”転職活動期間が長引いて、ブランク(空白)期間になっちゃった…”
”ブランク(空白)期間は、面接でなんて答えれば良いの?”
本記事では、これらの声に答えていきます。
ブランク(空白)期間が4ヶ月以上ある方は、面接でその理由を聞かれます。
”ブランク(空白)期間は何もしていない…”という方も、面接の答え方次第では内定が貰いやすくなります。
私自身職歴にブランク(空白)期間があるのと、人材会社で働いていた経験もあるので採用に関する事柄も交えながら解説していきます。
KENMORI
余談ですが、ブランク(空白)期間があると一次面接に辿り着くのも難しくなります。
その場合は、書類選考が免除される就職Shopという転職エージェントを使えば、一次面接までは確約されます。
以下の記事で就職Shopの特徴などを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事で解説すること
- ブランク(空白)期間何もしてないけど転職出来る?
- ブランク(空白)期間がある方の最大の難関は書類選考
- ブランク(空白)期間何もしてない方の面接対策
- ブランク(空白)期間何もしてない方のNGな面接の答え
- 半年のブランク期間何もしなかった私の面接対策
これらを実体験から解説します。
ブランク(空白)期間何もしてないけど転職出来る?
「ブランク期間何もしてないけど転職出来る?」と不安な方。
ブランク期間に資格取得やアルバイトなど、特に何もしていなくても転職は可能です。
実際に私はブランク期間に何もしてなくても転職が出来ました。(後で詳しく解説します)
1年何もしてないブランクがあっても転職できる?
結論ですが、1年何もしていないというブランクがあっても転職は十分可能です。
しかし「何もしていない」という情報のみを企業に伝えるのはやめておきましょう。
確かに、資格取得など転職に役立つようなことは、この1年間やってこなかったかもしれません
ですが、1年間「完全に何もしてない」という人間はいません。
例えば、
- 今度の人生について考える時間を持てた
- 家族と過ごす時間が取れた
- 必要な休養を得られた
など、その1年間で得た何らかの「価値」が存在するはずです。
それを転職活動でどう活かすか・どう説明するかが転職成功の鍵です。
さらに、面接官や担当者に対して、何もしなかった期間がなぜ必要だったのかを説明することも有効な手段です。
具体的な対策については、後で解説しているので参考にしてみてください。
おすすめの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
【公式】
https://career.prismy.jp/
マイナーな転職サイトは穴場的な求人が見つかります。(無料)
- 第二新卒エージェントneo
【公式】
https://www.daini-agent.jp/
学歴や職歴は問われません。20代特化。(無料)
- アデコ(転職エージェント)
【公式】
https://www.adecco.co.jp/
30代以上も利用可能。オンラインで完結するので利用が手軽に使えます。(無料)
ブランク期間があっても転職が出来る理由
ブランク期間があっても転職が出来る理由は以下です。
- 根本的に人手不足の企業や職種がある
- 長期キャリア形成を目的にした20代の採用は多い
- ブランク期間が半年や1年以上あっても採用する企業がある
順に解説します。
根本的に人手不足の企業や職種がある
世の中には根本的に人手不足の企業や職種があります。
よく耳にする『後継者不足』という言葉もその一種です。
ブランク期間が1年ある方とブランク期間が全く無い方の場合、ブランクが無い方が有利なのは間違いありません。
ですが、人手不足の企業や職種ではそもそも人が集まらないので、ブランクの有無はそこまで関係ありません。
仕事に対するやる気や熱意があれば歓迎といった特徴があります。
ちなみに人手不足の職種としては、工場の作業員や介護職などが挙げられます。
長期キャリア形成を目的にした20代の採用は多い
ハローワークの求人によくある『長期継続によるキャリア形成のため35歳未満の方を募集』といった記載。
こういった求人は記載通り20代の方が採用されるチャンスの高い求人です。
さらに、上記の記載がある求人では、企業は『長期継続によるキャリア形成』を目的にしているのでブランクがある方でも20代であれば積極的に採用したいと思っている企業が多いです。
ブランク期間が半年や1年で、その期間特に何もしていないという20代の方も応募することをおすすめします。
