さらに、2年目でポンコツというレッテルを貼っているのは、あなた自身だけの可能性があります。
KENMORI
本記事ではこれらを解説していきます。
社会人2年目で仕事ができない・ポンコツの原因は、今の仕事との相性が悪いからかもしれません。
その場合は退職や転職が手っ取り早く、20代であれば仕事を辞めてもなんとかなります。
>> 仕事辞めてもなんとかなる3つの方法【20代〜50代の年代別対策】
社会人2年目で仕事ができない・ポンコツの原因
社会人2年目で仕事ができない・ポンコツの原因は、自分もしくは他人が原因となっている場合があります。
- 1年目に勉強をしなかった
- 1年目を適当にやり過ごした
- 上司が仕事を教えてくれなかった
- 2年目だから出来るだろうと思われている
- 期待されている為に仕事量が多い
- 仕事のミスが多い
順に解説します。
1年目に勉強をしなかった
入社して1年目は、日々の業務をこなすだけで精一杯かもしれません。
家に帰って仕事に関連する勉強をするのは、簡単ではありませんよね。
しかし、入社1年目でも仕事が終わった後、自宅などで仕事に関する勉強をしている方がいるのは事実です。
そして、仕事とあなたの相性によっては、自宅学習が必須な場合があります。
自宅学習が必須なケース
- 専門用語が多い仕事
- 基礎知識を知らない仕事
- 流れが複雑な仕事
など、1年目での勉強が大きなウェイトを占めるケースがあります。
上記のような仕事の場合、1年目で勉強をしないまま社会人2年目を迎えると、仕事ができないのは当然です。
1年目を適当にやり過ごした
社会人2年目で仕事ができない・自身のことをポンコツと感じている方は、1年目を適当にやり過ごした可能性があります。
社会人1年目は、上司が気に掛けてくれますし、あなたの代わりに行なってくれた仕事も多かったかもしれません。
しかし、上司に仕事を助けてもらった際に、適当にやり過ごすのはポンコツの始まりです。
例えば、あなたが出来ない業務を上司が助けてくれた際に
この時の対応はこうやってやるのが正解なのか!
と上司の対応から学ぶ姿勢があれば、問題はありません。
ですが、中には
なんかわかんないけど解決してる!ラッキー!
という入社1年目の方がいます。
もしも、現在社会人2年目で仕事ができない・ポンコツの方は、1年前の自分を振り返ってみることをおすすめします。
上司が仕事を教えてくれなかった
社会人2年目で仕事できない・ポンコツの方は、上司の責任かもしれません。
というのも、職場によっては上司が仕事を教えてくれないことがあり、その原因は以下のようなことが考えられます。
- 企業の教育制度が整っていない
- 部下に仕事を教えるのが初めてだった
- 部下が多すぎてあなたに手が回らなかった
- あなたが質問をしなかった
- あなたのことが嫌いだった
など、上司が仕事を教えてくれない原因は様々です。
当然ですが、1年目で上司から仕事をきちんと教わっていない方は、社会人2年目で苦労します。
しかし、上司が仕事を教えてくれなかったについては、その上司や会社の責任です。
社会人2年目で自身をポンコツと思っている方は、あなた自身の責任では無いことを自覚すべきです。
2年目だから出来るだろうと思われている
上司などから、
〇〇くんまだ仕事できないの?
と言われたことがありますか?
これは上司の中で『2年目だからこれくらい出来るだろう』という、その人特有の基準がある為です。
しかし、「〇〇くんまだ仕事できないの?」などと言われると、
”社会人2年目なのに仕事ができない…”
”社会人2年目だけど私ってポンコツ…?”
と不安になります。
ですが、先ほども解説した通り、この言葉は特定の個人の基準です。
その人以外はあなたを評価しているかもしれません。
社会人2年目なのに仕事ができない・ポンコツと思うのは、間違っている可能性があります。
仕事のミスが多い
社会人2年目でもミスは起こります。
ですが、1年目以上にミスが多い場合には、他者から『仕事ができない』・『2年目なのにポンコツ』といったレッテルを貼られることがあります。
このレッテルを覆すには、ミスを少なくすればいいだけですが、そんなに簡単なことではありません。
なぜなら、いくらメモを取ってもミスは発生しますし、
これ以上ミスをしないようにしよう…!
と思えば思うほど、ミスというのは出やすくなります。
社会人2年目でミスが多い方は、もっと時間を積み重ねることが重要かもしれません。
人間は物事のコツを掴む為には『慣れ』が必要です。
”仕事のミスが多くてポンコツ…”と思うのは、今だけの可能性があります。
期待されている為に仕事量が多い
社会人2年目で、毎日の仕事がなかなか終わらない方は、
”私がポンコツだからこんなに毎日仕事が終わらないのかな…?”
