”20代の転職は年収が下がるのは当たり前?”
”20代だけど年収が下がる転職はしたくない!”
本記事では、これらの声に答えていきます。
20代の転職でも年収が下がらず、逆に上がる方がいます。
20代の転職=年収が下がるという訳ではありません。
【KENMORI転職】の筆者経歴
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
私自身が20代で転職をし、年収が下がった経験も上がった経験もあります。
KENMORI
本記事で解説すること
- 転職で年収が下がる20代は一般的
- 転職で年収アップの20代の特徴
- 転職で年収が下がる20代の特徴
- 20代で年収が下がる転職のメリット
- 絶対に年収を下げたくない20代の転職方法
本記事ではこれらを解説していきます。
転職で年収が下がる20代は一般的
20代の転職で年収が下がるのは一般的です。
その理由は後で詳しく解説しますが、年収が高いということはその年収に見合ったスキルや経験があるということです。
20代のあなたは年収800万円に見合ったスキルがありますか?
20代のあなたは年収1,000万円をもらえるような経験がありますか?
おそらく、上記の質問に”ある!”と自信満々に答えられる20代は少ないはずです。
ですが、20代の転職で年収が下がらずに上がる方も一定数いることは事実です。
転職で年収アップの20代の特徴
転職で年収が上がる20代の特徴は以下です。
- 数年の経験が評価された20代は年収が上がる
- 年収が高めの業種・職種への転職
- 年功序列ではない企業への転職で年収UP
では、順に解説します。
数年の経験が評価された20代は年収が上がる
高卒の方であれば、20代であっても約10年の経験があり、年収が上がる転職が出来る可能性が高いです。
ですが、大卒の方の場合は数年の経験です。
もしも、その数年の経験が評価されれば、20代であっても年収を上げた転職が出来ます。
評価基準は企業によって様々なので、具体的にどのような経験をすれば良いといった基準はありません。
自分自身では”この経験は評価されないだろうな…”と思っても、採用する企業側が良い評価をする場合もあります。
年収が上がる転職がしたい20代の方は、前職での経験をしっかり伝えることが必須です。
年収が高めの業種・職種への転職
年収の高い・低いはその業種や職種によって、大きな差があります。
以下は業種別の平均年収のランキングです。
業種別の平均年収のランキング
- 1位:化学工業 / 568万円
- 2位:不動産業 / 558万円
- 3位:運輸・通信・公益事業 / 551万円
- 4位:金属機械工業/ 545万円
- 5位:建設業 / 493万円
出典:業種別平均給与|国税庁
このように、業種だけでもこれだけの年収の差があります。
20代の転職で年収を下げたくない場合は、その業種・職種のそもそもの年収が高いかが重要です。
年功序列ではない企業に転職で年収UP
年功序列の企業の場合、20代で年収を上げた転職になることはまず考えられません。
さらに言うと、年功序列の企業に転職をしてしまうと入社後の年収UPも遅いです。
年収が上がるのは早くて30代後半か、40代・50代になってからとなる可能性が高いです。
しかし、厚生労働省の報告では年功序列の企業は減少傾向にあると記載されています。
就業形態の多様化は、我が国の雇用システムに多面的に影響を及ぼし、長期雇用や年功序列という特徴を典型的に備えている正規雇用の労働者も、減少傾向にある。
引用:雇用システムと勤労者生活 第3節 – 厚生労働省
確かに、年功序列の企業は減っている感覚がありますが、いまだに年功序列が当たり前の企業が存在するのも事実です。
そんな年功序列の企業を回避できた20代は、転職で年収が上がる可能性が高いです。
20代向けの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- ミラキャリ(転職エージェント)
【公式】
https://mirai-step.jp/
未経験可の事務職求人を探している方向け。事務職特化型です。(無料)
転職で年収が下がる20代の特徴
冒頭でも解説しましたが、20代の転職で年収が下がるのは一般的です。
そして、以下のような転職をした20代は転職で年収が下がる可能性が高いです。
- 未経験の業界・職種への転職
- 経験が浅いもしくは経験不足と判断された
- 仕事よりもプライベート優先した求人選び
こちらも順に解説します
未経験の業界・職種への転職
20代が未経験の業界・職種への転職をすると、基本的に年収は下がります。
上記は年収が高いと思われがちなエンジニア職ですが、「さすがに下がりすぎ」という声です。
20代であれば、未経験の業界・職種への転職自体は可能です。
ポテンシャル重視の企業であれば、普通に内定をもらえます。
しかし、経験やスキルがない仕事への転職は、20代でなくても基本的に年収は下がります。
経験が浅いもしくは経験不足との判断をされた
20代で転職を考えている方は、
同じ業界に転職するなら年収は上がるでしょ!
