”新卒がすぐに退職する末路ってどんな感じ?”
”新卒入社した会社をすぐに辞めた実体験の末路を知りたい!”
本記事では、これらの声に答えていきます。
内定を貰えた会社でいざ働き始めると理想とのギャップなどで仕事を辞めたくなります。
私自身新卒で入社した会社をすぐに辞めています。
KENMORI
本記事で解説すること
- 新卒がすぐに退職する末路ってどんな感じ?【体験談】
- 新卒がすぐに退職する(辞める)理由
- 新卒で入社後「すぐに辞めたい」方は多い
- 新卒入社した会社をすぐに退職する(辞める)メリット
- 新卒入社した会社をすぐに退職する(辞める)デメリット
本記事ではこれらを解説していきます。
新卒入社後すぐに辞めると、次に狙うのは『第二新卒枠』です。
以下の転職エージェントは第二新卒の転職に強いので、興味のある方参考にしてみてください。
新卒がすぐに退職する末路ってどんな感じ?【体験談】
私の場合、新卒がすぐに退職する末路は、以下のような経歴になりました。
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
ということで、新卒で入社した仕事を3ヶ月で辞めても、なんだかんだ正社員として働けています。
ちなみに、私は高学歴でもなければ、国家資格を持っている訳でもありません。
本記事で一番伝えたいことは、新卒入社した会社をすぐに退職してもなんとかなるということです。
また正社員になろうと思えばなれます。
ですが、新卒が数週間〜数ヶ月で辞めるのは勇気が必要です。
私も3ヶ月で退職するまでは、かなり悩みました。
新卒入社した会社を退職するまではかなり悩みました
新卒入社した会社は、入社当初から「自分には合っていない」という感覚がありました。
そして、入社して2ヶ月ほどで
この仕事は無理だな…。
と感じてきました。
この時はメンタル的にもかなり辛く、SNSで【仕事辞めたい】や【新卒 仕事辞める 末路】などを検索する毎日です。
しかし、その検索結果は
- 「仕事の辞め癖が付く」
- 「次の転職が厳しくなる」
- 「スキルがなにも身につかない」
など「最低でも3年は仕事を続けたほうが良い」という意見がやはり多いです。
新卒入社後3ヶ月で「仕事を辞めたい」と上司に伝える
ネットやSNSの情報を見て、新卒で入社して数ヶ月で退職すると薄暗い未来なのは理解しました。
理解をした上で、上司に「仕事を辞めたいです」と伝えました。
その時の上司は、困ったような表情をしていたのを覚えています。
それもそうですよね。新卒で入社して3ヶ月の子が辞めたいと言ってきたんですから。
上司との話し合いの次は支店長と話し合い。
その次は部長と話し合いという流れで退職日が決定しました。
【末路】新卒入社して3ヶ月での退職でも後悔がない
ということで、新卒入社して3ヶ月で退職をした訳ですが、私の場合は後悔がありません。
反対に、たった3ヶ月でかなりメンタルをやられていたので「もっと長く働いていたらヤバかったかもな」と感じています。
ですが、新卒入社した会社を数週間〜数ヶ月で辞めても、全員が後悔しない訳ではありません。
- 「あの時もっと頑張っていればよかったな…」
- 「あと1年耐えてれば状況が変わったかな…」
- 「なんですぐに辞めちゃったのかな…」
などと後悔する可能性は秘めています。
しかし、私が新卒入社した会社を3ヶ月で辞めた末路は
- 早期退職の後悔が一切ない
- 今も別の会社の正社員
という感じです。
もしも今、働くことが精神的に限界な新卒の方は、無理をしないでください。
早期退職になったとしても、なんとかなります。
20代向けの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
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- 第二新卒エージェントneo
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新卒が退職したその後の人生の選択肢
新卒の方が退職した後は、基本的に以下のような人生の選択肢があります。
