”会社を最短で退職したい!”
”会社を最短で退職するための方法ってなに?”
本記事では、これらの声に答えていきます。
会社を最短で辞める方法はいくつかあります。
”これ以上今の仕事で働き続けられない…”という方は、現在の環境から早めに離れるべきです。
KENMORI
本記事で解説すること
- 会社を最短で退職出来るのは2週間?
- 最短で退職するのは難しい
- 会社を3日で退職した実体験
本記事ではこれらを解説していきます。
【KENMORI転職】の筆者経歴
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
私自身退職した経験が数回あります。
最短で退職する為には退職代行という選択肢がありますが、使いづらいのが現実です。
会社を最短で退職出来るのは2週間?
会社を最短で退職出来るのは2週間と言われていたりします。
というのも民法上の定めからそのようなことが言われています。
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
出典:民法第627条1項 | e-gov
要するに、”退職する場合は、2週間前までには退職の意思を伝えてくださいね”ということです。
就業規則よりも民法のほうが優先される
就業規則には頻繁に【1ヶ月以上前には退職届を提出しなければならない】などといった規則がある場合があります。
しかし、就業規則よりも民法のほうが優先されます。
就業規則は会社独自のルールなので、当然民法のほうが上です。
しかし、現実的には「会社のルールだから」と言われたら引き下がってしまいますよね…。
最短で退職するのは難しいのが現実
退職した経験がある方や”今すぐにでも退職したい!”という方はわかると思いますが、2週間で退職をすることは難しいですよね。
正直、”民法が2週間と定めているから2週間で退職しても大丈夫!”と言われても全然大丈夫ではありません。
実際は、2週間で退職出来ることなんて稀です。
多くの場合、退職が1ヶ月後や2ヶ月後になってしまうのが現実です。
しかし、少しでも最短で退職したいのであれば以下のようなことが重要です。
- 引き止められても強い意思を持つ
- 「もう働けない」としっかり伝える
順に解説します。
引き止められても強い意思を持つ
退職の意思を伝えると以下のようなことを言われることがあります。
会社からの引き止め
- 「もう少し長く居て欲しい」
- 「部署を変えるから居てくれない?」
- 「3ヶ月後じゃダメかな?」
などの引き止めがある可能性があります。
しかし、引き止められても強い意思を持って、最短で退職したいことを伝えましょう。
正直、引き止められると気持ちが揺れる場合があります。
退職の意思を伝える前は「もう無理…。2週間後には辞めたい…。」となっていたのにも関わらず、引き止めにあった結果、
「3ヶ月くらいは頑張れるかも」となる場合があります。
最初の気持ちを貫いたほうが後々楽
これは個人的な意見ですが、上司などから引き止めにあっても最初の気持ちを貫いたほうが後々楽です。
引き止めにあった当日や1週間はモチベーションも上がっていて、働く気力もあります。
しかし、数週間後にはメンタルの限界が来る可能性があります。
しかも一度退職を申し入れて【3ヶ月後に退職】と決定してしまうと、それを覆すのはかなり面倒です。
部署を変えて続けられそうなら退職を取り下げても良いと思いますし、もう少し長く続けられるのであれば退職を急ぐ必要はありません。
自由に選んで大丈夫です。
しかし、会社から引き止められると安易に退職期間を延ばしてしまい、後々苦しくなる可能性があります。
退職の意思を伝えるときは、強い意思を持つことをおすすめします。
「もう働けない」としっかり伝える
最短で退職する為には「もう働けない」としっかり伝えることが重要です。
退職の意思を伝えるときには必ず退職理由も伝えます。
退職理由
- やりたいことがあるので退職したい」
- 「別の会社から内定を頂いているので退職したい」
- 「実家のほうに帰省しなければいけないので退職したい」
など、なにかしらの退職理由を伝えて”いつまでに退職したい”という期間も話します。
そのときに、とにかく最短で退職したいのであれば「もう働けない」という意思もしっかり伝えましょう。
上記のような退職理由は、円満に退職が出来る良い例です。
私自身もこれらの退職理由を伝え、円満に退職をしたことがあります。
しかし、上記の例では【この会社に一分一秒も居たくない!】という気持ちが全く相手に伝わりません。
その結果、退職の意思を伝えた上司から「1ヶ月後に退職は厳しいから、2ヶ月後でも良いかな?」と軽く提案されます。
円満退職は理想ですが、ただの理想です
仕事がキツく、これ以上働けないのであれば「これ以上働けないです!」と伝えるべきです。
