”前職の退職理由は正直に伝えたほうがいいのかな?”
”今度の面接で前々職の退職理由は嘘を伝えようかな…。”
本記事ではこれらの声に答えていきます。
前職や前々職の退職理由を、面接でなんて答えればいいのか迷います。
特に、転職回数が多くなると”もう嘘を付くしかないな…”と考えると思いますが、嘘を付く場合は少し工夫をしたほう良いです。
本記事で解説すること
- 退職理由はポジティブに変換
- 嘘を付くなら一貫性が重要
- ネガティブなまま退職理由を伝える
実体験からこれらを解説します。
正直すぎると、内定が貰いづらくなるのが現実です。
目次
【転職回数が多い方】退職理由は面接で嘘をついても内定が取れる
面接で必ず聞かれます。
「前職の退職理由はなんですか?」
特に転職回数が多い方や1年未満で退職した職歴がある方は、答え方に困りますよね。
しかし退職理由に関しては、嘘をついても大丈夫です。
【面接で使える退職理由の嘘①】ポジティブに変換
「面接時では、ネガティブな退職理由ではなくポジティブな退職理由に変換しましょう。でも、面接で嘘を言ってはいけません」
この文言を面接対策でよく目にします。
正直、このポジティブに変換は、嘘をつきましょうと同じ意味じゃないかなと思います。
(すみません、個人的な意見です)
本題に戻ります。
ネガティブな退職理由例
- 給料が低すぎて退職した…。
- ノルマがキツすぎて退職した…。
- 上司がワンマンで、ついていくことがこれ以上出来ないから退職した…。
上記はネガティブな退職理由例ですが、これをポジティブに変換してみます。
ポジティブな退職理由に変換
- 今後の生活の為、収入を上げたいという気持ちがあり退職しました。
- お客様と長い信頼関係が築けるような仕事がしたいと思い、退職しました。
- 若手の意見や挑戦を受け入れてくれる仕事がしたいので退職しました。
本来の退職理由はネガティブな理由ですが、ポジティブな理由に変換するとこんな感じでしょうか。
退職理由をポジティブに変換する事は、もちろん有りです。
印象はネガティブの退職理由よりもポジティブの退職理由の方が良いです。
しかし、転職回数が多い方はポジティブに変換ばかりでは怪しまれます。
このことについては、後ほど詳しく解説します。
【面接で使える退職理由の嘘②】一貫性を作る
一貫性が無いと、内定を取ることは難しいです。
面接官に「色々興味があるんだね」と半笑いされながら首を傾げられます。(私の実体験です)
【一貫性が無い例】
スーパーで正社員として働いていたが”事務の仕事がしたい”と思い、
スーパーの正社員を退職。
↓
配送会社の事務職に入社するが、1年で退職。
退職理由は、現在の配属先から変わる為。
↓
就職活動を始める。
↓
就職活動をしている中で、
”楽器経験は無いけど音楽は昔から好きだから、楽器屋さんで働いてみたい”と決意。
↓
書類選考は通る。
面接では正直に話しているが、どこの楽器屋さんも1次面接すら通らない。
上記は極端な例えですが、一貫性がありませんね。
楽器屋さんの面接官からすると、”なんで楽器屋でうちの会社なんだろう?”という疑問はどれだけ正直に伝えてもぬぐい去る事は出来ません。
この場合は、退職理由に一貫性が出るように変換です。
【退職理由を変換】
配属先が変わるため退職しました。
↓ 変換 ↓
昔から音楽に興味があり、音楽に携わる仕事で働きたいと思い退職しました。
配送会社の退職理由を”配属先が変わるため”ではなく、”昔から音楽に興味があり、音楽に携わる仕事で働きたいと思い退職しました”と変えました。
これだけで、印象はだいぶ変わります。
なぜなら、志望動機に一貫性が生まれるからです。
上記の例だと楽器経験が無いなら、今すぐ安い楽器を買うのも正直有りです。
”最近始めたんじゃ意味ないんじゃないの?”と疑問の方がいるかと思いますが、経験ゼロよりかは、遥かにマシです。
自身の経歴に一貫性が無いなら、一貫性を作ってしまうのが手っ取り早いです。
>> 【手軽】CREEDOの評判とは【社会人向けOB訪問サービス】
【面接使える退職理由の嘘③】ネガティブなまま伝える
①で”転職回数が多い方はポジティブばかりでは怪しまれます”とお伝えしました。
そのことについて、詳しく解説していきます。転職回数が多い方にはかなりおすすめの方法です。
1社目や2社目の退職理由をポジティブに変換して答えるは有りです。
しかし、3社目や4社目もポジティブだとそろそろ疑われ始めます。
”なにか隠しているな…”と。
一度そう思われてしまうと、内定を取ることのハードルはかなり高くなります。
そうならない為には、ネガティブな退職理由をそのまま伝えることです。
要するに嘘をつかなくても良いということです。
ネガティブな退職理由
- 労働時間が長すぎた
- 休日出勤があまりにも多かった
- 上司からのパワハラがひどすぎた
これらは、転職時の面接で伝えても大丈夫なケースが多いです。
ネガティブな退職理由を答えたほうが、面接の評価が得られる場合があります。
実際私はネガティブな退職理由をそのまま伝えた結果、内定が貰えました。
ネガティブな退職理由は必ずしも言ってはいけないということはありません。
- 誰が聞いてもひどすぎる上司の言動
- 理不尽すぎる転勤や異動
これらも正直に伝えて問題ありません。
しかし、ネガティブな退職理由を伝える時に1つ注意点があります。
ネガティブな退職理由の注意点
それは、相手(上司など)や前職の環境が100%悪いということにしないことです。
嘘でも構いません。
「私も辛抱が足りなかった」・「忍耐力が不足していた点は反省しています」なども加えて伝えましょう。
自分にも少なからず悪い点があった、と同時に伝えることを忘れないでください。
おすすめ転職エージェント
- パソナキャリア
【公式】
https://www.pasonacareer.jp/
対象年齢はないので、20代以外の30代〜50代も利用可能。 - キャリアスタート
【公式】
https://careerstart.co.jp/
20代の転職に強い転職エージェントです。 - 就職Shop
【公式】
https://www.ss-shop.jp/
就職Shop経由の応募は書類選考が免除されます。
退職理由以外の嘘やごまかし
転職回数が多い方は”面接で転職回数をごまかしちゃおうかな…”と思う場合があります。
しかし、転職回数の嘘やごまかしはおすすめしていません。
>> 転職回数をごまかす事が出来るのは一部の人のみ【100%バレない嘘です】
ブランク(空白)期間がある方も同様で、その期間の嘘もあまりおすすめしません。
特にブランク(空白)期間に関しては、正直に答えても内定が貰える可能性が高いです。
>> ブランク(空白)期間に何もしてない方の面接対策【半年や1年なら問題なし】
退職理由は面接で嘘をついても内定が取れます:まとめ
さいごに本記事をまとめます。
退職理由は、
- ポジティブに変換する
- 一貫性を作る
- ネガティブのまま伝える
最後まで読んでいただきありがとうございました。
退職理由は、面接で最重要です。
しかも、序盤で退職理由の質問をされることが多いです。
答え方を間違えると面接官によってはあからさまに表情が曇りだしたり、怒ってるのかな?と感じさせる態度に急変する方もいます。
こうなると、内定を取るのはなかなか厳しいです。
面接には100点の答えというものは存在しませんが、100点に近づくことは出来ます。
不採用が続いて、応募する企業が見つかりづらくなってきた方は次の記事が参考になるかもしれません。
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