余談ですが、20代の求人探しではRe就活という転職サイトが手軽なので、興味のある方はぜひ。(無料で利用可能)
ブランク期間が半年や1年以上あっても採用する企業がある
ブランク期間がある=採用しないという企業ばかりではありません。
企業によっては、ブランク期間が半年や1年・2年以上あっても採用するケースはあります。
しかし、そこで重要なのは「なぜ、ブランク期間から就職または転職をする気になったのか」という答え方です。
これはブランク期間が半年や1年の方は比較的答えやすいです。
しかし、2年以上になると働きたいという熱意がさらに伝える必要があったり、正社員ではなくアルバイトからという採用もあると考えたほうが良いです。
ブランク期間の面接対策については後で詳しく解説しますが、最初の難関は書類選考です。
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ブランク(空白)期間がある方の最大の難関は書類選考
ブランク期間がある方の最大の難関は書類選考です。
面接も難関ですが「ブランク期間を口頭で説明する」というチャンスがあるので、結構なんとかなります。
ですが、書類選考となるとブランク期間を文字で伝えなくてはいけません。
実際多くの方がブランク(空白)期間が出来てしまった結果、書類選考で落ちています。
その実際の声を以下から少しだけ紹介します。
ブランク増えるとますます書類選考落ちる
ブランクあったら書類選考も通らない
就活
— 青柳 笑(水エンド番外編) (@emi_tsuya) October 5, 2022
書類選考さえ通らない(笑)
ブランクが長過ぎるよね😅私が採用担当でもそう思うわ。しかも実務経験年数も短いし…でもあの会社をあのタイミング辞めたことは全く後悔してない!
次々行ってみよー!
空白期間をどうすればいいのかわからない
このように多くの方がブランク(空白)期間があるが故に、書類選考で苦労しています。
ブランク(空白)期間の書類選考対策【自己PR欄に記載?添え状を送る?】
ブランク期間の書類選考対策として思いつくのが、履歴書の自己PR欄などにブランク期間が発生してしまった経緯を記載する方法です。
しかし、実際に書いてみると分かりますが、文字にしてしまうと言い訳感が強くなります。
添え状も同様で、文字でつらつらとブランク期間の経緯を書いても効果的ではありません。
もしも、
ブランク期間があって書類選考がどうしても通らない…。
という方は書類選考の無い就職Shop
もしも、職務経歴書の書き方がいまいち分からない方は以下の記事を参考にしてみてください。
特に、短い職歴が多い方は参考になるはずです。
>> 職務経歴書がめんどくさい!【短い職歴が多い人の書き方】
ブランク(空白)期間何もしてない方の面接対策
ブランク期間に何もしてない方は面接でなにを答えようか迷うはずです。
以下の理由であればブランク期間に何もしていない方でも面接で答えることが可能です。
- 資格取得もしくは勉強をしていた
- 旅行などに行きリフレッシュしていた
- 1年のブランクで何もしてない方の面接対策
- 介護関連の答え
本記事では4つほど紹介しますが、最後の1つはそこまでおすすめしません。
順に解説します。
資格取得もしくは勉強をしていた
この答え方は、ブランク期間に何もしていなかった方の王道かなと思います。
「〇〇という資格取得を目指してました!」と面接で答えることで、資格を取っていなくても勉強はしていたということになります。
この答え方の注意としては、その企業に関係のある資格取得を目指していたと答えなければ意味がないということです。
例えば、エンジニア職の面接で
簿記2級の資格取得の為ブランクが空いてしまいました!
と答えても意味がありません。
さらに、もう一つの注意点が、企業側は”資格が取れなくてもブランクが空くほど勉強したのであればその分野の知識が身に付いているだろう”と考える可能性があることです。
もしも、企業側がこの考えを基準に採用とした場合、本当は知識が0なので入社してから辛い思いをする可能性が高いです。
資格取得もしくは勉強をしていたと答える際にはこれらの注意が必要です。
旅行などに行きリフレッシュしていた
ブランク期間の面接での答え方で、旅行などに行きリフレッシュしていたといった答えは有効です。
例えば、「趣味に没頭してリフレッシュしていた」や「読めていなかった本を読んでリフレッシュしていた」という答えもおすすめです。
それって何もしてなかったと同じじゃない?
