”転職回数が多くなっちゃったんだけど、内定が貰えるか不安…”
”20代だから転職回数が多くても、転職は余裕でしょ?”
本記事では、これらの声に答えていきます。
転職回数が多くなると”転職って案外簡単かも”と思ってしまいますよね。
しかし、転職回数が増えるごとに内定を貰う難易度は確実に上がっていきます。
“今までそんなに転職活動の対策をしてこなかった”という20代の方も、転職回数が多くなると対策が必要になってきます。
KENMORI
本記事で解説すること
- 20代で転職回数が多い基準は何回目から?
- 転職回数が多い20代はなぜ内定が貰いづらくなる?
- 転職回数が多い20代が内定を貰うための方法
実体験から解説していきます。
20代で転職回数が多い方は1つでも多くの求人を知るべきです。
以下の記事では20代に特化した転職サイト・エージェントを紹介しているので、参考にしてみてください。
>> 20代におすすめの転職サイト・エージェント【若者に特化】
20代で転職回数が多い基準は何回目から?
一般的に20代で転職回数が多いとされるのは3回目からです。
要するに、3社目を辞めた時点で、次の転職の難易度は上がる傾向にあります。
しかし、実体験としては2回目の転職から内定をもらう難易度は格段に上がりました。
私の経歴を紹介します。
経歴
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
つまり、『2社目の正社員を11ヶ月で退職』を経験した時点で、転職難易度は急上昇しました。
ちなみに、上記の転職はすべて20代で経験した経歴です。
20代でも2回目の転職から内定をもらう難易度が爆上がり
2回目の転職から内定をもらう難易度が爆上がりした結果、約半年の空白期間が生まれてしまいました。
どうせ無職を満喫してたんでしょ?(笑)
と思うかもしれませんが、ガッツリと転職活動をしていました。
ですが、想像以上に内定がもらえず、約半年の空白期間ができてしまうという結果になりました。
調べてみると、転職活動には以下のようなデータがあります。
上記はdodaが20代の転職成功者103名にアンケートを取った結果です。
この結果では
- 転職先を辞める前に退職した方の転職活動期間は4.9ヶ月
- 転職先が決まってから退職した方の転職活動期間は5.6ヶ月
となっていて、20代でもある程度の転職活動期間が必要です。
私の場合は、転職回数が多い+短期離職も経験しています。
書類選考もバンバン落ちますし、面接も一次選考で普通に落ちる日々が続きました。
今までのやり方だと内定を貰えないな…。
と思い、あれこれ試行錯誤しました。
その結果、こんな経歴の私でも内定を貰うことが出来たので、転職回数が多い20代の方も諦めないでください。
そんな20代で転職回数の多い私でも内定が貰えた方法は後で解説します。
20代向けの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
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- ミラキャリ(転職エージェント)
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転職回数が多い20代はなぜ内定が貰いづらくなる?
なぜ、転職回数が多い20代を内定を貰いづらくなるのか分からない方もいますよね。
理由としては以下が挙げられます。
- 転職回数が多い20代はスキルや経験が足りない
- 協調性がない・人間関係が良好に保てない人と判断される
- またすぐ辞めると思われる
すべての企業に共通する正解ではありませんが、少しだけその原因を解説します。
転職回数が多い20代はスキルや経験が足りない
20代は他の年代と比べて、スキルや経験が不足しています。
さらに、20代で転職回数が多いということは、1つの会社で長く働いた経験がありません。
やはり、ある程度のスキルを獲得するには、1つの会社で一定期間働く必要があります。
その為、企業によっては
転職回数が多い20代を雇うメリットがない。
と判断し、転職回数が多い20代を不採用にします。
協調性がない・人間関係が良好に保てない人と判断される
20代で転職回数が多いと、企業の採用担当者から
「協調性がないもしくは人間関係が良好に保てないんじゃないか?」
と思われる可能性があります。
というのも、20代が転職する理由の多くは労働環境の不満や人間関係といった理由です。
以下はマイナビが全国の20代の男女554名を対象にしたアンケート結果です。
上記の通り、20代の転職理由の1位は『労働環境への不満』・2位は『人間関係』となっています。
しかし、例えば面接時に
人間関係が悪かったので転職しました!
と正直に答える方はいません。
多くの20代が本当の退職理由を隠します。
そして、本当の退職理由を隠すことがあることも、企業の採用担当者は知っています。
この人の退職理由は家庭の事情とのことだけど、転職回数が多いか
ら本当の退職理由は職場の人間関係とかじゃないの?