- アルバイトをしてフリーターになる
- ニートになり心身を休める
- 再就職する
上記のどれを選ぶかは自由です。
もしも「ニートになり心身を休める」を選択したとしても、人によっては最善の選択かもしれません。
人生において、心身を休める期間というのは重要です。
新卒入社した会社をすぐに辞めた方というのは、大半が20代前半〜半ばのはずです。
20代を欲している企業は多いので、20代の内であれば再就職はそこまで難しくありません。
しかし「新卒入社した会社をすぐに辞めた理由」だけは明確にしておきましょう。
この理由が明確になっていないと、再就職をした際にまた同じ理由で辞めることになるかもしれません。
新卒がすぐに退職する(辞める)理由
新卒がすぐに退職する理由は様々です。
- 会社が異常に合わない
- 直属の上司との相性が悪過ぎる
- 学生の時との落差がきつい
- 入社前の話と違った
- サラリーマンがこんなにつまらないと思わなかった
体験談を交えながら、順に解説します。
会社が異常に合わない
新卒ですぐに退職するということは、その会社があなたに異常に合わないからかもしれません。
- 職場の雰囲気が合わない
- 会社の働き方が合わない
- なにかはわからないけど異常に合っていない気がする
など、会社との相性が悪いと新卒で入った会社もすぐに辞めたくなります。
そして、会社との相性が異常に合わない場合
なんでこんな会社に入っちゃったんだろう…。
と思うはずです。
私も同じことを思いました。
ですが、会社の実態というのは実際に中に入ってみないと、本当に分かりません。
自分をあまり責め過ぎずに、現状をどうしていくかだけを考えましょう。
直属の上司との相性が悪過ぎる
どの人があなたの直属の上司になるかは「運」次第です。
場合によっては、あなたと直属の上司との相性は最悪かもしれません。
この問題は、単に『性格が合わない』という表面的なものから『指導方法やコミュニケーションスタイルが合わない』といった問題など多岐にわたります。
新卒社員は社会人経験が少ないもしくはまったくありません。
その為、直属の上司に頼る日々が続きます。
ですが、相性が悪過ぎる上司というのは
- 今何をすべきか聞きづらい
- 上司の教え方が合わない
- そもそも質問がしづらい
など、新卒社員が働きづらく環境を自然と作っていきます。
そんな環境が続けば、早々に辞めたくなるのも無理はありません。
私も新卒入社した際の直属の上司とは、そこそこ相性が悪かったです。
学生の時との落差がきつい
学生の頃というのは、時間の自由度が高いですし人間関係もシンプルなので、人によってはかなり楽です。
しかし、学生から社会人になると環境が一変します。
- 働く時間が長い
- 人間関係が複雑になる
- 仕事の責任が発生
- 住む場所が制限される
など、社会人になるとなんらかの制約や環境の変化が発生します。
これらの環境変化に耐えられない新卒社員はすぐにその会社を辞めます。
入社前の話と違った
新卒入社したが直面する問題の一つが「入社前の話と違った」という現実です。
この問題は、新卒者が早期に退職を考える大きな理由になります。
入社前、多くの企業は採用活動で自社の魅力を最大限にアピールします。
例えば、
- 働きやすい環境
- 高い給与
- 充実した福利厚生
- キャリアアップの機会
などが強調されることが多いです。
しかし、実際に入社してみると、その話と現実が大きくかけ離れている場合があります。
「働きやすい環境と聞いていたのに、実際は長時間労働が当たり前じゃん…。」
「福利厚生が充実してるって言ったのに、実際はそんな福利厚生が存在しないのかよ…。」
など、入社前の話と違うケースというのは少なくありません。
その結果、新卒社員はすぐにその会社を退職します。
しかも、こういった会社の場合、多くの新卒社員が辞めていく可能性が高いです。
早期退職した新卒社員の末路よりこの会社の末路のほうが気になります。
サラリーマンがこんなにつまらないと思わなかった
新卒入社して数週間〜数ヶ月経つと
あれ?サラリーマンってこんなにつまらないの…?
