”退職がなかなか切り出せない…”
”退職を切り出すのが怖い…”
本記事では、これらの声に答えていきます。
新たな仕事にチャレンジしたい、ここで働くのは精神的に限界など、退職したい理由は人それぞれです。
退職を切り出すのは何度経験しても緊張しますし、退職を切り出すのが初めての方は精神的にきついはずです。
KENMORI
本記事で解説すること
- 退職が切り出せない原因
- 退職を切り出したい方の伝え方のコツ【最強の退職理由とは】
- 退職の切り出し方の具体的な方法
- 精神的に限界!しんどい!と退職理由を伝えるのは有り?
実体験から主にこれらを解説します。
【KENMORI転職】の筆者経歴
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
上記のように新卒数ヶ月後でも退職を切り出していますが、退職を切り出すのは毎回怖いです。
退職が切り出せない原因
退職する為には、退職の意思を切り出さなければ始まりません。
しかし、そう簡単には退職を切り出せないのが現実です。
- 上司や同僚に申し訳ない
- 安定した収入を失う
- そもそも退職を切り出すのが怖い・勇気がない
- 退職意思を伝えるのが面倒
- 転職を繰り返している
- 退職するまでの期間が気まずそう
退職を切り出せない原因が明確になっていないケースがあるので、まずはその原因を明確にしていきましょう。
上司や同僚に申し訳ない
退職を切り出せない原因として、上司や同僚に申し訳ないと思ってしまうケースがあります。
”自分が退職する事で、自分がやっていた仕事を同僚に引き継がなくてはいけない…”
”上司が1から多くの事を教えてくれたのに、退職するのは申し訳ない…”
上記のように思ってしまうと、退職を切り出すのがなかなか難しいです。
他人の事よりも、自分の気持ちを優先することがおすすめです。
安定した収入を失う
退職後の仕事が決まっていない場合、多くの方が安定した収入を失います。(副業などの収入のある方は別です)
そうなると退職した後の生活が不安になりますし、退職を切り出すことがしづらくなります。
出来ればですが、退職を切り出すのは転職先が決まってからがベストです。
その為、転職先が決まってない場合は、リブズ
そもそも退職を切り出すのが怖い・勇気がない
”退職を切り出すのが怖い!”と感じている方が、退職を切り出せないのは当然です。
さらに、退職を切り出した経験が無い方は、その後のことを想像するとかなり不安なはずです。
しかし、後で詳しく解説しますが、退職を切り出し方・伝え方にはコツがあります。
このコツを押さえておけば、退職を切り出した後もスムーズです。
付け加えると、退職を切り出すのは何度経験しても怖いですし、毎回勇気が必要です。
退職を切り出すのどうしてもできない方は、退職代行ガーディアンなど退職代行という選択肢もあります。
退職代行を使うなら信頼性の高いものを選びましょう。
退職意思を伝えるのが面倒
退職の意思を伝えるのは勇気が要ります。
さらに、
- 誰に伝えるか
- いつ伝えるか
- 伝え方はどうするか
- 具体的に何を伝えれば良いのか
などの、退職を切り出す際に考える事は結構多いです。
結果的に退職を切り出すのが面倒になってしまい、いつまで経っても退職を切り出すことが出来ないという状況に陥ります。
転職を繰り返している
転職を繰り返している方は、”次の職場がまた見つかるか”などの不安を抱きます。
さらに、”またあの転職活動を1から始めるのか…”と転職を繰り返している分、転職活動のモチベーションが上がりません。
その結果、辞めたいと思いながらもなかなか退職を切り出すことが出来ません。
余談ですが、転職回数が多くても転職は出来ます。
>> 短期離職とか転職を繰り返す原因ってなに?【メリット・デメリットも解説】
退職するまでの期間が気まずそう
退職の意思を伝えてから実際に退職するまでの期間は、通常1ヶ月〜3ヶ月掛かります。