と思われる可能性があります。
その結果、20代で転職回数が多いと内定が貰いづらくなります。
またすぐ辞めると思われる
20代で転職回数が多いということは、早期離職を経験している方が大半のはずです。
面接官が早期退職の経歴を見て、”採用してもすぐに辞めちゃうんじゃないかな…”と懸念を抱くのは当然のことです。
というのも、中途で1人採用するのに掛かるコストはかなりの高額です。
1件あたりの平均コストについては、民間職業紹介事業者(紹介会社)が51.8万円となってい る。
出典:職業紹介事業に関するアンケート調査結果の概要 – 厚生労働省
上記に記載されている、民間職業紹介事業者というのは転職サイトや転職エージェントを指します。
つまり、企業が転職サイトや転職エージェントを使い、中途で1人採用するには平均して51.8万円掛かるということです。
企業側からすると中途採用に50万円以上掛けたのにも関わらず、すぐに辞められてしまうのはかなりの損です。
となると、企業側は
- 転職回数が少ない
- 早期退職の経歴がない
といった20代のほうがリスクが小さいと考えます。
要するに、上記に該当する20代は採用してすぐに辞める可能性が低いという考え方です。
結果的に、転職回数が多い20代は内定が貰いづらくなるということです。
20代向けの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- ミラキャリ(転職エージェント)
【公式】
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転職回数が多い20代が内定を貰うための方法
20代で転職回数が多く内定が貰えないと悩んでいる方は以下がおすすめです。
- 1つでも多くの求人を探す
- 職務経歴書の書き方を工夫する
- 異業種の面接は必ず一貫性を作る
- 嘘を付くのはOKでも転職回数のごまかしはNG
- この仕事を後悔すると伝える
順に紹介します。
1つでも多くの求人を探す
まず、20代で転職回数が多い場合は、1つでも多くの求人を探すのがおすすめです。
なぜなら、転職回数が多いと20代であっても、様々な選考で落ちます。
その為、応募したい求人を多く知っておく必要があります。
応募したい求人が無くなってしまうと、転職活動はそこで止まってしまいます。
転職サイトの大手はマイナビやリクナビですが、20代に特化したリブズ(Libz)
どれも無料で使えるので、興味のある方は1度試してみてください。
職務経歴書の書き方を工夫する
職務経歴書には働いていた期間や業務内容、職務の要約などを書く必要があります。
しかし、20代で転職回数が多い場合には、業務内容や職務の要約で書けることが少ないはずです。
なので、職務経歴書の書き方を工夫する必要があります。
空白の目立つ職務経歴書は悪い印象になりかねませんし、短い期間でなにもせず退職した感じが出てしまいます。
コツとしては、そもそも業務内容と職務の要約を書くスペースを狭くしてしまうやり方です。
転職回数が多い20代の方で、具体的な作り方が気になる方は下記記事を参考にしてください。
>> 職務経歴書がめんどくさい!【短い職歴が多い人の書き方】
異業種の面接は必ず一貫性を作る
20代で転職回数が多い方の中には、同じ業界・同じ業種への転職を繰り返しているがいるかもしれません。
その方は、この部分は飛ばして構いません。
しかし、異なる業界や異業種を転々としている方は必ず一貫性を作りましょう。
なぜなら、転職回数が多い20代は一貫性を持たせないと内定を貰うことは難しいです。
例えば、1社目がスーパーの店員・2社目が介護施設職員という職歴の場合。
3社目は音楽関係の仕事がしたいなと思っても、この職歴だと一貫性がありません。
要するに、なぜ音楽の仕事をしたいのかが職歴から見えてきません。
そうすると企業側は、
なぜこの人はうちの企業に入りたいんだろう?
と疑問に思います。
その企業が抱いた”なぜ”という疑問は、一貫性を持たせることである程度解消できます。
逆にこれが解消できなければ面接に首を傾げられて、「色々興味があるんだね」と言われて不採用になります。(私の実体験です)
一貫性の作り方は以下の記事で多少解説しているので、興味のある方はぜひ。
>> おすすめの退職理由の嘘【転職の面接で使った3つの方法】
嘘をつくのはOKでも転職回数のごまかしはNG
履歴書の自己PRや面接での前職の退職理由などは嘘をついてもOKです。
例えば、前職の退職理由の嘘をつかず、
- 「上司との相性が悪かったので辞めました」
- 「思っていた仕事と違ったので退職しました」
- 「残業が多く、休みも取りずらかったので辞めました」
と正直に退職理由を伝えても、内定が貰えるわけではありません。
むしろ、不採用の確率が高まります。
ですが、転職回数のごまかし・嘘はNGです。
なぜなら、転職回数をごまかしても、どこかのタイミングでバレる可能性が高いです。
さらに、転職回数がバレるタイミングが入社後だった場合、懲戒解雇などに繋がってしまうかもしれません。
懲戒解雇の経歴は今後のあなたの転職に大きな影響を与えます。
しかし、私のひとつの職歴は100%バレることがありませんが、これは特殊なケースです。
あまり参考にならないと思いますが、20代で転職回数をごまかすことを考えている方は覗いてみてください。
>> 転職回数をごまかす事が出来るのは一部の人のみ【100%バレない嘘です】
この仕事をしないと後悔すると伝える
転職回数が多くなると企業は様々な懸念を抱きます。
企業が抱く懸念
- 「またすぐ辞めてしまうんじゃないか」
- 「うちの会社に本当に入りたいのか」
- 「なぜうちの会社でなければダメなのか」
これらを解消するためにあることを伝えます。
そのあることとは「この仕事をしないと後悔する」という言葉です。
実際にこの言葉を伝えた面接とそうでない面接での通過率は大きく異なりました。
絶対に内定が貰える魔法の言葉ではありませんが、ひとつの選択肢として。
20代向けの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
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- 第二新卒エージェントneo
【公式】
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学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- ミラキャリ(転職エージェント)
【公式】
https://mirai-step.jp/
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転職回数が多い20代って何回?【内定を貰う為の5つの対策】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 20代で転職回数が多い基準は何回目から?
- 転職回数が多い20代はなぜ内定が貰いづらくなる?
- 転職回数が多い20代が内定を貰うための方法
最後まで読んでいただきありがとうございます。
20代の方の中には
周りに転職回数が多い人がいないんだけど…。
と不安になる方がいるかもしれません。
ですが、あなたの周りにいないだけで(隠しているのかも)世の中には多くいるので安心してください。
さらに、20代であれば転職を繰り返していても大丈夫です。なんとかなります。
次の記事では、記事内でも紹介した書類選考が免除される転職エージェントを紹介しています。
無料で使えるので、興味のある方は覗いてみてください。