”本当に転職していいのか分からない…”
”本当に転職しないほうがいいケースってある?”
本記事では、これらの声に答えていきます。
絶対に転職をすべき!という基準は存在しません。
人間関係が悪い職場から転職しても、次の企業はもっと人間関係が悪いかもしれません。
本当に転職していいのか悩んでいる方は、転職のデメリットを理解した上で行動しましょう。
KENMORI
本記事で解説すること
- 本当に転職していいのかと悩む理由
- 本当に転職しないほうがいいケース30選
- 本当に転職していいのか悩む方が覚悟すべきデメリット
- 転職していいのか悩む方はとりあえず転職活動を始めてみるのがおすすめ
本記事では実体験を交えながら、これらを解説していきます。
転職に迷うのは「転職後に後悔したくない!」という気持ちが強いからかもしれません。
転職後の後悔を減らす為にも、あなたに合った求人探しは重要です。
>> ハローワーク以外の仕事の探し方【みんなどうやって探してる?】
本当に転職していいのかと悩む理由
本当に転職していいのかと悩む理由は以下などが挙げられます。
- 人間関係は良好な職場
- 早期退職になってしまう
- 転職後は給料が下がる可能性がある
- 現職に大きな不満がない
- もう少し耐えれば状況が変わるかもしれない
順に解説します。
人間関係は良好な職場
人間関係は良好な職場だと、本当に転職していいのか迷うはずです。
なぜなら、人間関係が良好な職場はストレスを感じることが少ない環境です。
「こんな職場を去るのはもったいないかも」と思うのも当然です。
ちなみに、大手の転職サイトであるエン転職は1,515名に「退職理由のホンネとタテマエ」というアンケートを取りました。
そのアンケート結果が以下です。
上記のように、職場を退職する理由のトップは「人間関係」という結果です。
人間関係が良好な職場というのは貴重です。
早期退職になってしまう
現在の職場で働き始めて、数ヶ月〜3年未満で転職してしまう場合は、早期退職に該当します。
その場合「本当に退職していいのか?」と、迷うはずです。
私も早期退職の経験がありますが、この早期退職という経歴は以下のようなデメリットがあります。
- スキルが身に付かないまま辞める
- 明らかに書類選考が通りづらくなる
- 「なぜ早期退職をしたのですか?」と面接官に毎回聞かれる
など、様々なデメリットが発生します。
特に面接にて、
なぜ〇ヶ月で退職したんですか?
を質問されるのは、結構めんどくさいです。
今辞めると早期退職に該当してしまう場合は、本当に転職していいのか迷います。
転職後は給料が下がる可能性がある
転職をすれば給料が上がるという考えの方がいるかもしれませんが、実際には必ずしもそうとは限りません。
転職後に給料が下がる可能性も確実に存在します。
なぜなら、現在の企業での実績や経験が、新しい企業で同じように評価されるとは限らないからです。
例えば、特定のスキルや資格が現在の企業では高く評価されていても、新しい企業ではそれがマーケット価値として低い場合があります。
このような状況になると、当然、給料も下がるリスクが出てきます。
もしも、転職後に給料が下がる懸念がある場合は、転職エージェントに給料の交渉をしてもらう選択肢があります。
ちなみに、20代におすすめの転職エージェントは第二新卒エージェントneo
興味のある方は参考にしてみてください。
現職に大きな不満がない
現職に大きな不満がない場合は、本当に転職するか迷います。
本記事を読んでいる方の中には、
そもそも不満がなければ転職しようと思わないよね?
という疑問があるかもしれませんが、現職に「不満」がなくても「不安」がある場合があります。
- 「衰退している業界だから不安」
- 「売上が年々減っている企業だから不安」
- 「倒産しないか不安」
など、現職に「不満」がないものの「不安」があれば転職を考えます。
ですが、現職に大きな不満がないというのは、その職場には大きな価値があります。
- 職場の人間関係が良好
- 業務内容が無理なくこなせている
- 福利厚生がしっかりしている
など、その安定性と安心感は見逃せない要素と言えます。
また、長く働いている企業では、その企業文化や業務フローに適応できているはずです。
このような「居心地の良さ」は、新しい環境では簡単には得られないものです。
もう少し耐えれば状況が変わるかもしれない
本当に転職していいのか迷う方は、現在の状況が好転する可能性があるからではないですか?