辞めたいという気持ちが周囲に認知された状態で、働き続けるのは気まずそうですよね。
実際、多少気まずいです。
しかし、その気まずさは多少和らげることが出来ます。
以下の記事では退職の意思を伝えてからの気まずい期間の対策を解説しています。
>> 退職までの期間が気まずい原因と3つの対策【辞めるまでの行動】
退職を切り出したい方の伝え方のコツ【最強の退職理由とは】
退職を切り出した経験がある方は分かるかもしれませんが、退職を切り出すと予想外のことが起きたりします。
それは主に退職を切り出した相手の反応ですが、事前準備をしておかないと後になって後悔するかもしれません。
以下は、主に退職理由の伝え方のコツです。
- 相談ではなく決定事項を伝える
- 退職するまでの期間は短めに伝える
- 退職理由はきちんと考えておく【精神的に限界が最強】
- 確実に退職するためには嘘でも可
- 退職するという強い意志を持つ
順に解説します。
相談ではなく決定事項を伝える
まず前提として、退職を切り出す際は相談ではなく決定事項として伝えるべきです。
”ちょっと退職の相談がしたくて…”や”退職しようか迷っているんですが…”といった相談のような切り出し方はやめたほうがいいです。
本当に相談したいのであればこの切り出し方でも構いません。
ですが、もう自分の中で”退職する”という気持ちが固まっているのであれば別の言い方をするべきです。
例えば、”この会社を退職したいんですがお時間頂けますか?”といったように退職するのは決定事項という形で切り出すべきです。
このほうが退職するか迷っているといった相談では無いので、話が早いです。
退職する意思が固まっている方は、相談ではなく決定事項の形で切り出すことを念頭に置いておくべきです。
退職するまでの期間は短めに伝える
こちらに関しては、少しでも早く退職がしたい方向けの事前準備です。
退職を切り出した後には、「いつまでに辞めたいの?」といった退職するまでの期間の話し合いが必ず行なわれます。
もしも、2ヶ月後に退職したいのであれば「1ヶ月後に辞めたいです」と伝え、1ヶ月後に退職したいのであれば「今すぐにでも辞めたいです」と正直に伝えるも有りです。
というのも、ほとんどのケースで退職を切り出すと引き止められます。
そして大半の場合、希望とする退職期間を引き伸ばすことが出来ないかを聞かれます。
1ヶ月以内と伝えたら2ヶ月後、2ヶ月後と伝えたら3ヶ月後といった具合です。
もし、少しでも早く退職したいのであれば引き伸ばされるの考慮して、退職期間を短めに答えるよう事前に準備をしておきましょう。
ちなみに、退職を切り出すタイミングがよく分からないという方は下記記事を覗いてみてください。
>> 退職をギリギリまで言わないほうが得?【同僚に言うタイミング】
>> 退職の意思を2ヶ月前に伝えるのは非常識?【就業規則が鍵】
退職理由はきちんと考えておく【精神的に限界が最強】
「退職したいです!」と伝えた後は、ほぼ100%
なんで辞めたいの?
と退職したい理由を話すことになります。
この退職理由はうやむやだと上司は納得しませんし、退職を引き止められる期間が無駄に長くなります。
その為、退職理由はきちんと考えておくことをおすすめします。
退職理由の例としては以下など挙げられます。
- 「これ以上続ける自信がない」
- 「この仕事は向いてないと思う」
- 「体力的にきつい」
- 「精神的に限界」
など、退職理由は人によって様々です。
もしも、引き止められることなくスムーズに辞めたい場合は「精神的に限界」と答えたほうがいいです。
というのも、退職したい理由で「精神的に限界」と言われてしまうと、上司や会社は引き止めるための対策案が答えづらいです。
スムーズに退職したい方の場合、「精神的に限界」と伝えるのは最強の退職理由です。
確実に退職するためには嘘でも可
先ほど、退職理由の例を少しだけ挙げましたが、この退職理由は嘘で答えても特に問題はありません。
むしろ、
とにかく今の仕事を早く辞めたい!