と思うことがあります。
そして、その思いは間違っていません。
基本的にサラリーマンというのはつまらないです。
なぜなら、サラリーマンというのは基本的に以下のような毎日を過ごします。
- 上司に気を遣う毎日
- お客さんの愛想を振りまく毎日
- 起きて→働いて→寝ての毎日
上記の毎日では楽しい訳がありません。
この毎日に限界を感じると、新卒社員は入社して数週間〜数ヶ月で退職します。
“こんな人生が一生続くのは無理…”とサラリーマン人生に絶望する気持ちは分かります。
以下の記事では、実際にサラリーマン人生がつまらないと感じた実体験を解説しているので、興味のある方はぜひ。
>> サラリーマン人生がつまらないと感じた実体験【10の理由】
新卒で入社後「すぐに辞めたい」方は多い
入社して数ヶ月や1年・2年で「仕事を辞めたい」と感じる新卒は多いです。
厚生労働省のデータでは(出典:新規学卒者の離職状況)新卒入社から3年以内の離職率は平均して30%前後です。
年度によって微妙な誤差はありますが、毎年約3人に1人が新卒で入社した会社を3年以内に辞めています。
具体的な数字では、平成29年3月に大学を卒業した方が新卒入社で3年以内に退職した具体的な人数は150,543人です。
「私の周りに新卒で入社してすぐに辞めた人がいないから辞めづらい…」という方は、ただただ周りにいないだけです。
さらに、ネットやSNSなど調べてみると、新卒入社後に「辞めたい」もしくは「辞めた」という方は多いです。
- 新卒だけど人間関係で仕事を辞めた
- 興味が無い仕事内容が無理
- 新卒だけど休日出勤で会社辞めたい度UP
- 給料が低すぎて辞めた
- 通勤が辛すぎる
以下から、SNSの出典を交えながら解説します。
新卒だけど人間関係で仕事を辞めた
おそらく、仕事を辞めたいという理由で人間関係は1番多いはずです。
新卒の方で人間関係が辛いのにも関わらず働き続けられるのは稀です。
興味が無い仕事内容が無理
私も経験しましたが興味が無い仕事って辞めたくなりますよね。
新卒の時は”興味の無い仕事でも楽な仕事なら続けられそう!”などと思っていましたが、現実は違いました。
新卒だけど休日出勤で会社辞めたい度UP
特に長期休暇の時は、大学の同級生だった人など新卒同士で集まる機会が多いはずです。
これが出来ないとなると、仕事を辞めたい度が上がるのは必然かもしれません。
給料が低すぎて辞めた
新卒は多くの場合で給料が低いですが、”徐々に上がるだろう”と想定します。
しかし、実際に新卒入社して働き始めてみると想像以上の低さに働くモチベーションがなくなる場合があります。
”税金でこんなに引かれるの!?”と驚いてしまう方もいるはず。
通勤が辛すぎる
新卒で入社する前は”1時間半とか2時間掛かって通勤するのは仕方のないこと”と割り切れます。
しかし、いざ通勤をし始めると”遠すぎるから仕事辞めようかな…”と考え始めてしまいます。
というように、多くの方が様々な理由で”新卒入社した仕事を辞めたい…”と考えています。
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新卒入社した会社をすぐに退職する(辞める)メリット
新卒入社した会社を辞めても、悲惨な末路を迎える訳ではありません。
むしろ、新卒退職するメリットが存在します。
- 第二新卒枠で転職が可能
- ストレスフルな生活から抜け出せる
- 就職活動のスキルやコツが抜けていない
以下から順に解説します。
第二新卒枠で転職が可能
まず、厚生労働省の一部のデータでは、第二新卒の定義は以下のような方となっています。
「第二新卒者」とは、それぞれの企業の中で第二新卒の定義がある場合にはその定義によるものとし、特に定義がない場合は、学校(高校、専門学校、短大、高専、大学、大学院)卒業後、おおむね3年以内の者
引用:若年者雇用を取り巻く現状 – 厚生労働省
上記の出典には『それぞれの企業の中で第二新卒の定義がある場合にはその定義によるものとし…』という記載もあるので、第二新卒という定義は曖昧です。
年齢で言うとおおよそ25歳〜26歳くらいといった感じです。
そして、新卒入社してすぐに退職した方というのは、第二新卒枠での転職活動(または就職活動)が可能です。
この第二新卒枠での転職がメリットである理由はいくつかあります。
まず、第二新卒者というのは新卒とは異なり、多少の社会人経験があります。
その為「社会人としての基本的なマナーは身についている」と評価されます。
会社側からすれば基本的なビジネスマナーなどを教える時間は無駄なコストです。
このコストが無いというのは、企業側にとってメリットとなります。
さらに、第二新卒者というのは、一般的な中途採用者と比べるとスキルや知識が不十分です。
これは企業側からすると「教育しやすい」というメリットがあります。
なぜなら、ある程度の経験を積んでしまった中途採用者というのは
- 前職のやり方が捨てられない