と思うかもしれません。
ですが、同じ業種・職種の転職であっても、20代は年収が下がる場合があります。
これは先ほども解説した通り、経験やスキルの問題です。
20代の転職となると、数年の経験やスキルしかありません。(中卒や高卒の方は別です)
その為、採用する企業側はあなたを『経験が浅い』または『経験が不足している』と判断します。
その結果、数年の経験があり、同じ業界・職種への転職であっても、最低年収からスタートとなる可能性があります。
仕事よりもプライベートを優先した求人選び
転職で年収が下がる20代の方は、仕事よりもプライベートを優先した求人を選んでいる傾向があります。
仕事よりもプライベート優先の求人選び
- 年間休日の多さで求人を選んでいる
- 残業がほぼ無しの求人を選んでいる
上記の2つを基準に求人選びをしている20代の方は、転職後に年収が下がる可能性が高いです。
年間休日が多いのであれば、転職後の年収が下がるのは当然です。
残業がほぼ無しの企業は残業代もほぼ無しなので、その分年収は下がります。
現状、プライベートを優先したい20代の方は転職後に年収が下がるのは必然かもしれません。
20代で年収が下がる転職にはメリットもあり
20代で年収が下がる転職は不安かもしれません。
さらに、趣味が多い20代や交友関係が広い20代は年収が下がるとシンプルに困りますよね。
ですが、20代で年収が下がるというのは2つのメリットがあります。
- 前の会社より楽な可能性がある
- 長期的に考えれば年収が上がる
こちらも順に解説します。
前の会社より楽な可能性がある
年収が下がるもしくは年収が低い会社というのは、
- 定時退社が当たり前
- 有給が自由に取れる
- 残業が月に10時間以下
といった可能性が高いです。
上記の特徴がある会社は基本的に楽です。
その為、ワークライフバランスがしっかりと取りやすいです。
実際に私は年収が大幅に下がる転職を20代で経験しましたが、上記のような会社でした。
肉体的にも精神的にも楽なので、
楽な仕事のほうがいいかも!
という20代は年収が下がる転職もおすすめです。
長期的に考えれば年収が上がる
勤続年数が多くなれば多くなるほど、基本的に年収というのは上がっていきます。
ですが、それは当たり前です。
ここで言いたいのは、年収が下がるまたは年収が低い会社というのは【長く続けやすい会社】の可能性が高いということです。
例えば、定時退社ができて・有給も自由に取れる・残業が月に10時間以下という会社を、辞める気にはならないはずです。
数年・数十年と長く働けば年収は自然と上がっていきます。
20代は転職をきっかけに年収が下がることが多いですが、長期的な視点を持つことも時には重要です。
20代向けの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- ミラキャリ(転職エージェント)
【公式】
https://mirai-step.jp/
未経験可の事務職求人を探している方向け。事務職特化型です。(無料)
絶対に年収を下げたくない20代の転職方法
記事内で紹介したように、20代で年収が上がるのはごく少数です。
基本的には20代が転職をすると、年収は下がります。
ですが、
絶対に年収を下げたくない!
という20代もいるはずです。
そんな方は以下の3つの方法をおすすめします。
- 年功序列の企業か否かを調べる
- 業界・職種の平均年収を調べる
- 年収の交渉をする
こちらも順に解説します。
年功序列の企業か否かを調べる
記事冒頭で『年功序列ではない企業を選べば年収が上がる可能性がある』と解説しました。
であれば、転職前に年功序列の企業か否かを調べる必要があります。
特定の企業が年功序列か否かを調べる方法は以下です。
- 面接時に直接質問する
- 先輩社員からの意見を聞く
- 企業の人事ポリシーを参考にする
- 転職会議などの口コミサイトを参考にする
面接時に直接質問と先輩社員からの意見を聞くはそのままの意味です。
しかし、企業の人事ポリシーは謎かもしれません。
例えば、Softbankの人事ポリシーには以下のような記載があります。
仕事の成果に正しく報います。
実力と意欲があれば、活躍の場は無限大。
年齢・性別・国籍・学歴なんて関係ない。
がんばって活躍したら、活躍した成果の分、きちんと報います。
引用:人事ポリシー | 企業・IR – ソフトバンク
上記のような人事ポリシーを見ると、年功序列の考え方をしていないことがなんとなく分かります。
転職会議の口コミについては参考程度にしましょう。
というのも、転職会議は匿名での投稿なので、完全に信じ切ってしまうのは危険です。
このように、年功序列かの企業か否かを調べる方法はいくつかあります。
業種・職種の平均年収を調べる
やはり、20代の転職で年収を上げるためには、その業種・職種の平均年収が高いことが重要です。
業種・職種ごとの最新の平均年収の調べ方は、
などで調べるのが間違いありません。
世の中の移り変わりは早いので、1年ごとに業種・職種の平均年収は変動しています。
20代の転職で年収を上げたい方は、転職前のリサーチが必須です。
年収の交渉をする
20代の転職で年収を下げないもしくは上げたい方は、年収の交渉をしてみましょう。
ですが、20代の年収の交渉は
- 年収の交渉をする相手が基本的に1回り年上
- 基本的に面接の場で年収交渉をしなければいけない
- そもそも年収交渉のやり方が分からない
など難易度はかなり高いです。
その為、20代で年収交渉をしたい方は、転職エージェントに丸投げしてしまったほうが楽です。
例えば、転職エージェントが企業へ年収交渉をする場合、面接の場で年収交渉をすることはありません。
電話でのやり取り中で年収交渉が可能です。(私が人材会社で働いていた時にもそうようにしていました)
さらに、転職エージェントは年収交渉のやり方もある程度知っていますし、基本的に年収交渉の経験者です。
”自分で年収交渉をするのは不安…”という20代の方は、以下の転職サイトやエージェントに相談することをおすすめします。
20代向けの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- ミラキャリ(転職エージェント)
【公式】
https://mirai-step.jp/
未経験可の事務職求人を探している方向け。事務職特化型エージェントです。(無料)
年収交渉などのサポートもすべて無料なので、利用しないのは損をしています。
20代の転職で年収が下がる人と上がる人【3つの方法で年収アップ】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 転職で年収が下がる20代は一般的
- 転職で年収アップの20代の特徴
- 転職で年収が下がる20代の特徴
- 20代で年収が下がる転職のメリット
- 絶対に年収を下げたくない20代の転職方法
最後まで読んでいただきありがとうございます。
20代での転職は年収が下がるのは一般的です。
ですが、本記事で解説した通り、年収が下がるのはデメリットばかりではありません。
転職に正解・不正解はありませんが、長期的な視点も転職では必要です。
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