”ハローワークのメリットとデメリットが知りたい!”
”ハローワークは20代も使うべき?”
本記事では、これらの声に答えていきます。
ハローワークは転職活動においての必須ツールではありません。
現代では転職サイトや転職エージェントが主流です。
しかし、実際にハローワークを使ってみるとメリットは多いですし、20代の私はハローワーク経由の企業で内定がもらえました。(さらにブラック企業ではなく、かなりホワイト企業でした)

KENMORI
本記事で解説すること
- 実際に感じたハローワークのメリット
- 20代がハローワークに行かない理由
- ハローワークのデメリット
本記事ではこれらを解説していきます。
【KENMORI転職】の筆者経歴
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
私自身転職活動を複数回行なっていて、ハローワークを利用した経験もあります。
ですので、実体験から本記事を紹介しています。
実際に感じたハローワークのメリット

上記でも紹介しましたが、私は転職を複数回行なっています。
最初の転職ではハローワークを使用しませんでしたが、2回目の転職ではハローワークを使いました。
”役所ってなんか行くのめんどくさいな…”
”転職サイトかエージェントだけで十分でしょ”
と思っていましたが、実際にハローワークを使ってみると意外にメリットがありました。
- 無料で使える
- 失業保険をもらう場合は必須
- 現在住んでいる地域周辺の求人のみ探せる
- ハローワークにしかない求人がある
実際にハローワークを使用して感じたメリットを抜粋して紹介します。
無料で使えて、失業保険をもらう場合は必須
ハローワークは転職サイトなどと同様に無料で利用が出来ます。
個人的な感想ですが、無料の転職ツールは使い倒したほうが良いかなと思います。
お金が掛からなければ、特に損はありません。
仕事を辞めてから転職活動をする方は、失業保険をもらったほうが得です。
失業保険給付の詳細な条件は本記事では省きますが、前職で年収300万程度もらっていたのなら失業保険として3ヶ月間は月々10万〜15万円程度が支給されます。
少しでも金銭的余裕があれば、”早く転職先を見つけなきゃ!”という焦りも減らすことが出来ます。
明らかにメリットです。
>> 仕事を辞めてから転職活動をした実体験【リアルなメリット・デメリット】
現在住んでいる地域周辺の求人を探せる
最寄りのハローワークに行き求人を検索すると、現在住んでいる地域周辺の求人が手軽に探せます。
例えば東京の多摩地区であれば、多摩地区周辺の求人のみですし、23区内のハローワークで検索すると23区内のみになります。
転職サイトなどだと”こんなところ通えないでしょ(苦笑)”という求人が出てきますが、ハローワークではそのようなことが起こりません。
効率的に求人が探せる点がハローワークのメリットです。
ハローワークにしかない求人がある【最大のメリット】
本記事で1番伝えたいことはこれです。
ハローワークにはハローワークにしかない求人があります。
実際に経験しましたが、これは間違いありません。
少しだけ、私の実体験をお話しします。
私は転職活動をする際には、転職サイトはかなり多めに登録します。
転職サイトはどれだけ使っても無料ですし、求人を1つでも多く知ることはメリットしかないと考えている為です。
メジャーな転職サイトからかなりマイナーな転職サイトまで登録するので、”現在求人を出している自分の働きたい分野の求人は全て知っているのでは…!”くらいの感覚になります。
しかし、2回目の転職活動でハローワークに行くと、たくさんの転職サイトの中に無かった求人が普通にありました。
その求人を見つけた瞬間にハローワークの職員さんに相談し、紹介状を貰いました。
結果的にその企業への面接が決まり、最終的には内定を貰えました。
20代がハローワークに行かない理由【実際に利用して思ったこと】