確かに生産的な行動はしていないので、捉え方によっては何もしてなかったと同じかもしれません。
ですが、このように正直に答えることで内定を貰う事は可能です。
採用後のことを考えて嘘をつくのが面倒な方は、正直に言ったほうが楽です。
1年のブランクで何もしてない方の面接対策
1年のブランクで何もしてない方の面接対策としては「その1年間に具体的なことは何もしなかった」ということを誠実に伝えましょう。
その為、何もしてないのも関わらず
- 「語学の習得をしていました」
- 「資格などの勉強をしていた」
- 「ボランティア活動を行っていた」
などを答えるのはNGです。
先ほども解説しましたが、例えば「資格などの勉強をしていた」と答えた際には、文字通り1年間その資格について勉強していたことになります。
1年間もひとつの物事に集中していれば、資格が取れなかったとしても、一定以上の知識やスキルが身に付いていると企業の採用担当者は勘違いします。
この勘違いで内定がもらえたとしても、1番困るのはあなたです。
ただし「1年間具体的なことは何もしなかった」と伝えるだけではなく、その期間で自分が何を感じ、何を考えたのかをしっかりと伝えることが重要です。
例えば、
- 「仕事に対する考え方が変わった」
- 「新しい職種に挑戦したいという意欲が湧いた」
- 「家庭とのバランスの大切さを実感した」
など、ブランク期間に何を感じ、今後どうしていきたいのかを明確にすることで、面接官に対してもポジティブなイメージを与えることができます。
企業の中には【人物重視】の採用を行っています。
経歴やスキルよりも、その人の考え方や人柄、将来性を重要視する企業は少なくありません。
1年のブランクで何もしてない方も、転職を諦めてしまうのはもったいないです。
さらに、ブランク期間を偽るのではなく、自分自身の成長や変化・これからの意欲に繋げる形でプレゼンテーションすることが成功への鍵です。
介護関連でブランク期間を答える
「ブランク(空白)期間は祖父や祖母の介護ありました」と面接で答える方法です。
こういった答えをするのは自由ですが、おすすめはしません。
なぜなら、その後の面接の質問や採用後を考えると面倒だからです。
ブランク期間の原因を介護関連だったと答えると、その後の介護の必要性などが聞かれます。
もう〇〇さんが介護をしなくていいんですか?
今後は誰が介護をするんですか?
など、事前に想定しておく質問が多いです。
さらに、採用になった後、何かの場面で面接で言った介護の話題が出るかもしれません。
これらを想像すると個人的には面倒だなと思ってしまいますが、一応紹介しました。
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ブランク(空白)期間何もしていない方の面接でNGな答え
ブランク(空白)期間何もしていない方の面接でNGな答えを紹介します。
しかし、絶対にNGという訳ではない答えもあるので、自身の働きたい職種などによって使い分けたほうがいいです
フリーランスの類
ブランク期間の面接の答えとして、フリーランスの類を答えるのはNGです。
例えば、面接にて「ブランク(空白)期間は、クラウドソーシングサイトなどでフリーランスとして力を入れていました」と答えた場合。
加えて、収入を得ていたのであれば、採用後の年末調整などでいくら稼いだのかを伝える必要が出てきます。
収入を得ていなかったとしても、どのような案件をしたのか面接で具体的に答える必要もあります。
このフリーランスの類の理由は、その後の質問想定も難しいので意外と大変な理由です。
この答えなら、ブランク期間は何もしていないと答えたほうがマシかもしれません。
ブランク(空白)期間に遊んでいた(ゲーム・漫画・映画・TV)
そりゃあ遊んでいたはダメでしょ。
と思いますよね。
例えば、営業職志望にも関わらず「ブランク期間はゲームをして過ごしてました」はNGです。
福祉の仕事を志望しているのに「ブランク期間は漫画を読んで遊んでました」なども避けたほうが無難です。
しかし、この”遊んでました”という答えは絶対にNGという訳ではありません。
受ける企業によっては、内定に繋がる可能性があります。
その例が下記です。
遊びがNGではない例
- ゲーム会社の面接で「ブランク期間はゲームをしていた」と答える
- 漫画編集の面接で「ブランク期間は漫画を読んでいた」と答える
- テレビ局のADの面接で「ブランク期間はテレビを見ていた」と答える
上記のように、その遊びに関連する企業を受けた場合は必ずしもNGではありません。
ブランク(空白)期間は転職が長引いた結果
「転職活動が長引いた結果、ブランク(空白)期間が出来てしまいました」と正直に答えようという方がいるかもしれません。