確かに円満退職は理想です。
退職後、どこかのタイミングでその退職した会社と関わる可能性は0ではありません。
そのときに”円満退職しておけば良かったなぁ”と思うかもしれません。
しかし、”最短で退職したい”という気持ちはかなりメンタルが限界なときです。
私も経験しましたが、出勤前は毎日憂鬱でしたし、私生活も楽しめなくなるくらいのメンタルだったりします。
そんな状態だと、将来的なことも考えられませんよね。
今の状態を改善する為に「もう働けない」ということをしっかり伝えて、少しでも早く退職するべきです。
おすすめの退職代行
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会社を3日で退職した実体験【電話は使いませんでした】
冒頭でお伝えしましたが、私は新卒で入社した会社を3ヶ月で退職しています。
そして、その会社は退職の意思を伝えてから3日で退職しました。
(民法上の2週間よりかなり短いので、一つの参考にしてもらえたらとも思うのですが、正直参考になるかどうかは微妙なところです。)
それでは、少しだけ解説します
3日で退職した実体験
3日しかないので、1日目・2日目・3日目と時系列で簡潔に解説します。
1日目
まず最初に退職を伝えた相手は直属の上司です。
方法としては電話ではなく、直接伝えました。
そして、直属の上司はすぐに話し合いの場を設けてくれて、同日に支店長へ報告をしてくれました。
余談ですが、最初に退職の意思を伝えるのは直属の上司が無難です。
無駄な気まずさが無くなります。
2日目
支店長と部長と私の3人で話し合いが行われました。
メンタルが限界だったので”退職したい”という意思を伝え続けました。
その後社長から、電話連絡があり部署異動を提案されましたが断りました。
3日目
退職日当日は、新卒だったということもあり引き継ぎもなし。
通常業務をこなし、退勤時に挨拶をして退職。
という流れで新卒入社した会社を3日間で退職しました。
最短で退職できた理由はなに?
退職の意思を伝えて、3日で退職はかなり早いほうです。
正直、3日で退職できた理由は”新卒だったから”ということが大きく関係していると思います。
しかし「もう働けない」という意思を、私は直属の上司にも本部長にも社長にもはっきり伝えました。
引き止められもしましたがはっきり断りました。
3日という短い期間で退職出来た明確な要因はわかりません。
それでも”少しでも短く、最短で退職したい!”という方は、先ほど紹介した方法を実践してみることをおすすめします。
余談ですが、退職の意思を伝える方法として電話で行う選択肢もあります。
直接退職の意思を伝えるのが難しい方は電話も怖いかもしれませんが、興味のある方は下記記事を覗いてみてください。
入社して3日で辞める場合のおすすめの流れ
先ほどの体験談は、退職の意思を伝えてから3日で辞められたというものです。
しかし、本記事を読んでいる方の中には『入社して3日で辞める』という選択をしたい方がいるはずです。
その場合のおすすめは、まず退職の意思は直属の上司に伝えることです。
後の流れは先ほど紹介した3日間の流れと同じです。
1番最初に退職の意思を伝える相手が直属の上司であれば、余計な気まずさが発生しませんし、退職までもスムーズです。
もしも、入社して3日で辞めるといった短期離職のそのあとが気になる方は下記記事を参考にしてみてください。
>> 短期離職は人生の終わり?【履歴書に書かないのは基本不可】
即日で退職する方法はない?
”最短ではなくて即日で退職したい!”という方や、
”これ以上出社することがどうしても出来ない…”という方は退職代行という選択肢もあります。
以下の退職代行は、法適合の労働組合が運営しています。
法適合の労働組合となるには労働委員会から一定の基準が認められ、審査を通過する必要があります。
”退職代行は怪しいから不安…”という方も安心して使える退職代行です。
即日で退職が出来るので、退職を切り出すのがどうしても難しい方は退職代行を利用しましょう。
【3日で退職】最短で会社を辞めるために重要な2つのこと:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
”退職したい!”という気持ちが限界に達してしまうと、明日にでも退職したくなりますし、1日も出社したくなくなります。
最短で退職するのはなかなか難しいですが、少しでも短くすることは可能です。
円満退社が理想ですが、精神的にキツすぎるのであれば円満退社は二の次です。
次の記事では即日で退職する方法を紹介しています。
どの方法も勇気が必要ですが、興味のある方はぜひ。
>> 即日に退職する3つの方法【すぐに会社を辞めたい方向け】
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