という場合は嘘の退職理由を伝えたほうが確実に辞められます。
おすすめとしては、
- 「精神的に限界なので辞めたいです」
- 「他にやりたいことがあるので辞めたいです」
という2つの退職理由です。
「精神的に限界」という答え方については先ほど解説しましたが、「他にやりたいことがあるので辞めたいです」もかなり辞めやすいです。
私は実際に「他にやりたいことがあるので辞めたいです」と退職したい理由として伝えたことがあります。
そう答えると、上司は「じゃあしょうがないね。」と引き止められることがそこまでありませんでした。
確実に退職するためには、嘘の退職理由を伝えたほうが早いかもしれません。
退職するという強い意志を持つ
退職を切り出しても強い意思がないと流されます。
まず、退職を切り出すと、その行動が出来たことに少し達成感を感じます。
さらに、退職の話し合いになると、今まで心の中に溜めていた思いや不満を吐き出すこともできます。
こうなると『退職をしたい!』という気持ちが薄れてきます。
退職の気持ちが薄れた結果、辞めずに働き続けられるのであれば問題ありません。
ですが、その感情は一瞬で、次の日には”やっぱり続けるのは無理…”となってしまう可能性があります。
『退職する!』という強い意志がないと、退職を切り出した当日に気持ちが流されます。
>> 即日に退職する3つの方法【すぐに会社を辞めたい方向け】
おすすめの退職代行
- 退職代行ガーディアン
【公式】
https://taisyokudaiko.jp/
法適合の労働組合が運営しているので安心です。即日退職も可能。(無料相談可能)
- 弁護士法人ガイアの退職代行
【公式】
https://www.gaia-law-office.jp/
弁護士法人が運営する退職代行。料金は高めですがサポートが手厚いです。(無料相談可能)
- 退職代行モームリ
【公式】
https://momuri.com/
料金を安く抑えたい方におすすめ。対面での代行実施や相談も可能です。(無料相談可能)
退職の切り出し方の具体的な方法
退職の切り出し方を解説しますが、無難な方法がおすすめです。
- 直属の上司に伝える
- 2人きりの状況で伝える
- 精神的に限界と正直に退職理由を伝える
- 出来れば人間関係のせいにしない
- 退職を切り出すのはメールや電話はNG?
無難な方法で退職を切り出すことで、退職するまでの期間の気まずさを和らげることが出来ます。
以下から一つずつ解説していきます。
直属の上司に伝える
まず初めに、退職の意思は直属の上司に伝えましょう。
別の上司や、直属の上司のそのまた上の上司などに伝えると話がややこしくなります。
○○くん、退職したいらしいよ。
え!そんなこと聞いてないんだけど!
このやりとりが発生すると、退職するまでの期間が気まずくなる可能性があります。
初めから直属の上司に退職を切り出しておけば、上記の「聞いてないんだけど!」と言うことはなりますよね。
直属の上司には言いにくい…
直属の上司に言いにくい理由は人によって様々です。
”直属の上司が嫌で退職するから…”
”直属の上司は怖いしなんか言いにくい…”
しかし、基本的に直属の上司はあなたを監督・教育・指示するよう会社から命じられています。
直属の上司は、あなたに色々と教えるために時間や労力を費やしてきました。
当たり前ですが、直属の上司も【ひとりの人間】です。
あなたに労力を費やしたのにも関わらず、”1番初めに退職の意思を知らされないのはなんで?”と感じるのも当然です。
退職するまでの期間に気まずくならない為にも、まずは直属の上司に退職を切り出すのが無難です。
>> 仕事を辞めたいという相談は誰にすべき?【上司以外の選択】
2人きりの状況で伝える
誰にも聞かれない場で、二人きりの状況で退職を切り出すことをおすすめします。
その相手は、もちろん直属の上司です。
直接声を掛けられるのであれば、それが1番良いです。
「ご相談したいことがあるので時間を作って頂けませんか?」と言い、二人きりになれる時間を作ってもらいましょう。
周りに悟られない?
職場によっては、直属の上司を呼び出すと周りになにか悟られる場合があります。
しかし、それでも特に問題はありません。
重要なのは、直接二人きりの場で直属の上司にきちんと退職を切り出すことです。
”周りに悟られるのがなんか恥ずかしい…”という気持ちも分かります。
しかし、あなたが退職を切り出したことはいずれ社内中に知れ渡ります。
精神的に限界と正直に退職理由を伝える
退職を切り出す時には精神的に限界な方もいるはずです。
もしも、退職を切り出すことが出来たらその気持ちは正直に伝えても大丈夫です。
というよりも、伝えるべきです。
上司などからするとあなたがどれくらい退職をしたいのか、どのような精神状態なのかが分かりません。
「精神的に限界です」と言葉にすることで、初めて相手に伝わります。
出来れば人間関係のせいにしない
退職したいです!
OK、じゃあ来月末で退職ね。
おそらく、こんなすんなりと話は進みません。
「退職したい理由は?」など聞き方は様々ですが、退職理由は必ず聞かれます。
そのときに「○○さんとはやってられないからです!」などと言うのは避けましょう。
なぜなら、先ほども解説しましたが、退職を切り出してすぐに退職出来る保証がないからです。
余計な気まずさが発生する
例えば「○○さんとはやってられないので退職したいです」と伝えた場合、その○○さんにその事が伝わらなければ大丈夫です。
しかし、○○さんに伝わってしまった場合は、あなたが退職するまでの期間に余計な気まずさが発生します。
退職理由が人間関係という方は、別の理由にしたほうが退職を切り出した後に気まずくなる可能性は減らせます。
>> 職場の人間関係で孤立する原因【コミュ力を上げる2つの方法】
退職を切り出すのはメールや電話はNG?