- 「嫌いな上司が数年で定年退職する」
- 「昇進や昇格で給料が上がるかもしれません」
- 「会社がリモートワークを推進するかもない」
など、あなたが不満に感じている状況が変われば、転職する必要がありません。
しかし、その「かもしれない」に依存しすぎると、いつまで経っても先の見えない状態が続く可能性も考えられます。
転職のタイミングというのは難しいです。
「ベストなタイミングで転職できた!」と言っている方は、すべて結果論です。
おすすめの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- アデコ(転職エージェント)
【公式】
https://www.adecco.co.jp/
30代以上も使える転職エージェント。転職活動全般のサポートをしてもらえます(無料)
本当に転職しないほうがいいケース30選
本当に転職すべきかしないほういいかに明確な答えはありません。
ですが、転職しないほうがいいケースというのがあります。
人によっては異なりますが、転職しないほうがいいケースを30個挙げてみました。
- 現在の職場で昇進や賞与の見込みがある
- あなたの専門スキルや資格が現職で求められている
- 転職先したい業界が不安定な状況
- 現在の職場の人間関係が非常に良好
- 福利厚生や待遇が優れている
- 転職すると家庭やプライベートが犠牲になる
- 現在の業務内容に満足している
- 既に定年が近いまたはリタイアメントプランが整っている
- 転職のモチベーションが「逃げる」ためだけ
- 現在の職場でのプロジェクトが順調で、成果が見込まれる
- 転職活動にかかる時間や労力に見合うだけのメリットがない
- 現在の職場での勤続年数が長く、それが評価されている
- 短期間で何度も転職を繰り返している
- 自身のスキルが転職先で活かせない可能性が高い
- 転職先でのキャリアパスが不明確
- 現在の企業が業界内で評価が高く、ブランド力がある
- 現在の地位や名声を失いたくない
- 現在の職場で学べることがまだ多い
- 「転職先の企業文化に合わないかも」と不安
- 現在の仕事が社会貢献につながっていると感じる
- 現在の職場で専門的な研究やプロジェクトに従事している
- 転職すると長期的なビジョンが崩れる可能性がある
- 転職先が過去に多くのリストラを行っている
- 現在の職場で働くことに特別な意味や使命を感じている
- 現在の職場での業績が上向きであり、その評価が正当に行われている
- 転職すると転居や通勤時間が大きく変わり、生活に支障をきたす
- 現在の職場での教育体系が整っている
- 自分自身が現在の職場で成長していると実感している
- 転職することで得られる給与や待遇が大幅に上がらない
- 現在の職場での未来に希望を持っている
転職しないほうがいいかな?と迷っている方は参考にしてみてください。
おすすめの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- アデコ(転職エージェント)
【公式】
https://www.adecco.co.jp/
30代以上も利用可能。オンラインで完結するので利用が手軽に使えます。(無料)
本当に転職していいのか悩む方が覚悟すべきデメリット
年齢や勤務年数などで転職するかどうかで悩み、転職をするかどうかは自由です。
しかし、本当に転職していいのかと悩む方には覚悟すべきデメリットがあります。
- 転職活動がうまくいくとは限らない
- 出戻りが可能性がある
- すべて0からのスタート
こちらも順に解説します。
転職活動がうまくいくとは限らない
本当に転職していいのか?と感じている方は、転職活動がうまくいくとは限らないことを念頭におくべきです。
言い換えれば、転職しても現状が変わらないまたは悪化する可能性があるということです。
- 「転職したら人間関係が最悪だった」
- 「転職したら給料が大幅に下がった」
- 「転職したら転勤ばかりで嫌になる」
など、現在抱える不満や不安がさらにひどくなるかもしれません。
さらに、転職活動を始めてみると分かりますが、意外に内定がもらえなかったりします。
仮に内定がもらえたとしても、次は「その会社が本当に合っているのか」という新たな不安が生まれます。
入社してみないとわからない企業文化、上司や同僚との人間関係、仕事の内容など、転職後に慣れるまでの期間は精神的な負担が大きいです。
出戻りができない可能性がある
本当に転職していいのか悩んでいる方は、前の職場に出戻りが出来ないと覚悟しておきましょう。
と言いながら、出戻りが出来る可能性が0%という訳でもありません。
前の職場が円満退職であったり、企業に貢献していた方であれば出戻り出来る可能性は高いです。
ですが、前の職場に出戻りが出来たからといって、転職する前と同じ仕事が出来るとは限りません。
会社は人が辞めればその分新しい人を雇いますし、配置替えも行われます。
「出戻りできたけど、この部署じゃ意味ない…」という状況は大いに考えられます。
加えると、企業によっては出戻りを歓迎していないケースもあります。
転職に失敗しても前の職場に戻ってくればいいや!
