてない方のNGな面接の答え
- 半年のブランク期間何もしなかった私の面接対策
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブランク(空白)期間があっても、面接の答え方次第で内定は貰えます。
しかし、転職成功の為には面接対策が必須です。
次の記事はブランクがある方でも使える転職エージェントや転職サイトです。
まだ使ったことのない転職エージェントなどは積極的に使ったほうが転職が決まりやすいです。
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