ハローワークは30代・40代の方だけでなく、20代の方も使うべきです。
20代がハローワークを使わない理由は以下のような感じかなと思います。
20代がハローワークを使わない理由
- 役所とか行くのはなんかめんどくさい
- なんかよく分かんないから行きたくない
- ブラック企業が多いとかネットで出てくるから行っても無駄
今の20代は小学生の頃にはネットがありましたし、SNSも普及し始めていました。
なので、【直接足を運んでどこかに行くまたは企業や施設を利用する】とするときに必ずその評判などをネットやSNSで調べます。
その結果、
- ハローワークはブラック企業ばかり
- ハローワークの職員に嫌な態度を取られた
という評判を20代が見るとハローワークは選択肢から外れます。
私も1回目の転職活動のときはそうでした。
”どうせ行ったって意味ないなら、転職サイトで十分”という考えになってしまいます。
転職活動では”なんかめんどくさい”という考えは捨てたほうがいい
ハローワークってなんかめんどくさそうなイメージがありませんか?
というより【役所】自体が堅いイメージがありますし、堅い=なんかめんどくさそうと感じてしまいます。
しかし、実際にハローワークに行ってみると堅い感じはそこまでありません。
転職活動は求人を知ることが重要ですし、先ほど紹介したようにハローワーク限定の求人が存在します。
”なんかめんどくさい”という理由で選択肢を狭めてしまうのはかなりもったいないです。
ハローワークのデメリット

ハローワークは30代・40代だけではなく、20代も使ったほうが良いということは間違いありません。
しかし、ハローワークにもデメリットがあるので紹介します。
- 日中しか利用出来ない
- 職員は求人の詳細にあまり詳しくない…かも
- 大半の求人が中小企業
- 【番外】ブラック企業があると言われる原因
ハローワークは日中しか利用出来ない
ハローワークは基本的に平日の8時半〜17時15分までしか利用出来ません。(場所によって多少の違いがあります)

平日の日中は仕事です!
という方は利用することが難しいのが現実です。
土曜日も利用できるハローワークがあるようですが、一部のハローワークです。
職員は求人の詳細にあまり詳しくない…かも
私の場合は、”ハローワークの職員さんは、求人に書かれている情報のみしか知らないんだなぁ”という感想でした。
なぜなら、求人票に書いてあることしか答えてもらえなかったので。
しかし、ハローワークの職員さんの中には、求人票に記載がある情報以外を答えてくれる方がいるかもしれません。
大半の求人が中小企業
実際にハローワークで調べてみると分かりますが、求人の大半が中小企業です。
この点は”大手企業に転職したい!”という方にはデメリットです。
ハローワークに大手企業が集まらず、中小企業が多くなる理由の一つが【求人掲載料が無料】という点です。
ハローワークに大手企業が少なく、中小企業が多い理由
大手企業は採用コストが多くても問題ない場合が多いので、転職サイトやエージェントを利用することが出来ます。
しかし、中小企業は採用コストを掛けられない為【求人掲載料が無料】のハローワークに頼るということです。
この【求人掲載料が無料】という点が、次に紹介するブラック企業が多いと言われる原因の一つでもあります。
【番外】ブラック企業が多いと言われる原因
企業は誰かを採用する際に、採用コストを念頭に考えます。
1人を中途採用するのに掛かる採用コストは、60万円前後と言われています。
となると、企業側は”60万円の採用コストを掛けたからにはすぐに退職されるのは困る!”と考えるのが自然です。
しかし、採用コストが0円で済んだ場合はその逆が起こりかねません。
”採用コストは0円なんだから、たくさん雇って耐えれた奴だけ残ればいい”
といった考え方をする企業がいても不自然ではありません。
実際、ハローワークにはブラック企業があるんじゃないかなと思います。


ブラック企業がないのに、この予測変換はあり得ません。
【求人掲載料が無料】の結果、こういったデメリットもあります。
>> ホワイト企業の見分け方12選【求人票のここを見るべき】
実際にハローワークを使って転職した結果:まとめ


本記事では下記を紹介しました。
- 実際に感じたハローワークのメリット
- 20代がハローワークに行かない理由
- ハローワークのデメリット
最後まで読んでいただきありがとうございます。
先ほど紹介したハローワークのデメリットでは、ハローワーク批判のような形になってしまいました。
しかし、個人的にはハローワークはメリットのほうが多いです。
転職サイトや転職エージェントとハローワークを使って、求人は1つでも多く知っていたほうが転職先の選択肢が増えます。
>> 20代におすすめの転職サイト・エージェント【転職を繰り返していても大丈夫】
>> 転職に迷う20代が考えるべきこと【挑戦か留まるかの選択】
>> 転職活動が辛いと感じる原因【実際に試した3つの解消法】