と思っている方は要注意です。
すべて0からのスタート
転職をするということはすべて0からのスタートです。
中途採用された方の中には、前の職場の経験が評価されて採用された方がいるかもしれません。
ですが、転職をするとその職場ではまだなんの実績も挙げていません。
さらに、前の職場のやり方を頻繁に持ち出すのは嫌われる傾向にあるので、転職先のやり方を1から覚える必要があります。
覚える為には教えてもらう必要がある為、前職では指示をしていた人も指示を受ける側に回ります。
すると、その役割の違いからプライドを傷つけられてストレスに感じるかもしれません。
転職をすると基本的に0からのスタートです。
本当に転職をしていいのか悩む方は覚悟しておくべきです。
おすすめの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- アデコ(転職エージェント)
【公式】
https://www.adecco.co.jp/
30代以上も利用可能。オンラインで完結するので利用が手軽に使えます。(無料)
転職していいか悩んでいるならとりあえず転職活動を始めてみる
私にも何度かの転職経験があります。
以下は私の経歴です。
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
本当に転職していいのか?と悩むこともありましたが、転職をして後悔をしたことは1度もありません。
本記事では転職のデメリットが多かったと思います。
ですが、転職をすることで状況が好転する場合も当然あります。
- 年収が大幅に上がる
- 仕事のモチベーションが上がる
- ワークライフバランスが改善する
- 異なる組織文化が刺激になる
- 更なる経験・スキルが身に付く
など、転職をするメリットは様々です。
その為「本当に転職していいのか?」と迷う方は、とりあえず転職活動を始めてみることおすすめします。
転職活動をしてみて別の仕事との比較をする
本当に転職していいのか悩むくらいなら、まずは行動をしたほうが手取り早いです。
なぜなら、転職活動をすれば以下のような発見があります。
- 「私が働いてる会社の給料って低いんだ…」
- 「私が働いてる会社って他の会社と比べて福利厚生がしっかりしてるんだ!」
- 「今の仕事よりもやりたい仕事が見えてきたかも。」
など、自身が働いている職場と別の仕事との比較が可能です。
そして、別の仕事との比較ができると、本当に転職するべきか否かが明確になってきます。
さらに、転職活動をすると「自分が何を求めて何を優先すべきか」も明確になります。
給料・福利厚生・働く環境・職務内容など「自分が何を求めて何を優先すべきか」は、実際に転職活動という形で動いてみないと分からなかったりします。
転職活動をすることで自分自身の価値観もはっきりします。
気軽に転職活動する方はエージェントよりも転職サイトが使いやすい
転職活動を始める際には、
転職エージェントと転職サイトのどっちを使えばいいんだ?
と迷うかもしれません。
両者はそれぞれメリットとデメリットがありますが、気軽に転職活動を始めるのであれば転職サイトがおすすめです。
転職サイトの最大の利点は、手軽に多くの求人情報が知れることです。
スマホからも簡単にログインでき、自分の条件に合った求人を自由に検索できます。
また、転職サイトは会員登録が無料で、転職エージェントに必須な『面談』がありません。
20代の方向けの転職サイトはリブズ
30代以上の方はコンシェル&マッチ
さらに、以下の記事では転職サイトの情報のみを解説しているので、興味のある方はぜひ。
>> 未経験におすすめの転職サイト7選【エージェント情報は除外】
本当に転職していいのか?【転職しないほうがいいケース30選】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 本当に転職していいのかと悩む理由
- 本当に転職しないほうがいいケース30選
- 本当に転職していいのか悩む方が覚悟すべきデメリット
- 転職していいのか悩む方はとりあえず転職活動を始めてみるのがおすすめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
転職活動をする=絶対に転職をする、という訳ではありません。
例えば、ただ求人を眺めているのも有効です。
今よりも良いと思える企業があれば行動してみるのも有りですし、知らなかった企業を知るだけでも有益です。
次の記事では求人を多く知る為に、おすすめの転職サイトや転職エージェントを紹介しています。
すべて無料で使えるので、興味のある方は試してみてください。
>> 20代におすすめの転職サイト・エージェント【若者に特化】
【関連記事】
>> 転職に迷う20代が考えるべきこと【挑戦か留まるかの選択】