- 直属の上司が同じフロアにいない
- 直属の上司が会社にいないことが多い
これらの場合は電話やメールでもOKです。
退職を切り出さなければ何も始まらないので、直接話すことが難しい場合は別の方法で退職の意思を伝えましょう。
とにかく伝えることが重要です。
おすすめの退職代行
- 退職代行ガーディアン
【公式】
https://taisyokudaiko.jp/
法適合の労働組合が運営しているので安心です。即日退職も可能。(無料相談可能)
- 弁護士法人ガイアの退職代行
【公式】
https://www.gaia-law-office.jp/
弁護士法人が運営する退職代行。料金は高めですがサポートが手厚いです。(無料相談可能)
- 退職代行モームリ
【公式】
https://momuri.com/
料金を安く抑えたい方におすすめ。対面での代行実施や相談も可能です。(無料相談可能)
>> 退職代行のおすすめランキング【弁護士監修?労働組合運営?】
精神的に限界!しんどい!と退職理由を伝えるのは有り?
先ほども解説しましたが、上司に退職理由を伝える際に、
精神的に限界なので退職したいです。
と伝えるのは有りです。
なぜなら、あなたがどれだけ今の仕事を辞めたいのか、どれだけ精神的に辛い思いをしているのかは、言葉にしないと相手に伝わりません。
あなたの気持ちが相手にきちんと伝わらないと、”辞めたいって言ってるけど、まだ働けるんじゃないの?”と思われる可能性もあります。
しかし、
仕事がしんどいので辞めさせてください。
というのは相手の出身地域によってはあまりおすすめしません。
関東出身の方にしんどいという退職理由はおすすめしません
『しんどい』という言葉の詳細を解説しますが、しんどいという言葉は元々関西方面で使われていた言葉です。
「しんどい」は、「しんろう(心労ないし辛労)」の変化した「しんどう」がつづまった「しんど」を形容詞化した語であると考えられる。もとは関西方言であるが、今日では全国的に用いられる。
引用:しんどいの意味や漢字 わかりやすく解説 Weblio辞書
関西の方が「しんどい」と言うと、
- 辛い
- きつい
- 苦しい
といった表現が相手にきちんと伝わるはずです。
しかし、関東で「しんどい」と言うと、
- だるい
- めんどくさい
という意味合いが強くなりがちです。
その為、退職の意思を伝える相手が関東出身だった場合、
仕事がしんどいので辞めたいです。
と伝えると、関東出身の上司は”仕事がだるい・めんどくさいから辞めたいの?”となる可能性があります。
であれば「精神的に限界なので辞めさせて頂きたいです」といった退職理由が無難です。
どうしても退職を切り出すことが出来ない
退職を切り出すのはかなりの勇気が必要です。
「辞めさせてください」と伝えるのがどうしても出来ないという状況もあります。
できることなら、退職の意思を伝えることから退職に必要なすべての流れを任せたいですよね。
どうしても退職を切り出すことが出来ず、心や体を壊してしまっては元も子もありません。
以下の退職代行は、法適合の労働組合が運営しています。
法適合の労働組合となるには労働委員会から一定の基準が認められ、審査を通過する必要があります。
”退職代行は怪しいから不安…”という方も安心して使える退職代行です。
即日で退職が出来るので、退職を切り出すのがどうしても難しい方は退職代行を利用しましょう。
精神的に限界なのに退職が切り出せない・怖い【伝え方のコツ】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 退職が切り出せない原因
- 退職を切り出したい方の伝え方のコツ【最強の退職理由とは】
- 退職の切り出し方の具体的な方法
- 精神的に限界!しんどい!と退職理由を伝えるのは有り?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私は何度か転職をしている身ですが、その度に退職の意思を切り出してきました。
相手が誰であろうと、何度経験しても、いつだって緊張します。
上司に直接退職を切り出せないのであれば、電話やメール、退職代行という選択肢もあります。
頭で考えているだけでは、周りに退職の意思は伝わりません。
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