正直に答えるのは決して間違っていません。
ですが、このように答えるのはあまりおすすめしません。
なぜなら「御社を受けるまでの間、私は何社も落ちてきました!」と言っていることになるからです。
何社も落ちているということは、以下のような印象を企業に抱かれる可能性があります。
- 他社では需要がなかった
- 他社からは魅力的に見えなかった
さらに、採用担当者の中には
転職活動でこんなにブランク期間が長引くという事は、何か欠点などが多いんだろうな。
と思われてしまう場合もあります。
他社からも需要がある人材というのは、自然とその人が魅力的に見えたりします。
その為、どの企業も欲しがっていないという事実は、内定獲得の確率を下げてしまいます。
転職活動中で内定がなかなか貰えない方は下記記事を覗いてみてください。
どこにも受からないのはそこまで不思議なことではないです。
>> 転職でどこにも受からない3つの原因【100人中96人が不採用】
半年のブランク期間何もしてない私が実際に行なった面接対策
これまでの解説を見ていて、
ブランク(空白)期間は嘘を付くしかないけど、どれにしよ。
と思った方。
先ほど解説した「リフレッシュも兼ねて旅行に行っていました」が1番おすすめです。
転職期間が長引きブランク(空白)期間が発生
経歴
私の経歴は以下です。
新卒で入社した会社を3ヶ月で退職
↓
フリーター
↓
2社目の正社員を11ヶ月で退職
↓
約半年の空白期間
↓
(契約社員を2週間で退職)
↓
現在3社目の正社員
このように転職をしていた中で、半年ほどのブランク(空白)期間が発生しました。
このブランク期間では転職活動をしながら、本当に旅行ばかり行っていました。(数年前なので普通に旅行に行けました)
4ヶ月ほどブランク(空白)期間が伸びると「今の期間はなにをしているの?」と面接で聞かれるようになりました。
転職活動を行なっているので、他になにか行なっていることはありません。
と答えていましたが、なかなか内定は貰えませんでした。
悩んだ挙句、正直に伝えてみた結果
悩んだ挙句、正直にブランク(空白)期間は旅行に行っていたことを伝えてみようと思いました。
実際に伝えた時は社長面接でしたが「羨ましいなぁ。俺も旅行行きたいなぁ。」と社長は笑っていて、結果的に内定を貰えました。
私の場合は実際に旅行に行っていましたが、旅行に行っていない方でもこれは利用出来ます。
なぜなら「旅行に行っていました!」の答えには、矛盾が発生しないからです。
旅行の地域を仮に設定して、名産品を食べたことにすれば良いだけなのでおすすめでした。
以下では最終面接での実体験と具体的な対策を解説しています。
興味のある方は参考にしてみてください。
>> 実際に最終面接でされた質問と具体的な対策【企業の弱みを探す理由】
ブランク(空白)期間は堂々と答えて大丈夫です
空白期間は堂々と答えてOKです。
申し訳なさそうにする答える必要もありません。
別のサイトでは、
『空白期間が出来てしまったことを反省している意思を伝えよう!』
という意見がありますが、反省をする必要はありません。
見ず知らずの面接官に反省する意味がわからないので、そこまでする必要はありません。
ブランク(空白)期間は面接で堂々と答えても、内定が貰えます。
おすすめの転職サイト・エージェント
- リブズ(転職サイト)
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30代以上も使える転職エージェント。転職活動全般のサポートをしてくれます。(無料)
ブランク(空白)期間に何もしてない方の面接対策【半年や1年なら問題なし】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- ブランク(空白)期間何もしてないけど転職出来る?
- ブランク(空白)期間がある方の最大の難関は書類選考
- ブランク(空白)期間何もしてない方の面接対策
- ブランク(空白)期間何もしてない方のNGな面接の答え
- 半年のブランク期間何もしなかった私の面接対策
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブランク(空白)期間があっても、面接の答え方次第で内定は貰えます。
しかし、転職成功の為には面接対策が必須です。
次の記事はブランクがある方でも使える転職エージェントや転職サイトです。
まだ使ったことのない転職エージェントなどは積極的に使ったほうが転職が決まりやすいです。
>> 20代におすすめの転職サイト・エージェント【若者に特化】
>> 30代におすすめの転職サイト・エージェント【未経験OKの求人有り】
【関連記事】
>> 転職の最終面接で落ちたのがショック…【実際の声や理由】