と思うかもしれません。
ですが、あなたの仕事が終わらないのは仕事量が多すぎる可能性があります。
さらに、社会人2年目で仕事量が多いのは、あなたが会社から期待されている証かもしれません。
期待されているなら嬉しいと思うか、やりがい搾取と思うかは人それぞれです。
いずれにしても、社会人2年目で毎日の仕事が終わらないのは、あなたがポンコツだからではなく、優秀だからといった可能性が高いです。
おすすめの転職サイト・エージェント
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社会人2年目でポンコツと感じるのはただの思い込みの可能性
上記では社会人2年目で仕事ができない・ポンコツの原因を解説しました。
しかし、自身をポンコツと思いながらも、どれにも当てはまらない方がいるはずです。
その場合、社会人2年目でポンコツと感じるのはただの思い込みの可能性があります。
社会人2年目でポンコツと感じるのは以下の状況だからかもしれません。
- 1年目の部下と比べているだけ
- 同僚が先に昇進しただけ
- 上司から褒められたことがないだけ
- チャンスが回ってこないだけ
- 入社時から役割が変わっていないだけ
など、上記のような状況では自身をポンコツと思いがちです。
社会人2年目でポンコツと感じるのは環境のせい
例えば、同僚は先に昇進していて上司からよく褒められるという中で、あなたは昇進できず、上司からも褒められることがほぼ無いという状況だった場合。
確かに、自分自身をポンコツと思うかもしれません。
しかし、それは
- 同僚の行動がその上司に響いただけ
- 同僚のことをその上司がよく見ているだけ
- 同僚が歴代の社員よりもずば抜けて優秀なだけ
といった理由が考えられます。
であれば、社会人2年目のあなたがポンコツだから、昇進できない・上司から褒められない訳では無いですよね。
別の環境だと、1年目で超優秀な社員というのは存在しますが、1年目の社員よりも劣っている=社会人2年目がポンコツという図式は成り立ちません。
特定の業務では社会人2年目の方が優っている部分があるかもしれません。
さらに、『チャンスが回ってこない』・『入社時から役割が変わっていない』状況は、あなたに責任がまったくありません。
社会人2年目でポンコツと感じるのは環境のせいかもしれません。
つまり、思い込みである可能性が高いということです。
仕事ができるから自己評価が低い【思い込み脱却】
上記を読んで、
ポンコツと思ってたのはただの思い込みかも…!
と感じた方。
もしかすると、あなたは仕事ができるから自己評価が低いのかもしれません。
仕事ができる人というのは、優秀な人ですよね。
そして、とある実験では『優秀な人ほど自己評価が低い』という結果があります。
これはダニング=クルーガー効果と呼ばれ、具体的には以下のようなことです。
自己評価のスコアが確定した後、学生達はクラスにおける自身の順位を推定するよう求められた。有能な学生達は自身の順位を実際より低く評価したが、無能な学生達は自身の順位を実際より高く評価した。
引用:ダニング=クルーガー効果 – Wikipedia
つまり、優秀な人ほど自己評価を低くする傾向にあり、優秀では無い人ほど自己評価を高くする傾向にあるということです。
社会人2年目で自身に低い評価をしているのは、あなたが優秀だからかもしれません。
加えると、社会人2年目であなた自身をポンコツと評価してしまうのは早いです。
社会人2年目で仕事ができない・ポンコツ対策
社会人2年目で仕事ができない状況が思いこみでない方は、以下の対策がおすすめです。
- 2年目から真面目に働く
- 分からないことをそのままにしない
- マルチタスクをやめる
- コミュニケーション能力を上げる
- 別の会社で再起を図る
こちらも順に解説します。
2年目から真面目に働く
1年目で真面目に働かず、サボることが多かった方は社会人2年目で仕事ができないのは当然です。
新入社員から、
あの2年目の人ポンコツじゃね?
と思われない為にも、2年目から真面目に働くことをおすすめします。
というのも、今のうちから真面目に働いていないと、同僚や後輩にどんどん抜かされていきます。
その結果、
『社会人5年目でこれくらいもできないの?』
などと3年後のあなたが社内中に思われる可能性が高いです。
社会人2年目であれば許容範囲ですが、5年目にもなってできないことが多いのは結構危険です。
会社によっては、退職を促されるかもしれません。
1年目が不真面目だった自覚がある方は、2年目から真面目に働くことをおすすめします。
分からないことをそのままにしない
仕事では報告・連絡・相談が重要で、そのことは現在働いている職場でも言われているはずです。
しかし、業務完了の報告や事務連絡などができても、相談は苦手な方がいます。
さらに、相談が苦手な方には以下のような2つのパターンがあります。
- ”相談するのは迷惑かも…”と思い仕事が進まない
- ”相談しなくてもこれで大丈夫でしょ!”と思い仕事を進める
結論から言うと、どちらも会社の迷惑になる可能性が高いです。
まず1つ目の場合は、上司からすると『相談されないほうが迷惑』ということを自覚すべきです。
あなたがあれこれと考えて相談ができない中、時間だけが進んでいきます。
例えば、上司からの指示があった際、上司はその業務が終わるおおよその目安時間・日数を考えていることが多いです。
このおおよその目安時間が大幅にズレた原因が、『相談ができなかった』というのはポンコツのレッテルが貼られる十分な要素です。
もしも、直属の上司への相談が無理そうであれば、他の先輩上司なども頼るべきです。
そして、2つ目の
相談しなくてもこれで大丈夫でしょ!
