”退職代行を使うのは甘えなの?”
”退職代行が甘えと思われる原因ってなに”
本記事では、これらの声に答えていきます。
退職代行は世間に認知はされているものの、まだまだ退職代行を利用するハードルは高いです。
”退職代行を使いたいものの甘えとは思われたくない”と考えている方は、少し考え方を変えるべきです。
40代や50代以上の方は、当時退職代行というサービス自体がなかったので、無かったものを受け入れるには時間が掛かります。
KENMORI
本記事で解説すること
- 退職代行が甘えと思われる3つの原因
- 退職代行は甘えだ!と思うならは使わない
- 退職代行が甘えと思われない方法はある?
本記事ではこれらを解説していきます。
退職代行はどこでも安全という訳ではなく、危険な退職代行もあります。
以下の退職代行は法適合の労働組合が運営しているので安全です。
>> 【失敗?】退職代行ガーディアンの評判・口コミが知りたい!
退職代行が甘えと思われる3つの原因
退職代行が甘えと思われる3つの原因は以下です。
- 無責任
- 自らが行動をしない
- 昔は退職代行がなかった
順に解説します。
【退職代行は甘え?①】無責任
退職代行を利用すると甘えと思われるのと同時に無責任とも思われる可能性があります。
なぜなら、通常の退職と退職代行を使った【退職までの流れ】が全く異なる為です。
通常の退職の流れ
- 退職の意思を伝える
- 上司などと相談する
- 退職日を決定する
- 退職日までの業務引き継ぎ
- 離職票の有無等を社内とやり取りする
- 退職日まで働き続ける
- 退職
大まかな流れはこのような感じです。
しかし退職代行を利用すると、この流れを一気に飛び越えて【退職】となります。
退職代行利用時
- 退職代行利用
- 退職
退職をする為には、上司と相談をしたり退職日を決めたりといったことが発生します。
さらに業務の引き継ぎも必ず発生します。
無責任と思われる理由として挙げられるのが、業務の引き継ぎをせずに退職代行を利用して退職することです。
業務の引き継ぎが出来ていない
同じ企業で数年もしくは数ヶ月働くだけでも、あなたにしかわからない業務・作業というのが発生しています。
あなたにしかわからない業務・作業
- 契約状況
- データの保存先
- 備品の位置や使い方
- とある業務の進捗状況
- クライアントとの詳細なやり取り
など、すべての業務・作業を100%誰かと共有することは難しいですよね。
100%共有出来ていると思うから、無責任とは思われないな!
という方もいるかもしれません。
しかし、業務・作業の情報の一部が抜けていたり、あなたから業務の情報を教えられた方もすべてを覚えてはいません。
なぜなら、今まではあなた自身が会社にいたからです。
”あの人に教えてもらったけど、なんて言ってたっけ”
”この件について分からなかったら、あの人に聞けば良い”
誰しもこんな経験があるかと思います。
報告や連絡があったことをメモする習慣がある方でも、100%メモすることは不可能です。
数ヶ月前に聞いた業務の進捗を明確に覚えていることもかなり難易度が高いので、”あの人にまた聞けば良い”という思考の頻度は少なくありません。
その”あの人”が突然退職をしてしまうと、シンプルに困りますよね。
さらにそれが退職代行で退職となると、業務の引き継ぎが全く出来ていない状態です。
その結果”退職代行を使うなんて甘えだし、無責任な人だ!”と思う方も出てきます。
【退職代行は甘え?②】自らが行動をしない
先ほども解説しましたが、退職するまでには手順や流れがあります。
しかし、この手順や流れは、
明日にでも、退職したいんですけど…
という方にとっては、かなり面倒です。
しかし、この面倒なことをクリアして退職日を迎えるのが、一般的と考えられています。
まだまだその流れが一般的とされている中、退職代行を利用した場合。
”退職代行なんて甘えだし、そもそも自分で上司に相談したりして退職してよ…”など。
自らが行動せずに退職することを甘えと思う方もいます。
特に、退職を経験した人には”甘え”と思われてしまうかもしれません。
なぜなら、退職代行を利用しない方法だと、退職日まで耐えなければいけないからです。
「明日には退職させてください!」
「2週間後には退職させてください!」
と伝えても、次の日に退職することも2週間後に退職することもおそらく出来ません。
退職の意思を伝えてから退職するまで、1ヶ月〜3ヶ月掛かるのが一般的です。
それとは反対に、退職代行を利用すると、利用した次の日には出社しなくても大丈夫です。
退職代行が退職手続きをすべて行なってくれます。
退職日まで耐えてきたという経験がある方からすると、”突然来なくなるし、退職の意思も自分で伝えないし、完全に甘えでしょ”と考える方も多いはずです。
>> 退職代行を使う人間はクズ?【ブラック企業には利用OK?】
【退職代行は甘え?③】昔は退職代行がなかった
退職代行が世間で認知されてきたのは最近のことです。
退職代行サービスとは、依頼者の退職の意思を依頼者に代わって会社に伝え、退職を支援するサービスである。
2018年にNHKがクローズアップ現代で取り上げたことで急速に認知度が高まった。
出典:退職代行サービス | Wikipedia
現在の40代・50代以上の方々からすると、
”退職代行なんて、言語道断”