- 仕事に対しての固定観念が確立されている
- 独自の作業スタイルがある
など、教育しづらいデメリットがいくつかあります。
ある程度の経験を積んだ人よりも、まだ教育しやすい第二新卒を欲している企業は多いです。
20代向けの転職サイトであるリブズ
ストレスフルな生活から抜け出せる
社会人というのは基本的にストレスが溜まります。
ですが、学生から社会人になりたての新卒社員は、数年社会人を経験した人よりもストレスフルな状態になりやすいです。
なぜなら、学生から社会人になりたての新卒社員は
- 社内の人間に余計に気を遣う
- 社会人のライフスタイルに慣れていない
- 職場で自由な行動は基本的に不可能
など、数年社会人を経験した人よりもストレスの元が多いです。
しかし、仕事を辞めてしまえば、このストレスフルは環境から抜け出すことができます。
精神的に限界なのであれば、早めに退職することおすすめします。
就職活動のスキルやコツが抜けていない
これは個人的に最大のメリットだと感じます。
新卒入社した会社をすぐに退職すると、今まで行っていた就職活動のスキルやコツが抜けていません。
具体的には、エントリーシートや履歴書の書き方、面接での受け答えなどがスムーズに行えます。
また、最近の就職市場の動きや企業の求めるスキルにも敏感なので、それらを活かした就職活動が可能です。
先ほども解説しましたが、新卒入社した会社を辞めても、悲惨な末路を迎える訳ではありません。
いくつかのメリットがあることは確かです。
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新卒入社した会社をすぐに退職する(辞める)デメリット
先ほどまでは、新卒入社した会社をすぐに退職するメリットを解説しました。
ですが、当然デメリットも存在します
- 早期離職の経歴は一生付きまとう
- 周りの人と比べて後悔する可能性がある
こちらも順に解説します。
早期離職の経歴は一生付きまとう
新卒入社した会社をすぐに辞めるということは、早期退職の経歴が付くということです。
そして、この経歴というのは一生あなたに付きまといます。
私は新卒入社した会社3ヶ月で辞めましたが、その経歴は転職活動時に
なぜ3ヶ月ほどで辞めたのですか?
とほぼすべての面接で聞かれます。
これは結構めんどくさいです。
そして、この答え方をミスすると、内定が貰える確率はほぼ0%です。
面接担当者に首をかしげられて終わります。(実際に経験しました)
もしも、早期退職の面接対策が知りたい方は以下の記事が参考になります。
1つだけポイントをお伝えすると、早期退職になってしまった理由はごまかすことができるということです。
>> おすすめの退職理由の嘘【転職の面接で使った3つの方法】
周りの人と比べて後悔する可能性がある
先ほども解説しましたが、新卒入社から3年以内の離職率は平均して30%前後です。
年度によって多少異なりますが、基本的に毎年約3人に1人が新卒で入社した会社を3年以内に辞めています。
しかし、人によっては
周りに数ヶ月で辞めたやつなんていないんだけど…。
という場合があります。
このような状況で新卒入社した会社をすぐに辞めてしまうと、周りの人と比べて後悔するかもしれません。
例えば、大学時代の友人はバリバリ正社員として働いて、ボーナスも高い金額を貰っているという場合。
別の例だと、同期が数年後に出世するなど、すぐに後悔するか数年後に後悔するかは分かりません。
周りと比べてしまうのは、性格的な部分も大きいのでなんとも言えません。
新卒入社した会社をすぐに辞めるかまたは耐えるかに、100点の正解は存在しません。
どのような選択をするかはあなたの自由です。
新卒がすぐに退職した末路【辞めたその後の人生の選択肢】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 新卒がすぐに退職する末路ってどんな感じ?【体験談】
- 新卒がすぐに退職する(辞める)理由
- 新卒で入社後「すぐに辞めたい」方は多い
- 新卒入社した会社をすぐに退職する(辞める)メリット
- 新卒入社した会社をすぐに退職する(辞める)デメリット
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私は新卒で入社して数ヶ月で仕事を辞めた末路は『暗い未来だけ』と想像していました。
ですが、現実は想像していたより暗い未来ではありませんでした。
仕事を続けられる新卒の方は働き続けて、耐えらない新卒の方は退職や転職をおすすめします。
次の記事では退職・転職それぞれのおすすめ記事です。
無料で出来ることもあるので、1つでも多く行動していきましょう。
>> 即日に退職する3つの方法【すぐに会社を辞めたい方向け】
>> 20代におすすめの転職サイト・エージェント【転職を繰り返していても大丈夫】
【関連記事】
>> 第二新卒におすすめの転職サイト・エージェント【実際に使った感想】