という社会人2年目の方もそのやり方は直したほうがいいです。
しかし、この方に関してはすでに上司などに叱られているはずなので、特に解説はしません。
社会人2年目は初歩的なことを聞いても問題のない年数なので、分からないことはそのままにしないことをおすすめします。
>> 仕事を覚えられないから辞めたい時の対策【原因は上司かも】
マルチタスクをやめる
社会人2年目で仕事ができない・自身をポンコツと感じている方は、日々の業務がマルチタスクになっていませんか?
マルチタスクとは、複数の作業を同時に進める仕事のやり方です。
引用:マルチタスクとは? | ハタラクティブ
マルチタスクは一見効率的に見えますが、社会人2年目で仕事ができない原因かもしれません。
というのも、人間はそもそもマルチタスクができないとすら言われています。
人間の脳の構造上、例えばAとBとCの物事を同時に考え、処理することは不可能ということです。
ですが、中には
3つの作業を同時に出来たりするけど?
という方がいるかもしれません。
これは、行うべきタスクを脳の中で瞬時に切り替えているだけで、厳密に言うと同時には行なっていないとされています。
例えば、電話で相手の情報を聞きながらメモを取るというシンプルな作業も、電話で相手の話を聞くこととメモを取ることを勝手に脳が瞬時に切り替えているだけということです。
その為、マルチタスクはミスが出やすく、ポンコツのレッテルを貼られやすい行為です。
もしも、社会人2年目でマルチタスクの方は、直ちにシングルタスクに変えることをおすすめします。
電話で話を聞きながらメモを取るなとは言いませんが、少しでもシングルタスクで業務を行なったほうがいいです。
社会人2年目で仕事ができない原因はマルチタスクのせいかもしれません。
コミュニケーション能力を上げる
社会人2年目で仕事ができない方は、コミュニケーション能力を上げたほうが近道かもしれません。
仕事によって、人と接する頻度の多い・少ないはありますが、人とまったく接しない仕事というのは存在しません。
現在の若年層はネットやSNSがあって当たり前の世代です。
その為、メールやLINE・SNSなどでのコミュニケーションが増え、対面でのコミュニケーションが苦手な方も少なくないはずです。
そして、社会人2年目でコミュニケーションが苦手だと、
- 〇〇くんは社会人2年目なのになにも聞いてこないポンコツ
- 〇〇さんは社会人2年目だけどなにを考えているか分からない
- あいつは2年目だけどこちらから指示をしないと仕事ができない
といったことになる可能性があります。
ですが、コミュニケーション能力を自分で上げていくのは難しいですよね。
もしも、コミュ二ケーション能力を効率良く上げたいのなら、コミュトレ
公式HP:コミュトレ
コミュトレの無料カウンセリングを、職場の悩みや相談を聞いてもらう場として使うのもありです。
別の会社で再起を図る
社会人2年目で仕事ができない・自身をポンコツと思っている方は、別の会社に転職したほうが早いかもしれません。
なにごとにも向き不向きがあるように、仕事にも相性があります。
ですが、
社会人2年目で仕事ができないから転職するのは早いよ。
という方もいるはずです。
確かに、社会人2年目で今の会社を見切るのは早いかもしれません。
しかし、あなたに合わない仕事を続けた結果、30代後半〜40代といった年齢でストレスの限界が来る可能性があります。
ですが、30代後半〜40代というのは転職が難しい年齢ですし、未経験の仕事に転職をするのは難易度が高いです。
だとすると、社会人2年目で別の会社で再起を図ったほうが、明るい人生が待っているかもしれません。
おすすめの転職サイト・エージェント
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どういった選択をするかは自由ですが、転職をするのであれば早めにしたほうが損をせずに済みます。
余談ですが、万が一転職をしてもその後にミスが多いのは当たり前なので気にせずに。
>> 転職後はミスばかりが当たり前!【実力不足で落ち込む方へ】
社会人2年目で仕事ができない・ポンコツの理由【5つの対策】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 社会人2年目で仕事ができない・ポンコツの理由
- 社会人2年目でポンコツと感じているのはただの思い込み
- 社会人2年目で仕事ができない・ポンコツの対策
最後まで読んでいただきありがとうございます。
社会人2年目で仕事ができないのは様々な理由があります。
もしも、2年目の自分をポンコツと感じている方は、思い込みまたは仕事との相性が考えられます。
その結果、どの対策をするかは自由なので、正解不正解はありません。
以下の記事では、退職や転職関連のおすすめ記事を紹介しているので、興味のある方はぜひ。
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