”退職を他人に任せる神経がわからない”
”お世話になった人達に対して不義理”
など、退職代行の存在自体を受け入れられないケースもあります。
こういった考えの方々は”退職代行を利用すること自体が甘え”とも考えてしまいます。
そもそも昔は退職代行というサービスがありませんでした。
【その職場を退職したいのであれば、退職を意思を伝えて、退職する】
昔はこの方法が当たり前だったというよりも、この方法しか無かったというほうが正確です。
要するに、退職する為の選択肢が一つしか無かったということです。
昔のやり方に固執する方や新しいサービスを受け入れらない方は、どこにでもいます。
おすすめの退職代行
- 退職代行ガーディアン
【公式】
https://taisyokudaiko.jp/
法適合の労働組合が運営しているので安心です。即日退職も可能。
- 弁護士法人ガイアの退職代行
【公式】
https://www.gaia-law-office.jp/
弁護士法人が運営する退職代行。料金は高めですがサポートが手厚いです。
- 退職代行モームリ
【公式】
https://momuri.com/
料金を安く抑えたい方におすすめ。対面での代行実施や相談も可能です。
退職代行は甘えだ!と思うなら使わない
退職代行が甘えと思う人もいますし、退職代行は甘えじゃないと思う方もいます。
もしも、あなたがその企業に長年勤めた方の場合。
部下が退職代行を利用して退職したら”甘えだな”と少なからず思うはずです。
次に、今度はあなた自身が退職代行を利用した場合を考えてみてください。
あなた自身が利用しても”退職代行を使うなんて甘えだな!”と強く思うのであれば、退職代行を使わないほうが良いです。
おそらくこの記事を読んでいる方は、【今の職場を退職したい!】という方が多いはずです。
にも関わらず、想像上でも”退職代行は甘え!”と強く思ってしまう方は絶対に退職代行を使わないでください。
後々、退職代行を使ったことを後悔します。
退職代行を使うべき人と使わないほうがいい人
退職代行を使うと以下のようなことが起こります。
退職代行を使った結果
- 翌日から出勤しなくて良い
- 退職までの手続きを何もしなくてOK
退職を決意した理由には、それ相応の理由が人それぞれにあります。
そして、退職を決意する前での期間に、上司にお世話になったり・同僚と愚痴をこぼして笑いあったりなどの経験も人それぞれに必ずあります。
退職代行を利用するということは、上司や同僚に挨拶をすることもしませんし、お礼を直接言う機会もありません。
退職代行を利用することを想像して、”退職代行は甘えだな!”と思ってしまう方は、この現実に耐えることが出来ません。
一般的な退職方法を選ぶべきです。
反対に”退職代行も一つの選択肢でしょ”と考えられる方は、退職代行の利用をおすすめします。
【退職代行選びで重要な2つのポイント】
退職代行選びで重要なのは、
- 料金が比較的安い
- 信頼性が高い
の2つです。
退職代行ガーディアンは法適合の労働組合が運営していますが、2万円代で依頼することが可能です。
信頼性が高い退職代行を探している方はぜひ。
退職代行を甘えと思われない方法は存在しない
退職代行も一つの選択肢と考えることが出来る方。
退職代行を甘えと思われない方法を教えたいのですが、そんな都合の良い方法はありません。
その為、退職代行を利用する場合は
他人から甘えと思われるのは当たり前だよね!
くらいの考えのほうが楽です。
余談ですが、退職代行を甘えと思う感じる方もいれば『退職代行は裏切り』と感じる方もいます。
以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方は覗いてみてください。
>> 退職代行は裏切りと思われる可能性大!実際の声や対策を解説
退職代行に甘えるのも勇気が必要
おそらく、本記事を読んでいる方は退職代行を使おうかどうかの瀬戸際で悩んでいる方が多いと思います。
そして、多くの方が出来れば円満に退職をしたいはずです。
ですが、円満退職は職場の環境や人間関係によっては難しい場合があるのは事実です。
退職代行を使うと円満退職は難しいですが、退職する方法に正解や不正解はありません。
退職の意思を伝えて退職日まで耐えても良いですし、今日から退職代行を使っても構いません。
以下の退職代行は、法適合の労働組合が運営しています。
法適合の労働組合となるには労働委員会から一定の基準が認められ、審査を通過する必要があります。
”退職代行は怪しいから不安…”という方も安心して使える退職代行です。
退職代行は甘えと言われる3つの原因【究極の無責任】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 退職代行が甘えと思われる3つの原因
- 退職代行は甘えだ!と思うなら使わない
- 退職代行が甘えと思われない方法はある?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
退職代行を使って”甘え”と思われても仕方がありません。
なにをするにも個人によって考え方は異なります。
【退職代行を使うのは正しくない】と【退職代行を使うのは正しい】
どちらが正解でも、不正解でもありません。
どれを選ぶかは自分次第です。